2018年02月08日
キューバ代表 決勝進出ならず ドミニカ共和国に敗れる カリビアン・シリーズ準決勝
フレデリク・セペダ、本塁打を放つ
2018-02-08 06:36:41 / web@radiorebelde.icrt.cu / Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato
ロス・チャーロス・デ・ハリスコ球場で開催されている野球のカリビアン・シリーズの準決勝で、ドミニカ共和国代表のラス・アギラス・シバエニャスがキューバのグランマ・チームに7対4で勝利した。
ラス・アギラスは初回に無死満塁としたが、キューバの先発ラサロ・ブランコは、そのあとの4番・5番・6番打者を三者連続三振に切ってとった。
その初回の裏、キューバも得点機を迎えたが、ドミニカの先発ユニエスキ・マヤは3番打者ユリスベル・グラシアルを三振、アルフレド・デスパイネを併殺打に抑えた。
一次ラウンド1位通過のキューバは2回に、3安打、1二塁打、1三塁打、1四球で3点をあげ、相手先発マヤをKOした。近年の国際大会におけるもっともすぐれたキューバ人選手であるフレデリク・セペダは、一塁走者にギジェルモ・アビレースを置いて、外野右翼に三塁打を放ち先制点をあげ、自身も相手外野右翼手の三塁への送球失策で本塁に還った。三点目はラウル・ゴンサレスがあげた。
マヤは1回1/3を投げ、3失点、1四球、1三振だった。
ラサロ・ブランコはその後順調だったが、6回に2死三塁で6番打者ロニー・ロドリゲスに本塁打を打たれ降板した。ブランコは106球のうち61球がストライクで、最高92マイルのスピードを記録。5回2/3回を投げ、2失点、5安打、5三振、2四球だった。
救援のミゲル・ラエラは1死をとっただけで、9番打者のジェフリ・ペレスに中堅への安打を打たれ、アビアタル・アベリノには四球を与えた。ラエラに代わり早い段階で登板したライデル・マルティネスは、グスタボ・ヌニェスの犠打の処理で一塁に悪送球する痛いミスを犯した。マルティ監督は3番打者のジュニア・レイクを敬遠し、4番のエドウィン・エスピナルと勝負する指示を出したが、エスピナルはその作戦を打ち破り、中堅へ長打を放ち、2点をあげた。
ドミニカ共和国チームは8回にもさらに2点を追加し、勝利とトーナメント決勝戦進出を確実にした。
フレデリク・セペダは8回に左翼へ本塁打を放ち、3点差とした。セペダはこの試合3打数3安打でチーム最高の成績をあげた。
勝ち投手はラモン・ラミレス、負け投手はミゲル・ラエラ、セーブはジョシュ・ジュディ。
ドミニカ共和国はこれまで同大会最多の19回優勝を誇り、現チームのアギラスにとっては今回5回目の制覇を目指す。もっとも最近の優勝は2007年のプエルト・リコ、カロリーナ大会である。
決勝相手のクリオージョス・デ・カグアスは二連覇を目指す。同大会二連覇は、1998年のアギラス以降達成されていない。
セペダ、2回の三塁打
セペダ、8回の本塁打
試合フル動画(キューバTV)
Serie del Caribe: Alazanes se pierden la final caribeña
http://www.radiorebelde.cu/noticia/dominicana-derrota-cuba-semifinal-serie-caribe-2018-20180208/
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