2018年03月26日
キューバ野球特別リーグ1週目総括 フレデリク・セペダ 打撃陣を牽引 投手陣と守備陣は弱点を露呈
フレデリク・セペダ
Radio Sancti Spíritus、2018年3月26日、Joaquín Gómez Serra記者
コロンビア・バランキージャでの中米カリブ選手権に向けたキューバ野球のトレーニングとして実施されている特別シリーズは、ここまで中軍が3勝0敗でリードしているが、その中軍の主軸サンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダは、打撃成績5部門で首位に立っている。
中米カリブ選手権のキューバ代表候補選抜のための三つ巴戦で、東軍や西軍を抑え首位を走る中軍の重要なキーマンとなっているセペダは、本塁打(2本)、塁打(11塁打)、打点(8打点)、打数(12打数)、の各部門で単独トップに立っており、敬遠四球数でも同じサンクティ・スピリトゥスのオルランド・アセベイと並んでトップである。
この傑出した外野手は、打席数と安打数で2位、得点(4点)と長打率(.917)で3位、打率(12打数5安打 .417)で5位につけている。
この特別シリーズには6人のサンクティ・スピリトゥスの選手が出場している。そのなかでは、オルランド・アセベイも4打数3安打.750と好調で、ユニエル・メンドーサは6打数2安打.333、ユニオル・イバラ捕手は3打数無安打である。
一方、右腕ペドロ・アルバレスは東軍との二戦目で3回1/3を投げ、11人の打者を相手に2安打1自責点と好投し、勝利の立役者のひとりとなった。
その二戦目に先発したのもサンクティ・スピリトゥスのヨエン・ソカラスだったが、4回2/3を投げ、8安打3四球4失点と西軍打線に滅多打ちにされた。
リーグ全体の平均打率は.303で、チーム別では中軍がトップで.381、安打数もトップの43本で、長打は12本、うち二塁打7本、本塁打5本を放っている。
ここまで中軍が得点した35点のうち、フレデリク・セペダとアニバル・メディーナの二人で15打点をあげている。
シリーズここまでで、投手陣と守備陣の弱点が明らかになっている。リーグ全体の防御率は6.75というひどい数字で、四球数はわずか3試合で44個である。
守備は、今シリーズのもうひとつのアキレス腱となっており、235機会中15失策で守備率.936である。東軍が最も悪く守備率.886、中軍は.934、西軍は最も良く、失策数わずか3で守備率.963となっている。
Frederich Cepeda no se cansa de batear
http://www.radiosanctispiritus.cu/es/2018/03/frederich-cepeda-no-se-cansa-de-batear/
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