2018年01月24日
グランマ 地元で初勝利 1勝2敗に キューバ野球リーグ決勝戦第三戦
ラス・トゥナスの敗北にはすべてが重なった。グランマの圧力、ラス・トゥナスの不安定な守備、先発投手の失敗。
Tiempo21、2018年1月24日、Gretel Yanet Tamayo Velázquez 記者
グランマ市のマルティーレス・デ・バルバードス球場でおこなわれた決勝戦第三戦は、序盤の3回までにラス・トゥナスの投手陣が9点を奪われ、10対6でグランマに敗れた。
ラス・トゥナスはブラディミール・バーニョスが三度目の登板を果たしたが、立ち上がりが悪く、初回にラウル・ゴンサーレスの2点本塁打を含む合計6点を許した。
この回カルロス・マルティ率いるグランマは、まるでこの試合に命をかけているかのごとく、勢いよく攻撃した。
2回と3回にもグランマはリリーフのヨシマル・コウシンから3点を追加した。
先制したのはラス・トゥナスだった。初回にアライン・サンチェスから2点を奪った。サンチェスは制球が悪かったが、それ以上の失点をくいとめた。
ラス・トゥナスは4回にラファエル・ビニャーレスが2点本塁打を放ち、4対9と点差を縮めた。
継いだラス・トゥナスの左腕アンヘル・サンチェスは5イニングを無失点と好投し、グランマ打線にブレーキをかけた。制球が良く、グランマの強打線を抑えた。
その後、ラス・トゥナスはさらに2点を加えただけだった。ヨルダニス・アラルコンとダネル・カストロがそれぞれソロ本塁打を放ったが、結局反撃もここまでだった。
ラス・トゥナスの打撃陣では、アレクサンデル・アヤラ、ラファエル・ビニャーレス、アンドレス・キアラ、ユニオル・パウミエルがそれぞれ2安打と活躍した。
ラス・トゥナスは守備で多くのミスがあり、グランマはそれに乗じて得点を加えた。
この試合でラス・トゥナスは12安打で6得点、4失策。グランマは17安打で10得点、無失策だった。
勝ち投手はアライン・サンチェス、負け投手はブラディミール・バーニョスだった。
これで決勝戦はラス・トゥナスの2勝1敗となり、今週水曜日(1月24日)には同じくマルティーレス・デ・バルバードス球場にて左腕ルイス・アンヘル・ゴメス(ラス・トゥナス)とラサロ・ブランコ(グランマ)が対決する。
ちなみに、ラス・トゥナスは今季、水曜日の試合では負け知らずである。これが続くだろうか。
試合スコア
MÁRTIRES DE BARBADOS C H E
LTU 200 200 110 6 13 4
GRA 612 000 01x 10 17 0
勝ち投手: アライン・サンチェス(12勝7敗)
負け投手: ブラディミール・バーニョス(3勝4敗)
本塁打: ラウル・ゴンサーレス、ラファエル・ビニャーレス、ダネル・カストロ、ヨルダニス・アラルコン
アライン・サンチェス(グランマ)、チームの今季プレーオフ5勝のうち3勝をあげる
Raidel Martínez frustró el intento de emboscada de los Leñadores en el último tercio
ライデル・マルティネス、後半3イニングにラス・トゥナスの反撃をくいとめる
Alfredo Despaigne regresó después de varios meses al jardín izquierdo y realizó la mejor jugada del partido.
アルフレド・デスパイネ、数か月ぶりの左翼手で好守備を披露
サルサ(左)、チームの大きな初勝利を祝う
カルロス・マルティ監督(グランマ)、第三戦に勝利
ハイライト1
ハイライト2
フル動画、試合後の記者会見含む
Los Leñadores caen y Granma vuelve a respirar en la final de béisbol
http://www.tiempo21.cu/2018/01/24/los-lenadores-caen-granma-vuelve-respirar-la-final-beisbol/
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7236047
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック