この記事はランクル80との比較の視点で書いています。その後に書いた後にまとめたランクル70の維持費に関する記事があります。
新型ランクル70(バンGRJ76K)車検費用、高速料金、ガソリン代などの費用を調べてみた。★再販ランクル70はバンの場合で、ピックアップの場合は異なります。また重量税の額は12,300円/年の間違いでした。画像上訂正していないので、ご注意ください。
再販されたランクル70の維持費(自動車税、重量税、自賠責保険などの車検費用、ガソリン代、高速代、任意保険代などなど)を調べてみた。
自分としては買わないという判断の余地のない新型ランクル70ではあるのだが、高額なお買い物をする以上、何か損得勘定のような計算をした感じにしておきたい。それが自分なりのお買いものの作法。
当然、税制が代わる場合もあるし、車検制度が代わることもあるなど、不確定要素は沢山あるので、あくまで現状のまま10年程度続くとした場合の試算で、あまりあてにはならない。
それでも自分なりの通過儀礼としてはそれなりの意味があると思い込むことにしているので、悪しからず。
まず新型70と愛車80の主な相違点を整理すると以下のとおり。
・年式:新車vs平成8年式(18年超)最大の違いは、なんといっても新型70の1ナンバー。車検が毎年になるが、自動車税は安いとか、凸凹の結果がどうなるのかというところだ。
・ナンバー:1ナンバーvs3ナンバー
・車検:毎年vs隔年
・排気量:4Lvs4.5L
・燃費:6.6km(カタログ値?)vs 5.7km(カタログ値)
・(車重はともに〜2.5t)
そして、基本的な維持費となる自動車税と車検時支払費用(整備費除く)で比較してみると、年間78000円ほど、新型ランドクルーザー70のほうが安いことが分かった。
そこに、ガソリン代や修理代、高速代、任意保険代の要素を加味して10年間の比較をしてみると、だいたい100万円ほど、新型70のほうが安くすむという結果になった。
とはいえ、400万ものコストを回収するのは無理。ただ一つ言えるのは、10年後には80が寿命で買換え時期を迎えるかもしれないし、それまでに壊れて大修理や買換えがあるかもしれない。
そんなことを考えると、何が得なのやら損なのやら、車を持ち続けるという大前提を変えない限りは、大差ないというのが結論なのかもしれない。
これ以上考えても、このポンコツ脳みそでは、人々の役に立つようなコメントをすることはできなそうなので、このあたりで通過儀礼は終わることに。
掲載しているのは両者の比較表型式だが、単に再販ランクル70の維持費も見られるので、参考にしてもらいたい。
ちなみに、ネットの書き込みを見ていると、口の悪い方が、「維持費なんか気にするような人間が乗る車じゃない」などとコメントしていることがある。
多くの人(?)にとって、その走行性能や耐久性はオーバースペックで、日常生活に使う車として必要最小限の大きさとも言い難い再販ランクル70なので、本当にランクルでないと辛い状況で走る方や、経済的に余裕のある人が買うべき車というのは、一つの考え方としてあると思う。
しかし、スタイルが好きだからとか、憧れだからという気持ちで、頑張って手に入れて乗りたいという人が居てもいい気はする。
維持費の検討は、後者の方が主に気にするのかもしれないが、金持ちほどケチと言われることもあるので、案外どちらにとっても関心の高い事柄なのかもしれない。なんて思ったりする。
掲載する以上、適当にはやってないつもりだが、専門家ではないので、自動車税、重量税、自賠責保険料など、制度の不理解による間違いがあるかもしれないので、そのあたりについては、予めご了承いただいて、あとで奥さんに詐欺呼ばわりされないよう、自己責任でご確認いただきたい。
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