2018年07月16日
フレデリク・セペダ 3度目の中米カリブ選手権制覇を目指す男
フレデリク・セペダ
Radio Habana Cuba、2018年7月16日、Rodolfo Durán記者
フレデリク・セペダ外野手は、コロンビア・バランキージャでの中米カリブ選手権のキューバ代表チームのメンバーのなかで、2006年の同国コロンビア・カルタヘナ大会にも出場していた唯一の選手である。
この38歳のベテラン選手は、その12年前、レイ・ビセンテ・アングラーダ率いるキューバ代表チームのメンバーとして、第21回大会の野球トーナメントを7戦無敗で全勝優勝した。
2004アテネ五輪優勝、2008年北京五輪準優勝、2006年第一回WBC準優勝のセペダは、2014年ベラクルース大会にも出場した。今回のバランキージャ大会で、中米カリブ選手権三度目の制覇が期待される。
セペダは、2006年の大会初出場時には、全7試合に出場し、チームのなかで2番目に高い打率を残した。彼を上回ったのはベテラン一塁手のアレクサンデル・マジェタで、.433だった。
セペダは25打数10安打の打率.400、二塁打3本、本塁打3本、8打点、6得点をあげた。
2014年ベラクルース大会では、ビクトル・メサの指揮のもと、キューバ代表の5試合でレギュラー出場し、17打数6安打の打率.353、二塁打2本、本塁打2本、4打点、5得点だった。
合計すると、キューバ唯一の両手打ち打者であるセペダの、中米カリブ選手権大会通算成績は、42打数16安打、打率.381、二塁打5本、本塁打5本、12打点、11得点となる。
2018年バランキージャ大会で優勝すれば、セペダは、史上もっとも歴史ある同大会で3回王者になった7人のキューバ野球選手に並ぶことになるが、プエルト・リコのマヤグエス大会(2010年)にキューバが参加しなかったことは、セペダには不利に作用したといえる。
2010年大会に出場して金メダルをとっていれば、セペダは今回バランキージャで自身4回目の王座を目指すことができたわけだが、この4度の王座というのは、アントニオ・パチェコ、オレステス・キンデラン、オマール・リナレスの3選手しか実現していない。彼らは、1986年から1998年まで連覇を果たした。
フレデリク・セペダ
Frederich Cepeda, el veterano de Cartagena de Indias 2006
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/166966-frederich-cepeda-el-veterano-de-cartagena-de-indias-2006
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