2018年10月04日
リーグを活気づける復帰選手の活躍 マイケル・フォルシュ、マイケル・カセレス、ダヤン・ガルシアら
ダヤン・ガルシア
JIT、2018年10月4日、Duanys Hernández Torres記者
キューバ野球リーグから数年間離れたあと、戻ってきた選手たちがいる。その多くの場合、それぞれのチームに大きく貢献している。
中でももっとも成功した復帰選手の一人が、シエゴ・デ・アビラの投手マイケル・フォルシュである。このフロレンシアの左腕は、実戦から6シーズン離れたあと、今季チームに戻った。ブラディミール・ガルシア、ダチェル・ドゥケンス、ヤンデル・ゲバラとともに、ティグレスの豪華な先発陣の一人となっている。
第一回WBC準優勝メンバーのフォルシュは今季ここまでとてもすぐれた数字を残している。4勝2敗、防御率3.14、相手打線を.271に抑えている。プレーオフに向けたシエゴ・デ・アビラのキーとなる選手であろう。38歳のいま、もう一度キューバ代表のユニフォームを着ることを目指している。達成できるだろうか。
オルギンのマイケル・カセレスの貢献は、カチューロスの一番打者として不可欠なものになっている。彼の打撃率(打率/出塁率/長打率)は.424/.479/.703と驚異的である。さらに二塁打19本はトップを走っている。ユニオル・パウミエル、マルノルキ・アギアル、ヘイディ・ソレルとともに、打線の大きな核となる選手の一人となっている。
カセレスは、守備では、外野と、主に二塁のポジションで、レベルの高いユーティリティーとしての技術を見せている。喫した失策は4つだけである。ノエルビス・ロドリゲス率いるチームの中心選手として位置づけられている。
とりわけ所属チームの大きな力となっているもう一人の復帰選手がダヤン・ガルシアである。この二塁手はアルテミサのチームトップの37打点をあげている。
ホルヘ・エンリケ・アロマーやラサロ・エルナンデスをひじょうにうまく「抑えて」、主に5番打者として起用されている。打率.362、出塁率.414、長打率.513というすばらしい打撃成績を残している。ダヤンは、ダニー・バルデスピーノ率いるチームの打線の主軸となっている。
インドゥストゥリアレスの投手陣スタッフにとって最良のニュースのひとつが、エクトル・ポンセの復帰だった。ここ最近の登板では不安定さを見せてはいるが、ここまでチームトップの7セーブをあげている。さらに登板数18試合もチームトップであり、レイ・ビセンテ・アングラーダ監督の彼に対する信頼を示している。
第52期キューバリーグで準優勝した偉大なシエンフエゴスのメンバーであるパベル・ケサダも復帰選手の一人である。しかしこのシエンフエゴスの三塁手は、打率.284と、その質から期待される数字には達していない。とはいえ、二塁打9本、本塁打6本と、チームトップの長打数を放っている。
もし他のリーグのようにカムバック賞があるとしたら、今季はフォルシュ、カセレス、ダヤンが激しく争うところだろう。
彼らの成績を総合的に判断すると、私の一票は、オルギンのカセレスに投じたい。とはいえ、もっとも超越的なものは、われわれのグラウンドに輝きをもたらすこれらすべての復帰なのである。
*今季数字は2018年10月3日時点
ビジャ・クララ対アルテミサ(2018年10月2日)ダヤン・ガルシア5打数4安打3打点の活躍
Exitosos regresos al béisbol nacional
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=89083
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