2018年03月25日
ラファエル・ビニャーレス MVP受賞インタビュー 来季はリーグ制覇を目指す
ラファエル・ビニャーレス
Tiempo21、2018年3月25日、 Adialim López Morales記者
昨季キューバ野球リーグ準優勝チームのラス・トゥナスの選手たちは、その成績や結果にも関わらず、ニカラグアやメキシカンプロリーグのチームとの対抗戦のような国際大会でのキューバ代表には選ばれなかった。
第57期キューバ野球リーグのMVPにラス・トゥナスの一塁手ラファエル・ビニャーレスが選ばれたと知ったとき、私は、これらの国際大会での彼の不在と、いつだったか彼が私に「まるで誰もわれわれを見ていないかのようだ」と言ったときの表情を思い起こしていた。
MVP受賞のニュースを聞いて私は彼に直接コンタクトをとり、彼の自宅で、受賞に喜ぶコメントを聞いた。
「キューバにいるこんなに多くの才能ある選手たちの中から選ばれたことに本当にとても満足している。どんな選手でもキャリアの中で少なくとも一度は欲しいと思っている功績だ。」
「テレビでの発表は見れなくて、仲間たちがニュースを教えてくれた。聞いたときはとんでもなくうれしかった。そのときあらゆることを考えたよ。家族のこと、ここまでたどりつかせてくれた人たち皆のことを。なんと言っていいかわからない。ものすごくうれしい。」
「これはとても大きな一歩だ。私がキューバ野球の中に自分の名を残すために戦い続ける力を倍にしてくれると思う。」
- カリビアン・シリーズのあと、ニカラグアとの対抗戦での代表チームにラス・トゥナスの選手がいないことについて話しましたね。今回、もっともすぐれた選手として、あなたや、首位打者のジョンソン、新人王のアンヘル・サンチェス投手(3人ともラス・トゥナスの選手)が選ばれました。代表選考はラス・トゥナスの選手たちにとって不公平だったと思いますか。個人的にどう受け止めていますか。
「もちろん不公平だ。個人的に満足していない。私はカリビアンシリーズには行ったが、ほとんど出場の機会はなかった。ある程度の事情は理解してる。王者グランマとしてのチームだったし、そこにはグランマのレギュラーの偉大なギジェルモ・アビレースがいた。でも私は1度しか起用されなかったし、公平とは思わなかった。」
「その起用された試合で私はあまり活躍できず、次のチャンスはついにこなかった。何度も私はまたプレーするチャンスを与えてもらえるだろうと思ったが、しかしそうじゃなかった。」
「ニカラグアとの対抗戦が決まったとき、私は自分のことよりも、チームの仲間のことも考えた。彼らはすぐれたシーズンを送ってきたし、多くの選手が選ばれるにふさわしい活躍をしたと私は思っている。」
「トレーニングをしている選手もいたんだ。私たちのうち何人かは選ばれるだろうと言われていたから、若手選手たちは少しもモチベーションを落とさなかった。選ばれるにふさわしい活躍をしたとわかっていたし、それを期待していたんだ。」
「これはわれわれにとっていい経験になった。来季は全力を尽くして王者を目指さなければならないとわかった。そうしなければ、この国の選手にとって最大の目標であるキューバ代表チームに選ばれるのはとても難しくなる。」
- いまラファエル・ビニャーレスは何をしていますか。
「少し前にメキシコチームとの対抗戦から戻って、すでに県シリーズに参加して、マナティーのチームを手助けしているよ。私の成長を見守ってくれた我が生まれ故郷の小さな町へのサポートだ。」
「先週の日曜日には彼らと首位チームとの試合に出場したよ。彼らは予選勝ちあがりに向けて厳しい戦いをしているからね。」
改めて私は思う。数字は多くのことを物語る。ラファエル・ビニャーレスの価値は、第57期キューバ野球リーグを回想するとき忘れ難い。
グランマとのプレーオフでの本塁打
La valía de Rafael Viñales
http://www.tiempo21.cu/2018/03/25/la-valia-de-rafael-vinales/
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