2018年06月27日
ヘルマン・メサ 後継者の育成に意欲
ヘルマン・メサ
Radio Rebelde、2018年6月27日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
ハーレムベースボールウイークに出場するキューバ代表チームの内野コーチのひとりに、元インドゥストゥリアレスの遊撃手ヘルマン・メサがいる。全国委員会のレオナルド・ゴイレ技術長から召集された。
「このチームに加わった動機は、われわれキューバの野球をより良くしようという意図からだ。ゴイレから電話があって、オランダに行く選手たち、特に内野手のトレーニングを手伝うよう言われたんだ。」、とメサは二塁付近で鮮やかなグローブ捌きを見せながら言った。
ヘルマンは、チームの選手たちは大きな技術的弱点は持っていない、と述べた。さらに、才能ある選手たちだが、モチベーションを必要としていて、いま少しずつ改善が見られる、と語った。
現役時代の同僚二塁手フアン・パディージャとの見事なコンビネーションでも知られたヘルマンは、ハーレム大会でキューバの正遊撃手になるであろうホルヘ・E・アロマーを賞賛した。「彼はそれほど若くはないが、条件を満たしている。キューバでは30歳の人間をベテランと呼ぶ悪い習慣があるが、実際にはその年齢からスポーツ的熟練の習得が始まるんだ。アロマーには経験があり、安定したプレーをする。今回のチームは彼にとってすばらしいものになるだろう。彼の守備は悪くないし、打撃で点を取れる。代表にいるのは彼がそれを勝ち取ったからだ。」
「エル・イマーン」(ヘルマンの異名。磁石の意)は、現在インドゥストゥリアレスの遊撃手にすぐれた人材がいないことを認めた。「そのことを心配するよりも、私は、その責務を負う人材となりうる選手を探すことに専念すべきだと思う。後継者と期待された選手たちが別の道を歩むことを選んだという経緯をわれわれは知っている。探し続けなければならない。留まることはできない。前進を続けることが必要だ。」、とニカラグア野球を率いたこともあるヘルマンは語った。
ビクトル・フィゲロア率いる今回の代表チームは7月初旬に中米カリブ選手権バランキージャ大会に出場する代表チームとの強化試合を5試合ほどおこなう。ハーレムベースボールウイークは7月13日から22日にかけて開催される。同大会史上を通じてキューバは活躍を続けてきている。
ヘルマン・メサ
Germán Mesa: Más que preocuparme debo ocuparme
http://www.radiorebelde.cu/noticia/german-mesa-mas-preocuparme-debo-ocuparme-20180627/
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