2018年01月29日
立ち上がって戦え、ヨスバニ・アラルコン
ヨスバニ・アラルコン
Demajagua、2018年1月29日、ACN(Roger Aguilera記者)
数多くのファンがラス・トゥナスのキューバ野球リーグ準優勝のお祝いを楽しむ一方で、ヨスバニ・アラルコン捕手は同市のヘネラル・モンカダ通りにある自宅でおとなしくしている。
キューバニュース通信社(ACN)とのインタビューはあまり長引かなかった。ラス・トゥナスの主将にとって、第57期キューバ野球リーグ決勝戦第七戦最終回のプレーは、議論の余地がないからだ。
「単純に私のミスだ。唯一責任を負うべきは私だ。私はライデル・マルティネスに時間を割かせていたが、4球目にそのタイミングが変わった。それで私は二塁に走った。驚いた。」、とアラルコンは告白した。
母親と妻、そして生まれて数ヶ月の息子に囲まれたラス・トゥナスの主将は、そのプレーですべりこんだ際に骨折した中指と、右手の一部に副木をつけている。
絶えず近所の人たちや友人たちが訪ねてくる。準優勝のお祝いと、アラルコンに自尊心を持たせるためだ。そしてそれはある程度達成されている。
いまアラルコンは「水に流す」ということについて話し、ラス・トゥナスとの準優勝を誇りに思い、来季に向けて前を見つめている。
ラス・トゥナスの人びとが望んでいるのはまさに、アラルコンがひるまずに、その打力とダイナミズムと自信によってチームの最高打者として存在し続け、1月28日の夜グランマが二連覇を達成したときのことを過去のものにすることである。
そしてラス・トゥナスのある著名なボクサーについて考えること。彼は1980年代にリング外に去ったあと、伝説的スポーツ記者エリオ・メネンデスの書いた記事に反応したのだった。その記事のタイトルは「立ち上がって戦え、ホセ・ゴメス」。
Levántate y pelea, Yosvani Alarcón
http://lademajagua.cu/levantate-y-pelea-yosvani-alarcon-video/
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