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2019年12月07日

転職か?現状維持か?

転職を考える瞬間があります。

今の職場に不満がある、待遇に不満があるなどのネガティブなものから、

新しい仕事に挑戦したい、スキルアップを目指して成長したいという

ポジティブな理由まで様々です。

30歳後半から40歳世代となると、転職に対する漠然とした抵抗があり、

転職する人は我慢が足りないとか、長く続かないといった印象を与えることになり

いまだに耐えることが称賛される感覚があると思います。私もあります。

何か一つのことを一貫してやり続けることこそが素晴らしいと、考えるのです。

しかし、人生100年といわれる今の時代において転職はネガティブなものではなくなってきました。

年功序列のやり方は淘汰され、個々の能力を発揮して、成果を求められることが重視される

今の流れにおいて、職場の空気や風土は大事な要素です。

職場の空気や風土が自分に合わないのであれば、自身の能力も十分に発揮できないわけですから

転職理由として十分に考えられる要素の一つです。

私の2社目の職場は金融機関でした。

常に誰かが怒鳴られていて、仕事ができない人は小さくなっている息苦しい職場でした。

毎朝、出社して怒鳴り声を聞くだけで憂鬱になり、できるだけ発言しないこと、

最低限のことだけやる、余計なことはしない。いつしかそんな人間になっていました。

当時は我慢が大事、サラリーマンとして当然耐えなければならないものと理解していました。

しかし、毎月のように誰かが休職してしまい、人がどんどん減っていき、

残された人員で仕事をこなすしかなく、仕事量が増え、残業は減らない。

一方で、ワークライフバランスという名の圧力が迫ってくる。

そうなると、今度はなるべく仕事をしないようになり、

自分に降りかからないよう、誰かに仕事を仕向けるようになります。

すると今度は押しつけあいになるのです。

弱い立場の人や断れない人に仕事が集中し、オーバーワークとなり休職してしまいます。

負のスパイラルに陥ります。そのような職場は健全とはいえません。

それでも耐えるべきでしょうか?転職を考えるべきでしょうか?

Googleの研究チームの調査によると仕事の成果を高めるには

「心理的安定性」が重要だといいます。

心理的安全性とは「リスクのある行動をとったときの結果に対する個人の認知の仕方」

を意味します。

それは、失敗したり、間違ったことを言っても誰もそれを否定せずフォローしあえる環境であり、

話しかけやすかったり、質問しやすかったり、どんな些細な提案でも言いやすい環境のことです。

相互に信頼しあって、お互いにフォローしあえる環境であれば

自然と個人のパフォーマンスも上がり、能力を発揮できるようになるというものです。

職場の空気や風土はなかなか変えられません。

転職は一つの選択肢です。



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