2018年01月22日
ラス・トゥナス2連勝 グランマに11対4と完勝 キューバ野球リーグ決勝戦第二戦
ラス・トゥナス、昨季王者グランマに2連勝
Tiempo21、2018年1月22日、 Gretel Yanet Tamayo Velázquez 記者
キューバ野球リーグ決勝戦の第二戦でラス・トゥナスはグランマを下し、王座まであと半分に迫った。
この試合でラス・トゥナスは通常ラウンドでの攻撃力を思い起させるようなタイムリーな打撃をみせ、11対4と快勝した。フリオ・アントニオ・メジャ球場にはふたたび1万5千人を超える観客が集い、試合を堪能した。
ラス・トゥナスは序盤の3回までに10得点をあげ、グランマの先発左腕ウルフリード・ガルシアはアウトをひとつもとれずに4失点で降板した。
初回表にグランマはヤリエル・ロドリゲスから1点を先制したが、その裏にラス・トゥナスは6点をあげ、逆転した。
この回ラス・トゥナスは、ラファエル・ビニャーレスの3点本塁打とヨスバニ・アラルコンの二塁打を含む5安打を放ち、得点を重ねた。ダネル・カストロはふたたび同点打を放った。この回9人の打者が打席に入った。
ヤリエルは4回にピンチを招いた。先頭のカルロス・ベニテスに安打を許し、そのあと制球の悪さにより、四球と死球を与えた。
満塁になったところでパブロ・シビル監督はアレハンドロ・メネセスをリリーフに送った。メネセスは人生最高ともいえるピッチングを見せ、6イニングをフルに投げ、わずか2安打と、グランマ打線にブレーキをかけた。
ラス・トゥナスは8回にビニャーレスの安打とヨルダニス・アラルコンの二塁打適時打でさらに1点を加えた。
グランマは投手陣が弱点であることをあらためて露呈し、7人の投手をつぎこむことになった。どうやら決勝戦前の休暇はグランマの投手には役に立たず、スランプに陥ったようだ。
同じく打撃陣もさほど機能しておらず、この試合わずか6安打で、そのうちの4本はベニテスとデスパイネの2人だけによるものだった。
ラス・トゥナスは打棒復活にともない、これまで不調だった2人の打者が目覚めた。ホルヘ・ジョンソンは3安打を放ち、ヨルダニス・アラルコンは2本の二塁打と2本の単打(合計4安打)を放った。
ヨスバニ・アラルコンも3安打を放ち、ここ3試合で13打数10安打と好調を維持している。また、アレクサンデル・アヤラとダネル・カストロ、ラファエル・ビニャーレスの3選手は2安打を放ち、ビニャーレスは本塁打も放った。
ラス・トゥナスは初戦に続いて攻撃的な得点力をみせ、終盤だけでなく、いまは序盤で得点を重ねている。今回の決勝戦では序盤のイニングで合計18得点を記録している。
ラス・トゥナスのパブロ・シビル監督は本紙に対して、この2勝は何も意味しない、まだまだこれからだ、と語った。
「われわれはまだ道半ばだ。不足している面を強化し続けなければならない。結局のところまだ何も達成していないのだから。グランマは昨季王者であり、これからわれわれは彼らの地で戦うことになる。最終目標を達成するための仕事に集中しなければならない。」
この第二戦でラス・トゥナスは18安打で11得点をあげ、無失策。一方グランマは6安打で4得点、無失策だった。
第三戦は来週火曜日(1月23日)の夜7時15分からマルティーレス・デ・バルバードス球場でおこなわれる。先発はブラディミール・バーニョス(ラス・トゥナス)とアライン・サンチェス(グランマ)の予定。
試合スコア
JULIO A. MELLA C H E
GRA 100 300 000 4 6 0
LTU 613 000 01x 11 18 0
勝ち投手: アレハンドロ・メネセス (6勝3敗)
負け投手: ウルフリード・ガルシア (11勝6敗)
本塁打: ラファエル・ビニャーレス
ラファエル・ビニャーレス、本塁打
アレハンドロ・メネセス、最高のピッチング
ハイライト1
ハイライト2
フル動画、試合後の記者会見も収録
Los Leñadores vuelven a ganar y van en serio por la corona del béisbol
http://www.tiempo21.cu/2018/01/22/los-lenadores-vuelven-ganar-van-serio-la-corona-del-beisbol/
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