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2021年07月27日

運営管理 〜流通コード〜

JAN(Japanese Article Number)コード

日本の共通商品コードであり、流通情報システムの基盤として、POSシステム、受発注システム等、様々な分野で使用されている。標準タイプと短縮タイプの2種類が存在する。ともに“45”または“49”から始まり、標準タイプは13桁、短縮タイプは8桁である。一般的な商品に対して印刷されるJANコードは、商品メーカーによって、製造・出荷時に商品包装に対してJANシンボルが印刷される。これを「ソースマーキング」と呼ぶ。一方、製造・出荷段階でJANシンボルを印刷できない商品(量り売り商品、生鮮食品等)を、POSシステムで商品管理をするためなどに、小売業にて印刷されるものがある。これを「インストアマーキング」と呼ぶ。 消費者購入単位の商品であれば、集合包装の形状であっても付番される共通商品コードである。インストアマーキングの場合、先頭2桁のプリフィックス(国コード部分)に“02”または“20”~“29”を使用する。先頭2桁は国番号であるが、当該製品の原産国や製造委託先の事業者を表しているわけではなく、商品の供給責任者、および当該事業者が供給する商品を識別するものである。一番右の1桁がチェックデジットと呼ばれる。
JANcode.png
引用:「JANコードとは」

GS1(Global Standard 1)

流通標準化機関として国際的な情報共有の整備を取り組んでいる。流通コードの管理及び流通標準に関する国際機関のことで、日本国内ではGS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター内に設置)が役割を担っている。
EPC(Electronic Product Code)

RFIDを用いて詳しい商品情報を共有する仕組みである。RFID技術を使った世界標準システムである。EPCを推進する国際団体がEPCglobalで、ICタグを利用するメーカー、卸売業、小売業などの要望を反映した標準化活動を行っている。
RFID(Radio Frequency Identification)

RFID(Radio Frequency Identification)とは、無線通信による非接触型のICタグを利用した情報管理の総称のことで、交通系/流通系電子マネーや、食品などのトレーサビリティ分野などで活用が広がっている。
GDS(Global Data Synchronization)

企業間で商品マスター情報を標準化し、共有する仕組み。メーカー、卸、小売の間で商品名や寸法などの商品マスター情報を標準化し共有化する取組みであり、製造、流通において商品情報を標準化するためのシステム仕様のことである。 食品や日用品などは、メーカーが商品名や寸法、外観写真、重量などの商品マスター情報を提供すれば、卸や小売はそのまま使用できるようになる。
GLN(Global Location Number)

企業間取引において利用される国際標準の事業所コードのこと。国内および国際的な企業間取引において企業間の電子的データ交換EDI(Electronic Data Interchange)などで利用される相互に企業や事業所を識別できる国際標準の企業・事業所識別コードである。 GLNは「GS1事業者コード(JAN企業コード)」+「ロケーションコード」+「チェックデジット」の13桁で構成される国際標準規格の企業・事業所コードのことである。
GTIN(Global Trade Item Number)

単品コードや集合包装品コードを包含するあらゆる荷姿の商品を識別するためのコードである。GTIN-13、GTIN-8、GTIN-12、GTIN-14の4つの種類がある。この中で、GTIN-14 は集合包装用商品コードで、その他の3つは個々の商品識別コードである 現在使われているJANコードの13桁や8桁(EAN/UCC-13,-8)、UPCコード(UCC-12)の12桁、集合包装用商品コード(=ITFコード)の14桁(EAN/UCC-14)など、商品を識別するために国際的に統一された各種の国際標準の共通商品コードの総称である。GTIN-8 は、表示スペースが限られている小さな商品にJANシンボルを表示するための商品識別コードである。GTIN-12は北米で利用されている12桁の商品識別コードである。GTIN-14(集合包装用商品コード)は、インジケータ(1桁)、GS1事業者コード(9桁または7桁)、商品アイテムコード(3桁または5桁)、チェックデジット(1桁:入力誤りを検出するための符号)の4つの要素で構成されている。インジケータは、1~8の値で内箱/外箱などの梱包形態の違いを表すのに使用される。
GPC(Global Product Classification)

商品を分類するために設定されたデータ項目のこと。GS1が開発、管理する標準商品分類体系で、商品や事業所の情報の同期化を図るためのGDSN(Global Data Synchronization Network)において商品情報の登録や検索などの目的で使用する。現在、食品・飲料・タバコ、日用品など37大分類が公開されている。
ITF(Interleaved Two of Five)

物流梱包などの外装などに表示されるバーコードのことである。包装材を開封しなくとも、直接、内容物の個装が何であるかを自動的に読み取るために開発されたコードである。物流情報システムにおける世界共通の商品コードとして、物流の効率化に利用される集合包装用商品コードである。物流単位を識別するための商品コードであり、入出荷管理や在庫管理などの物流システムに使用される。この集合包装用商品コードを段ボールなどの集合包装(外装)に印刷表示するためのバーコードシンボルがITFシンボルで企業間取引単位に利用される。ITFはJANメーカーコードと商品コードの12桁を使い、パッケージインディケータと新たにチェックデジットを付与した14桁で表わされる。小売店頭で直接、消費者が購入する商品に用いられる場合はITFコードではなくJANコードが使用される。
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