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2019年12月21日

専門家でも分かれる、朝食の必要性

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朝食は必要と言う人と、必要無いと言う人は、常にいます。しかも専門家でも二つに意見が分かれています。ですから、実際やって見て、自分に合うスタイルを取るしかありません。健康のため、一日2食と言う知人も、朝食を食べる派です。それで納得しているのでその人には合っているのでしょう。

私は、昼、夜の2食です。それは、人間の体には周期があり、早朝から午前中は、排出する時間、その後は、摂取する時間、そして、夜から早朝にかけて吸収の時間と言われた学者の説が非常に解り易く納得出来たからです。

しかし、朝食を抜くまで、半年位、掛けました。いきなりすれば、空腹を感じるので、徐々に減らして行き、慣らすためです。非常に空腹を感じた時は、食べました。それでもだんだん慣れて、空腹は感じなくなります。空腹は脳の摂食中枢の働きによります。ですから、そこが、空腹と感じなければ空腹感はありません。

@江戸時代中期までは、一日2食だったと言われます。「朝飯前」と言う様に、午前中、野良作業などを
 していた様です。西洋でもそうだったと言う事ですから、体のリズムに合っている事になります。
 飛脚は、普段より長距離を走る時は朝食を殆ど摂らなかったと言います。大相撲の稽古は、早朝、
 朝ごはん抜きで行います。

 頭はブドウ糖をエネルギーとしているので、朝食べないと、頭が働かないと言われますが、
 激しい運動が出来るほどの、エネルギーを、朝、体が蓄えている事になります。朝食を抜いても、
 仕事に支障を来たす事はありませんでした。慣れと、気持ちの問題と思います。それでも無理と思えば、
 果物を食べるなどすれば、大丈夫です。知人にも朝食べない人がいましたが、普通に仕事をしていました。

@午前中は、まだ排出する時間です。ですから、その時、朝食を摂る事はそれに逆行する事になります。
 朝起きると交感神経が働きますが、食事をすると副交感神経が働くため、異なる対応をする事になります。
 朝は、水分を摂取し、老廃物の排出に専念します。栄養士の方でも、アスリートに、「午前中は、
 排出時間なので、あまり食べなくて良い」と指導される人もいます。

@3度の食事をする人は、起きている間、常に内臓を働かせている事になります。内臓の疲れは、
 体の疲れにもなります。そのため、少食の人、朝抜きで「疲れにくくなった」と言われる人が
 いますが、内臓の疲れが少なくなるからでしょう。

ですから、昔の人が行っていた、2食は、理に適っていると考えますし、朝抜きの良さを私も感じていますので、私には合っています。

ただ、成長期の子供は、どんどんエネルギーを消費し、体が大きくなりますから、3食摂取すべきです。これは、朝食必要、不要と言う専門家でも一致しています。またお医者さんの指導を受けている人も同じです。

朝食の必要性について、専門家によっても、意見が分かれていますから、朝食が必要と言われる事も、専門的根拠があるのでしょう。どっちが良いかは、各自の生活パターンも含めて、最終的には、個人が自分の体調を考え判断する事になります。




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