2022年02月18日
農薬の話【何がほんとなの?に答えます】
こんにちはベジママキッチン です!
今日はアンケートでもみなさん関心が高かった「農薬」のお話をしていきたいと思います
まずは、農薬と野菜の関係を知ってもらうために日本で行われている栽培方法を簡単に説明させてください。
日本では、主に農林水産省が制定している枠内で言うと、有機栽培、慣行栽培、特別栽培と言う方法で野菜や果物は生産されています。
有機栽培とは?
科学的に合成された肥料および農薬を使用しない。
並びに環境への負荷をできるだけ低減した農業を実現する方法。
つまり、自然派由来の肥料や農薬を使用して、人にも環境にも優しい野菜を作りましょうということです。
作物によりますが、収穫までの2〜3年の間、科学農薬や化学肥料を使わないことが条件となります。
有機食品JAS規格に適したものが認定される。
オーガニック野菜、有機野菜と呼ばれるものはこの対象となります。
(まとめ︎有機野菜はJAS規格マークが付いたもので、自然派由来の農薬や肥料を使用して栽培される)
慣行栽培とは?
露地やハウス栽培で一般的に行われている栽培方法。日本農業の7割以上は慣行栽培。
国から認められた人体や環境への安全性が保証されている農薬や肥料を使用して安定的な生産をする。
農薬や肥料の量などは必要に応じて使うことができます。
スーパーで売られている野菜のほとんどはこの慣行栽培のお野菜です。
(まとめ︎日本の野菜の9割以上は慣行栽培の野菜。安全な肥料と農薬を必要最低限使い、大規模に生産をしている)
特別栽培とは?
農薬の使用回数や肥料散布率など、その地域で慣行的に行われている使用状況に比べて50%以下の使用率で栽培する方法。
有機栽培ほど基準を設けてはいないが、農家さんこだわりの方法で生産をしています。
減農薬栽培や無農薬栽培、自然栽培と呼ばれるものもここに含まれます。
実はよく見る「減農薬」「無農薬」という表現はガイドライン違反なので正確には「節減対象農薬・栽培期間中不使用」や「農薬・栽培期間中不使用」と言うのが正しい表記となります。
(まとめ︎特別栽培の野菜は各農家さんによってこだわりポイントがあるので、知りたい場合は表記を見たり、ホームページや購入先に確認することが大切。)
そして少し補足するならば、有機栽培をしている農家さんでもJAS規格を申請していない場合もあります。
理由としては毎年の審査やJAS申請の費用がかかるため、そこにお金と時間を使うなら野菜に手間をかけたいと生産してらっしゃる場合もあります。
なので、生産者さんと関わる場面があったら栽培方法やこだわりを聞いてみるのも安心につながります。
そして、どの野菜が良い、どの野菜が優れていると言うことではないので生活スタイルに合わせて消費者の方が選択していけば良いと思います。どの野菜を選んだって安全なのですから
ただ、こうは言っても本当に安全?よくない噂あるよ?と思う方もいらっしゃるかもしれないので私、消費者を勝手に代表して徹底調査しました(笑)
質問形式の方が簡潔で分かりやすいと思うので、答えていきます!!
なかなかパンチのある質問もあるので、パンチのある回答していきますよっ!
「なぜ、農薬を安全と言い切れるのですか?」
農薬の安全性は2つの法律で確保されているからです。
一つ目は栽培段階での安全性を確保する《農薬取締法》。
2つ目は販売段階での安全性を確保する《食品衛生法》。
農薬取締法は、安全性を保証するために農薬の種類と量、使用方法や使用期間を農作物ごとに厳しく決めたものです。
お医者さんが医師法を守ってお仕事するように、農家さんも法律を守ってお仕事をしています。
ただ、どんな世界にもミスを犯してしまうことは考えられるため、万が一農薬取締法を遵守せず農作物を生産してしまった場合にもさらに私たちの安全が守られる法律があり、それが二つ目の食品衛生法です。
食品衛生法は、野菜の残留農薬基準を厳しく決め、どの野菜にどのくらいの農薬が使われていて、どのくらい残留しているかなどとてつもなく厳しいチェックリストのもと制定されています。
そして、万が一農家さんのミスで多めに農薬を使ってしまった場合なども食べてしまったとしても健康に害はない限界値などを算出し、残留基準値からみて、どのくらいまでなら農薬を使用していいかなども逆算し、全て安全の確保がされています。
つまり、日本で現在販売されている野菜は安全が保証され、農薬に関してのミスがあったとしても販売できないよう法律が定められていて、尚且つ、誤って流通してしまった場合にも食べても健康被害がない量でしか農薬は使われていないため、毎日食べても安全だと言い切れます。
個人的には、薬やスキンケアやサプリでさえ、副作用がある場合がありますと言われているのに、安全だと法律で保証しきっている農薬の基準ってすごいな!と思いました
「でも一生涯食べ続けたら残留農薬が蓄積して病気になるんでしょ?」
答えはノーです。
法律で保証する以上、確証的なデータが必要になるので、厚生労働省、農林水産省、各農薬取り扱い企業などが毒性実験というものを長期的に行っています。
これはヒトが一生涯摂取しても影響がない量と短期間に大量摂取しても影響の出ない量を科学的なデータに基づき算出しています。
仮に、微量体内に入ったとしてもヒトには毒素と判断したものを分解する代謝が備わっているため、尿などと一緒に出ていきます。
そしてヒトが病気になる事由上位はストレスや不摂生であり、残留農薬や薬が理由であることは最下位とのデータもあります。
なので、みなさんが想像してる以上に残留農薬は微量で体に影響がないことが証明されています。
長くなってしまったので、パート2でも質問に答えて行きます
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今日はアンケートでもみなさん関心が高かった「農薬」のお話をしていきたいと思います
まずは、農薬と野菜の関係を知ってもらうために日本で行われている栽培方法を簡単に説明させてください。
日本では、主に農林水産省が制定している枠内で言うと、有機栽培、慣行栽培、特別栽培と言う方法で野菜や果物は生産されています。
有機栽培とは?
科学的に合成された肥料および農薬を使用しない。
並びに環境への負荷をできるだけ低減した農業を実現する方法。
つまり、自然派由来の肥料や農薬を使用して、人にも環境にも優しい野菜を作りましょうということです。
作物によりますが、収穫までの2〜3年の間、科学農薬や化学肥料を使わないことが条件となります。
有機食品JAS規格に適したものが認定される。
オーガニック野菜、有機野菜と呼ばれるものはこの対象となります。
(まとめ︎有機野菜はJAS規格マークが付いたもので、自然派由来の農薬や肥料を使用して栽培される)
慣行栽培とは?
露地やハウス栽培で一般的に行われている栽培方法。日本農業の7割以上は慣行栽培。
国から認められた人体や環境への安全性が保証されている農薬や肥料を使用して安定的な生産をする。
農薬や肥料の量などは必要に応じて使うことができます。
スーパーで売られている野菜のほとんどはこの慣行栽培のお野菜です。
(まとめ︎日本の野菜の9割以上は慣行栽培の野菜。安全な肥料と農薬を必要最低限使い、大規模に生産をしている)
特別栽培とは?
農薬の使用回数や肥料散布率など、その地域で慣行的に行われている使用状況に比べて50%以下の使用率で栽培する方法。
有機栽培ほど基準を設けてはいないが、農家さんこだわりの方法で生産をしています。
減農薬栽培や無農薬栽培、自然栽培と呼ばれるものもここに含まれます。
実はよく見る「減農薬」「無農薬」という表現はガイドライン違反なので正確には「節減対象農薬・栽培期間中不使用」や「農薬・栽培期間中不使用」と言うのが正しい表記となります。
(まとめ︎特別栽培の野菜は各農家さんによってこだわりポイントがあるので、知りたい場合は表記を見たり、ホームページや購入先に確認することが大切。)
そして少し補足するならば、有機栽培をしている農家さんでもJAS規格を申請していない場合もあります。
理由としては毎年の審査やJAS申請の費用がかかるため、そこにお金と時間を使うなら野菜に手間をかけたいと生産してらっしゃる場合もあります。
なので、生産者さんと関わる場面があったら栽培方法やこだわりを聞いてみるのも安心につながります。
そして、どの野菜が良い、どの野菜が優れていると言うことではないので生活スタイルに合わせて消費者の方が選択していけば良いと思います。どの野菜を選んだって安全なのですから
ただ、こうは言っても本当に安全?よくない噂あるよ?と思う方もいらっしゃるかもしれないので私、消費者を勝手に代表して徹底調査しました(笑)
質問形式の方が簡潔で分かりやすいと思うので、答えていきます!!
なかなかパンチのある質問もあるので、パンチのある回答していきますよっ!
「なぜ、農薬を安全と言い切れるのですか?」
農薬の安全性は2つの法律で確保されているからです。
一つ目は栽培段階での安全性を確保する《農薬取締法》。
2つ目は販売段階での安全性を確保する《食品衛生法》。
農薬取締法は、安全性を保証するために農薬の種類と量、使用方法や使用期間を農作物ごとに厳しく決めたものです。
お医者さんが医師法を守ってお仕事するように、農家さんも法律を守ってお仕事をしています。
ただ、どんな世界にもミスを犯してしまうことは考えられるため、万が一農薬取締法を遵守せず農作物を生産してしまった場合にもさらに私たちの安全が守られる法律があり、それが二つ目の食品衛生法です。
食品衛生法は、野菜の残留農薬基準を厳しく決め、どの野菜にどのくらいの農薬が使われていて、どのくらい残留しているかなどとてつもなく厳しいチェックリストのもと制定されています。
そして、万が一農家さんのミスで多めに農薬を使ってしまった場合なども食べてしまったとしても健康に害はない限界値などを算出し、残留基準値からみて、どのくらいまでなら農薬を使用していいかなども逆算し、全て安全の確保がされています。
つまり、日本で現在販売されている野菜は安全が保証され、農薬に関してのミスがあったとしても販売できないよう法律が定められていて、尚且つ、誤って流通してしまった場合にも食べても健康被害がない量でしか農薬は使われていないため、毎日食べても安全だと言い切れます。
個人的には、薬やスキンケアやサプリでさえ、副作用がある場合がありますと言われているのに、安全だと法律で保証しきっている農薬の基準ってすごいな!と思いました
「でも一生涯食べ続けたら残留農薬が蓄積して病気になるんでしょ?」
答えはノーです。
法律で保証する以上、確証的なデータが必要になるので、厚生労働省、農林水産省、各農薬取り扱い企業などが毒性実験というものを長期的に行っています。
これはヒトが一生涯摂取しても影響がない量と短期間に大量摂取しても影響の出ない量を科学的なデータに基づき算出しています。
仮に、微量体内に入ったとしてもヒトには毒素と判断したものを分解する代謝が備わっているため、尿などと一緒に出ていきます。
そしてヒトが病気になる事由上位はストレスや不摂生であり、残留農薬や薬が理由であることは最下位とのデータもあります。
なので、みなさんが想像してる以上に残留農薬は微量で体に影響がないことが証明されています。
長くなってしまったので、パート2でも質問に答えて行きます
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