2019年12月16日
湯の温度の違いによる入浴効果
厚生労働省「衛生行政報告例」の、普通公衆浴場数の「1996年対2016年残存割合」によれば
年度 公衆浴場数
1996年 9461
2006年 6326
2016年 3900
2018年 3535 と、どんどん減少しています。1965年頃は、22000軒もあったそうです。
家に便利な風呂が普及し、どんどん銭湯は減りました。
しかし、銭湯で温まると冬でも、歩いて帰っても湯冷めし無いと言います。湯冷めするなら、冬は、銭湯に行けないでしょう。
それは、湯の温度が高いのと、浴槽が深く水圧で、血流が良くなるからと思われます。東京都条例では、平成3年まで,銭湯の湯は、42度以上の規定がありました。今も多くの銭湯は42度以上です。熱い湯が出る近くはもっと高温です。
湯の量が多く高温の湯に、全身浸るので、体の芯まで温まります。これは、筋肉にとっても良い様です。そのため、プロ野球でも救援投手が高温の風呂に入って筋肉を温めてから、準備する人がいます。42℃のやや高めの湯に短時間入る事が効果的と言われます。またマラソンなど激しい運動の後、高温の風呂に入ると翌日の疲れが少ないと言う人もいます。
最近は、40℃程度の温度が良いと言われますが、銭湯で42℃以上に設定され、東京都条例でも平成3年まで温度の規定があったのは、それなりの効果があり、問題なかったからでしょう。
42℃以上は、交感神経の働きが強くなり、心拍数、血圧が上がったり、血栓が形成されやすくなり、危険と言われます。しかしプロ野球の救援投手で、筋肉を温めるため、取り入れている人がいる様に、5分程度の、短時間で、筋肉の血行を良くする効果もあります。長時間の入浴は、筋肉が緩んで逆効果になりますが。
42℃以上の風呂も使い方で効果があります。まだ解って無い効果があるかも知れん。
厚生労働省の人口動態統計によりますと、家庭の浴槽での溺死者数は、平成18年に3370人で、平成28年は、5138人で増加しています。高温の風呂は良く無いと思う人が増え、湯の温度を調整する装置付きの風呂が普及していますから、高温の風呂に入っている人は少ないはずですが、溺死者が増えているは不思議です。
心臓病、高血圧の人や、医師から入浴について注意を受けていなければ、入浴の前後、水分をキチンと補給する、脱衣室を暖かくするなど考慮すれば、風呂場での危険は減少します。
浴槽での事故の80%以上は65歳以上の人です。若くて、元気な人は、42℃程度の入浴も上手に使えば健康、運動効果に良い面があるはずです。
自分の体調を考えながら、温度を変えると、温度の違いによる入浴効果を期待できるはずです。
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