2018年02月03日
ボリビアへのキューバ医療派遣団創設から12年
Radio Habana Cuba、2018年2月3日、Nuria Barbosa León記者
あらゆる人間の固有の権利としての生命と健康の保障を使命とするボリビアでのキューバ医療派遣団が組織されてから12年を迎えた。
団長のヨアンドラ・ムーロは、「2006年2月2日にボリビアへ第一陣の協力隊員が到着した。彼らはヘンリー・リーブ災害救助隊の一員だった」、と述べた。
この12年のあいだに、キューバ医療チームはボリビア国内で6700万人以上に診察をおこない、22万件を超える外科手術を実施した。
「オペレーション・ミラグロ」(奇跡作戦=視力回復手術のキャンペーン)については、60万件以上の眼科手術をおこない、そのうち5万9千件は白内障の治療だった。
一方、パンアメリカン保健機構(OPS)のカリーサ・エティエネ理事長は、「私の健康」プログラムに関わるボリビア人医師たちの仕事を評価した。彼らは国内各地域で一次医療をおこなっている。
エティエネ理事長は、全国各セクターの責任者たちとの会合において、各共同体地域、とくに先住民地域や僻地におけるボリビアの医師たちの仕事を賞賛した。
理事長は自身の体験として、ボリビアのアマゾン地域を訪れ、住民たちの生活レベルを改善するための「私の健康」の活動の努力を目撃したことを語った。
これらの医師たちは、各家庭全体の人生を変えうるサービスを提供するための医薬品や医療器具を抱えて長距離を歩く、と理事長は話した。
「私の健康」プログラムは2013年6月にはじまり、これまで2714人の医師が診療のために各家庭を訪問している。ボリビアの保健省のプレス・リリースが伝えている。
プレス・リリースによると、現在、このプロジェクトの担当医師は、ティプニス(先住民居住区)の密林やポトシー北部の乾燥地帯といった僻地を含む全国308都市にいる。
Cumple doce años de creada brigada médica cubana en Bolivia
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/154259-cumple-doce-anos-de-creada-brigada-medica-cubana-en-bolivia
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