2018年08月30日
ソフトバンクの中南米スカウト キューバ選手とのさらなる契約の意思を表明
萩原健太スカウト、キューバ選手をチェック中
Radio Guamá、2018年8月30日、Ernesto Amaya Esquivel記者
ソフトバンク・ホークスは日本野球史上もっとも成功したチームのひとつである。これまでパシフィック・リーグを15回、日本シリーズを5回制し、合計20回の王座に輝いている。もっとも直近の優勝は、アルフレド・デスパイネとリバン・モイネロのキューバ選手が大きな活躍を見せた昨シーズンである。
チームの首脳陣は、国内で不足している長距離打者を海外選手との契約で補うために、世界中の若い選手たちを探し続けている。
ここ数日、同チームのアメリカ大陸担当の3人のスカウトの1人、萩原健太がキューバに滞在している。彼はキューバのもっともすぐれた有望選手たちを日本に連れて行く仕事を任されてやって来た。
「スカウトという仕事は複雑で、同時にとても重要な任務だ。われわれスカウトは世界中で活動する。たとえば私はドミニカ共和国で生活しながら、メキシコ、プエルト・リコ、キューバもチェックする。私は数週間は米国にいたが、向こうでは2人の同僚が活動している。実際われわれ3人はアメリカ大陸全体をフォローしているんだ」
「すでにわれわれはアルフレド・デスパイネ、リバン・モイネロ、オスカル・ルイス・コラース、ユリスベル・グラシアルと契約した。ここまでチームは彼らに満足している。昨季は王者になったし、今季もここまで2位につけている。われわれにはキューバ選手との契約を続ける意思がある。」
「日本に不足しているパワーヒッターと、大型でスピードのある投手を探している。今季はすでにシーズンが進行しており、いますぐ必要というわけじゃない。来季に向けた契約をおこなうためにキューバリーグをチェックしながらキューバにいるんだ。」
「重い球を投げる若い選手たちが5人くらいいて、U23リーグからずっとチェックしている。そのうちの1人はカマグエイのヤリエル・ロドリゲスで、90マイルを楽に超えている。ビジャ・クララにはコンディションのよい投手が何人かいるし、打者で印象的だったのはギジェルモ・アビレースだ。」
- 今季のホークスはどんな感じですか。
「現在のところ2位につけているが、今年は怪我にとてもなかされていて、中心選手が離脱している。その中には膝に問題を抱えたデスパイネもいる。しかし優勝しなければならない。それがわれわれの最大の目標だ。」
- リバン・モイネロの働きには満足してますか。
「彼は昨季ひじょうによく働いて、優勝にとても貢献した。現在はすこし疲れた状態にあって、スタートはよかったが、そのあと少し落ちて、ローテーションから少し外れた時期があった。少し休養を取ればまた輝くだろうと私は確信している。われわれは彼を信用しているし、まだ22歳と若い。われわれとともに進んでくれることを期待している。われわれには彼の力が必要なんだ。」
萩原健太、カピタン・サン・ルイス球場でカマグエイのヨシマル・コウシンの投球をスピードガンで測定
Kenta Hagiwara: “Nuestra intención es seguir contratando peloteros cubanos”
http://www.rguama.icrt.cu/kenta-hagiwara-nuestra-intencion-es-seguir-contratando-peloteros-cubanos/
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