アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2023年09月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2016年06月09日

目から鱗の本当に経験した話

僕が20台の頃、会社のご褒美でヨーロッパの老舗のショップに通訳付きでいったときのことです。
その頃の僕は、「売れば何でもいいんだろう。」という感が方が強く、売ってしまえばこっちのものみたいな
傲慢な考え方が強いわがまま勝手なスタッフだったと思います。個人売りも優秀な成績であり
それで、研修もかねて市場調査旅行という幹事でした。
あこがれのブランドの店に入り、当時、僕よりも年を重ねた、太めで白のシャツにサスペンダーをした黒の
スラックス。頭は、はげてましたが蝶ネクタイもかっこよく、わくわくしていました。「店長ですか。」と通訳を通じて尋ねると
「いやいや、僕はマネージャーだよ。君は日本から来たのかい。」みたいな会話をして、顧客はこのぐらい持っているよと
カードを見せてくれたりしました。そのとき、店内に、お客様が入店され、彼はちょっと待ってて・・と離れてそのお客様を
接客していました。スーツを試着してもらい、ピンうちまでして名簿も書いていたので、決まったんだと思ったのですが
レジの音は聞こえず、お客様を送り出していました。
彼は、戻ってきたので「売れたんですか。」と聞くと、笑顔で、「いや、売らなかったんだよ。彼にはまだ早い。」といってました。僕は、せっかく試着してほしいみたいだったから、売ればよかったのではといったとたんに、君は、どんな売り方をしているんだ、誰にでも売ればいいというものではない。と、形相を変え僕にいっていました。
なぜならば、お客様は、大学を卒業したばかりで自分の倍としたお金と、両親にもらったお金でスーツを買いに来たそうです。彼は、お客様に着心地を味わってもらい、さらに、通勤用で買うなら、うちのスーツの三分の一の値段でスーツが買えるお店を教えてあげました。さらに、君が社会人になって、稼いで帰るようになったらまた着てね。そのときは、君に似合う最高のスーツを提案するから、だから、ここに名前と連絡先を記入するようにといったのです。
そのとき、店の売り上げは「0」・・・・・・売れていれば40万近くの売り上げが立っていました。
皆さんどう思いますか、・・・・・・・・
彼のいった言葉は今でも忘れていません。「ブランドとは、ブランドの由来も伝えながら、売るのではなく提案することだ
付加価値をつけなければ、ただの流行でしかなく、飽きられてしまう。自覚と品を兼ね備えたスタッフになりなさい。
ブランドはファッションであり文化なのだから、売るという意識にとらわれて価値観をすてないようにと言われました。
それから、僕は考え方が大きく変わり今があります。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5144304
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。