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2019年12月13日

大食い出来る人の体

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TVで大食い番組を時々見ます。力士の様な大柄な人なら、大食いは当たり前で驚きません。しかし、TVの大食い番組に出るのは、普通の体形の女性が出て来ます。

相撲取りと競争し、相撲取りが先にギブアップする事もあります。しかも、大食い後も、苦しそうではありません。不思議です。医師も当然不思議に思い調査しています。普通の人がこんなに食べると、すぐ体を壊すでしょう。

大食い出来る体のギャル曽根さんを、医師が調べました。
結果は
@大食い後、胃袋が膨らみ、お腹の大半を占めていました。空腹時は、普通の大きさと言う
  事ですから、並外れた伸縮性がある胃です。そして、他の臓器は、背中の方に押しのけられて
 いたそうです。ですから、大食い後でも、お腹がそれほど出っ張っていません。
@また、腸内にビフィズス菌など善玉菌が多く、腸の蠕動運動が活発なので、排泄も盛んです。
 一日何回も便通があります。
@脂肪を分解する細胞の活動が活発。
      と分析されています。

短距離が得意な人と、長距離が得意な人では、筋肉の質が最初から違います。遺伝的な要素があり、努力では変えられません。同じように、ギャル曽根さんの胃の伸縮率は普通の人と異なっており、腸も元気で、排出も活発です。ギャル曽根さんを見ていても、苦しそうに食べていません。彼女には普通の事の様です。

他の大食いの人も似たような特徴があるのでしょう。しかし、体質は皆異なるので、大食い出来る理由は、各自、異なるそうです。

小林尊氏は、フードファイターで、アメリカの「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」などアメリカで活動されています。
「幼稚園くらいの時、他の子供より沢山食べれる」と意識されていますから、遺伝的に胃の伸縮性が優れていたのでしょう。2001年のアメリカでの、ホットドッグ早食い選手権で優勝します。彼の場合は「これは、スポーツです。」と言われます。そのため大会前にはトレーニングをしています。

その方法は「水を飲んで胃の容量を上げていきます。すると大会の頃に、飲む水の量が増えてくるので、胃の柔軟性が高まります。ただ食べる物は、食べるテクニックを磨くものなので、参加する大会によって違ってきますね」と色々研究されています。

但し、大食いを、無理して行っている人は、後で、嘔吐したり、苦しむ事になります。

一般の人も、常に大食いしていれば、胃は拡張し、多く食べれる様になります。しかし、大食いは、内臓に負担を掛けるので、内臓が疲れたり、生活習慣病のリスクを高める事になります。食事は健康維持のためする物です。そのための、必要量だけ食べるのが自然です。大食いしても大丈夫な人は、元々そういう内臓を持った人だけです。

これから、食べる量が増える忘年会の季節。時々、量を減らすなど調整が必要です。



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