2017年12月06日
激しい3人の首位打者争い セペダ ホルヘ・ジョンソン フアン・カルロス・トリエンテ
ホルヘ・ジョンソン(ラス・トゥナス)、首位打者に踊り出る
Juventud Rebelde、2017年12月6日、Norlando Rosendo記者
ラソ監督率いるピナール・デル・リオはここ数日、プレーオフに向けた12月のキューバ野球リーグを熱くするために活気づいており、上位4チームによるプレーオフへの最後の補強がおこなわれる予定のクリスマスの日を目指している。
上位を狙うピナール・デル・リオのほか、マタンサスはより確かな歩みで二次ラウンドのリーグ首位を目指している。実質上、ラス・トゥナスとマタンサスはプレーオフへのチケットを手に入れており、残り2席はインドゥストゥリアレスとグランマが依然有利である。インドゥストゥリアレスは二次ラウンドで勝ち越したサブシリーズ(3連戦)は1回だけであるが。
しかしながら一方でユニークな見方が存在する。選手や、その歴史的な個人成績、リーグ成績に関わるものである。たとえば、チームの準決勝への進出争いが、個人の首位打者争いと似通っているとしたら、注目に値しないだろうか。
フレデリク・セペダは今季開始時から打撃成績のトップに立っていた。彼には規律と、絶妙の技術、ストライクゾーンの球を打ち返す強力なスイングがあり(一次ラウンドと二次ラウンドあわせて86安打)、投げられた多くのボールを見過ごす選球眼がある(89四球は今季トップ。ほかに29死球)。
セペダが打撃成績3部門トップ(打率.480、出塁率.632、長打率.724)で一次ラウンドを終えたとき、彼を追い抜くライバルは出てこないように思えたが、ピナール・デル・リオでは同じようにはいかなかった。そしていまリーグの投手のレベルがあがったと思われるときに主役として現れた選手がいる。彼は一次ラウンドの45試合が終わった時点では打撃成績トップ10にも入ってなかった。ここからはホルヘ・ジョンソンについてくわしく語らねばならない。
このラス・トゥナスの外野手はいまひじょうに特別な時期にいる。二次ラウンドでの打率は、一次ラウンドより.121も高い数字である。35も少ない打数で同じ安打数をたたき出した。つまり、よりレベルの高い投手陣に対して、より効果的な打撃を披露していることになる。出塁率は二次ラウンドでトップに立っている(.517、安打数プラス四死球)。
ホルヘの一次ラウンドと二次ラウンドをあわせた打率.407は、昨夜の試合前時点でリーグトップであり、これをインドゥストゥリアレスの二塁手フアン・カルロス・トリエンテが.405、セペダが.404で追っている。4割を超えているのはこの3人のみである(昨日時点)。
この3選手の今季ラウンド別の打撃成績表を置いておく。終わりに問いをひとつ。「あなたはどの選手がタイトル争いに勝つと予想するだろうか」。
今週水曜日(12月6日)の試合結果
マタンサス6対4グランマ
インドゥストゥリアレス対ラス・トゥナス、アルテミサ対ピナール・デル・リオは試合中
注:この記事の数字には、一次ラウンドで延期になり二次ラウンドで実施されたインドゥストゥリアレス対ラス・トゥナス戦の成績は考慮されていなかった。
Pugna por el bate de oro
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2017-12-06/pugna-por-el-bate-de-oro
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7073064
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック