ミチェル･エンリケス、2000本安打達成、ピナール･デル･リオのカピタン･サン･ルイス球場にて
Cubadebate、2017年12月15日
イスラ・デ・ラ・フベントゥのチーム史上最も偉大な野球選手であるミチェル・エンリケスは今週金曜日（12月15日）、キューバ野球リーグ2000本安打を達成し、自身の伝説を拡大し続けている。
すべての人が期待したように、またクリストバル・ラブラ球場で初めてバットを振った日からおそらく彼が夢見たように、イスラのユニフォームを着ての実現は叶わなかった。しかしキューバでもっとも象徴的なチームのひとつであるピナール・デル・リオのユニフォームを着て、カピタン・サン・ルイス球場でそれを実現した。ピナールのイスラとの同志愛は、グラウンドでイスラのカラーを守ってきた多くのピナール選手によって歴史的なものとなっている。
この日の試合では8回まで待たなければならなかった。ヤニエル・ブランコ・ポルタル投手に対してノー・ストライク・ツー・ボールになったところで、キューバ野球のスーペル12は史上22人目の2000本安打達成者になった。これはピナールの伝説的名選手オマール・リナレスに次ぐ二番目の少ない打数での達成であり、イスラの選手としてはアレクサンデル・ラモス・ラベルに次ぐ2人目、三塁手としては史上4人目である。
キューバ野球に捧げた20シーズンを通じて、イスラの永遠の主将は、史上最多の通算二塁打数や、1シーズン最多の安打数と二塁打数など、成功したキャリアを示している。
ミチェルはキューバのすべてのカテゴリーの代表チームを変遷してきた。代表チームの主将をつとめ、中米選手権やパンアメリカン選手権、世界選手権、五輪など多くの大会で王者になった。
ACNへのコメントによると、いまだ感動さめやらぬ中、スポーツキャリア21年目への励みになる、イスラの野球ファンのためにも、と語った。
「今回の達成は母に捧げたい。もうこの世にはいないが、この達成を喜んでいることだろう」、と現在キューバ最西部のチームの補強選手として参加しているミチェルは語った。
「本来は地元で達成したかったが、しかしピナール・デル・リオに本当に感謝したい。私に機会を与えてくれて、特にペドロ・ルイス・ラソ監督に感謝している。地元に戻ったら喜びをファンと分かち合いたい。」
ミチェルは、引き続きプレーオフ進出を目指してピナールへの貢献を続けていく、と断言した。
同郷のアレクサンデル・ラモスと同じ（2000本安打）クラブに入る機会についてその喜びを表現した。
続けて彼は「わが国の野球史上もっとも偉大な二塁手のひとりと共有するチャンスを持てた。彼は私にアドバイスを与えてくれ、私はそれをグラウンドにいつも持ち込もうとトライした」、と述べた。
38歳の三塁手ミチェルは、自身のこれまでの軌跡をひとつの自己犠牲の言葉に要約した。その言葉は、仕事の厳しさや、努力をして物事を勝ち取る必要性と並んで両親に教わったものだ。「ひとの迷惑になることはしないで、まっすぐ前を見ること」。
2000本安打を達成したミチェル･エンリケスを祝福するマタンサスとピナールのメンバーたち
ミチェル・エンリケスの2000本安打達成に沸くカピタン・サン・ルイス球場
元記事
Victoria、2017年12月15日、Yuniesky La Rosa Pérez記者
Súper 12 sigue haciendo historia
http://www.periodicovictoria.cu/super-12-sigue-haciendo-historia/
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http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/12/15/michel-enriquez-llega-a-su-hit-numero-2-mil-en-series-nacionales/#.WjSG09LibIU
