2019年12月07日
空腹と食事
空腹を感じるから食事をすると考えます。しかし、空腹を感じる時間を過ぎると、空腹は感じなくなります。朝、7時に食事をする人は7時なると空腹を感じ、8時に食事をしている人は、8時に空腹を感じます。空腹感は、習慣による面があります。会社に行くと、お腹がすいているかどうか関係なく昼食を摂ります。その時の体調で量、質は変わりますが。私は、朝食は必要無いと言われる医師の話に納得出来、何年も朝は食べなくなりました。慣れると昼まで空腹は感じません。
医師の説明によれば、視床下部の弓状核に存在する神経細胞から、食欲亢進、食欲抑制のための物質を産生し、それが食欲に大きく関与していると言う事です。また、視床下部は、体内時計にも関わっているため、時間を決めて食事をしていれば、その時間になると空腹を感じる様になります。しかし、エネルギー不足で無ければ、その時間が過ぎると、空腹感は無くなります。本当にエネルギー不足なら、手の震え、脱力感が生じます。
そのため、誰かがおやつを美味しそうに食べていれば欲しくなり、食べてしまいます。大食の人と会食すれば、いつもより多く食べています。こう見ますと、空腹感は、食欲、自分に必要な食事量と無関係な面があります。そんため多くの場合、必要以上の量を食べています。その結果、年々体重は増加します。大人になっても体重が増え続けるのは、余分に食べているからです。
それを、防ぐには、満腹中枢を刺激する事です。食事でエネルギーが補給されると、ブドウ糖の濃度が上がり、血糖値が上昇します。その情報が、満腹中枢に伝えられたら満腹感を感じます。血糖値の上昇は、食べてから20分位かかるそうなので、宴会など、時間を掛ける食事では、最初の20分間は、良く噛んで、ゆっくり食べる事です。満腹感を得る前に急いで食べると必要以上に食べる事になります。
これから宴会が増える季節ですが、最初は、歓談しながらゆっくり食べる事で、食べ過ぎを防げます。
イライラした時、食べる事で、副交感神経を刺激し、リラックスしようとします。ですからムシャクシャしたら、「やけ喰い」をし、理由なく多く食べる事になります。これを防ぐには、イライラ、ムシャクシャしている時は、深呼吸したり、楽しいを考えたりし、心を落ち着けてから食事する事です。
宴会では、楽しく過ごせる仲間と話しながら、意識して、最初はゆっくり食べると、大食を防げます。
また、ヒスタミンと言えば、花粉などに過剰反応し、アレルギー反応を引き起こす物質を連想します。けれど、このヒスタミンは、アミノ酸の一種で満腹中枢を刺激して、食欲を抑える効果があるという研究があります。そして、良く噛む事で、脳内のヒスタミンが増える事が解って来たそうです。 噛んだ刺激が脳内の結節乳頭核という部分に届き、脳内ヒスタミンを増やすと言う事です。
ですから、良く噛むと、ヒスタミンが分泌量が増え、ゆっくり食べる事で、血糖値もアップするので、満腹中枢が刺激され、必要以上に食べる事は減り、自分に必要な食事量に近づきます。
「良く噛んで食べなさい。」と昔の大人はよく言っていました。その言葉の意味は深いです。
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