2018年08月28日
ペドロ・マヌエル・レオン インタビュー マヤベケの新星外野手20歳
ペドロ・マヌエル・レオン
JIT、2018年8月28日、Duanys Hernández Torres記者
キューバ野球におけるもっとも才能ある選手の一人がマヤベケのペドロ・マヌエル・レオン外野手である。20歳で、中堅の守備を見事にこなす。
塁上では俊足で、そのパワーは一塁打者に求められる以上のものを持っている。試合に投入するそのエネルギーは絶大で、自身のチームを象徴するシンボルのように、ハリケーンの強さを思わせる。
本紙は彼の短いキャリアの詳細を知りたかった。
「父は野球をやっていた。全国レベルには達せなかったが、息子がキューバリーグに入る可能性を夢見ていた。私ととても熱心に取り組み、3歳のときからバットを与えてくれた。」
「5歳のときに父を主なコーチとして、キビカン地域で野球を始めた。そのときから父は私の成長のためにすべてをおこなうよう後押ししてくれた。私の達成は父のおかげだ」、と彼は誇らしく語った。
- ジュニアカテゴリでのキャリアはどのようなものでしたか。
私は全カテゴリの国内大会で旧ハバナ県のチームにいた。U15のキューバ代表チームに選ばれ、2年間はユースの代表チームにいた。
- 確かにあなたは2年間、あなたの世代のなかでユースのキューバ代表に選ばれた5選手の一人でした。それらの代表チームで得られた経験はなんでしたか。
その代表に選ばれるという恩恵は多くのことをもたらしてくれた。チームとして、また個人として、激しいトレーニングをおこなった。はじめ2015年の世界大会に出場し、続けてパンアメリカン大会に参加した。それらの代表チームでの経験は、キューバリーグでしっかりやるための多くの道具を私に与えてくれた。
- 第57期でデビューしすぐれた数字を残しましたが、補強選手には選ばれませんでしたね....
マヤベケはチーム内で私をとてもよく受け入れてくれた。多くの経験を持った選手たちがいて、それを私に伝えてくれている。それが私の自信になり、結果につながった。6本塁打、25打点、打率は.333だった。補強選手に選ばれなかったことは理解している。私は新人で、多くの人にとって無名の存在だった。今年はわがチームの二次ラウンド進出を目指し、もしそれがかなわなければ他チームで補強に選ばれるよう、改善を続けていくつもりだ。
- 昨年パナマで開催されたU23パンアメリカン選手権ではなぜ不調だったんでしょうか。
キューバではアリエル・ペスターノとルイス・ウラシアの両先生としっかりトレーニングをおこなったが、大会ではとても不安になり、少し落ち込んだ。もっといいパフォーマンスができるとはわかっていたが、自分の実力を発揮できなかった。
- 今季の目標は?
私はチームのラインナップで大きな重要性を占めている。私は一番打者で、一塁に出て、バッテリーの隙をついて盗塁する必要がある。私はこれまで目標をえがいてきたが、少しずつ成し遂げている。
- 昨季は6本塁打でしたが、今季はすでに3本打っている。パワーと走塁スピードをどう結びつけていますか。
私にはしっかりしたパワーがあるが、走者としてのスピードもある。だから一番打者に起用されている。小さいときから、盗塁に取り組んでいる。観察は効果をあげるのに不可欠だ。ちょうどよいタイミングを見計らうよう努め、その面を改善することが、チーム内での私の役割において重要だ。
- キューバ代表チームは?
それはすべての野球選手にとっての夢だ。すぐれた外野手陣がいることはわかっているが、そこに加われるようにしっかり準備している。私の最大の抱負だ。
Pedro Manuel León: La intensidad de un huracán
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=77880
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