2018年01月27日
カリビアン・シリーズ代表選考基準に物申す ティエンポ21紙
Tiempo21、2018年1月27日、Tiempo21編集部
ニュース・サイトCubaSiが2018年1月25日午前9時28分に次の記事を掲載した。「2月2日から8日にかけて開催されるカリビアン・シリーズに向けて7選手がラティーノアメリカーノ球場でトレーニングを行う。彼らはリーグ王者になるグランマかラス・トゥナスの補強となる」
記事にはこうある。「ラジオ・ハバナ・クーバによると、この7選手のなかには、リバン・モイネロ(ソフトバンク・ホークスで今季日本リーグ王者)、ミゲル・ラエラ、ヨアンニ・ジェラの各投手と、フランク・カミロ・モレホン捕手が含まれている」
「7選手の残りは、ユリスベル・グラシアルとフアン・カルロス・トリエンテの両内野手、フレデリク・セペダ外野手である。セペダは、キューバが同大会に55年ぶりに復帰したあと王座を奪還した2015年サン・フアン大会のMVPである」
私は、スポーツファン特に野球が好きな者として、キューバ野球連盟のとる決定が理解できないことがたびたびある。
このような決定は多くの場合、才能ある若者の国外流出や、一年中リーグでしのぎを削ってきた選手のモチベーション低下を招くものである。カリビアン・シリーズにはリーグ王者チームが行くべきであり、補強選手は投手陣のみにすべきである。
現在決勝に進んだ両チームを分析すると、ラス・トゥナスもグランマもすぐれた二塁手パウミエルとベニテスがおり、控えめに考えても、トリエンテを必要とする理由が私にはまったくわからない。捕手でいうと、グランマにはユレクシス・ラ・ローサ、ラス・トゥナスにはヨスバニ・アラルコンとビニャーレスがいる(モレホンは何のため?あああフランクはインドゥストゥリアレスだ)
三塁:グランマにはラウル・ゴンサーレスとセデーニョが、ラス・トゥナスにはアラルコンとパウミエル(ユーティリティーとして)がすでにいる(グラシアルはマタンサスが王者になったときに行くべきだ)
セペダについては外野手ではなく指名打者になるだろう。そのためラス・トゥナスにはダネル、グランマにはデスパイネがいる。
私はモイネロが、疲れているから起用しないようにと首脳陣に懇願したのなら、このチームで何をするのかわからない。メキシコに行くには疲れていないというのだろうか? 恥を知るべきだ。
ここで私は自問する。カリビアン・シリーズに行くべきなのは、リーグ王者チームだろうか、それともキューバ代表チームだろうか。
ラス・トゥナスもグランマも、カリビアン・シリーズで立派な役割を果たせるチームだ。この2チームが最終的に決勝戦にたどり着いたのはたまたまではない。カリビアン・シリーズ出場はリーグ王者に対するインセンティブであるべきだ。
¿Campeón o equipo Cuba a la Serie del Caribe?
http://www.tiempo21.cu/2018/01/27/campeon-equipo-cuba-la-serie-del-caribe/
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