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2021年07月22日

運営管理 〜照明と色彩〜

照明光の性質

照明光の性質を知る代表的なものとして、光源に照らされた明るさを表す照度、光源の色みを表す光色がある。また、光で照明された物体の色の見え方を演色という。
lx(ルクス)

光源が照らした面の明るさのことを照度といい、単位面積当たりの光の量を表す単位でlx(ルクス)という。JIS 照度基準では工場、学校、商業施設などにおけ る維持照度の推奨値が示されている。例えば、商店(一般共通事項)の重要陳列部は 750ルクスであり、大型店(デパートや量販店など)の重要陳列部は2000ルクスである。
K(ケルビン)

光源のもつ光の色を表す色温度のことをK(ケルビン)という。 赤い光はケルビンが低く、青い光はケルビンが高く なる。光源の色みを表すのは光色といい、光色が赤いほど色温度が低く、暖色系の色が強調される。逆に光色が青いほど色温度が高くなり、寒色系が鮮やかに見える。
Ra(アールエイ)

物が正確に見える光の演色性を表す色彩の再現忠実度合いのことをRa(アールエイ)という。光で照明された物体の見え方を演色といい、演色性が優れているほど、ものの色が正確に見える。照明された物の色の見え方を表す光源の性質を客観的に示すために、JISでは平均演色評価数が用いられている。例えば、商店(一般共通事項)および大型店(デパートや量販店など)の重要陳列部の推奨最小値は80である。平均演色評価数とは、照明で物体を照らすときに、自然光が当たったときの色をどの程度再現しているかを示す指標である。単位には、Raを用い、原則として100に近いほど演色性が良いことを示す。
lm(ルーメン)

明るさの度合いで光の量を表す光束のことをlm(ルーメン)という。
色彩

色には、見やすさに大きく影響するいくつかの性質がある。
視認性

視認性とは、目で見たときの確認のしやすさを表すものであ り、背景に対して色や形が際立っている場合など、対象物やその対象物が持つ意味合いについて、正しく確認・理解できるかどうかの度合いである。注意を向けている人に遠くからでも見つけやすく、周囲から際立って見えるような色や配色を「 視認性が高い」という。
明視性

明視性とは図形が持つ意味の理解のしやすさを表すものである。例えば道路標識などは、図形を捉えやすいような配色が工夫されている。見つけた対象物の形や細部が認めやすく、意味や情報が細かく判別できるような色や配色を「 明視性が高い」という。視認性が対象物のみつけやすさを表すのに対して、明視性では対象物の図形情報の理解しやすさを表している。
識別性

識別性とは複数の対象の中において、それぞれを区別・識別できる度合いを表すものである。例えば、電気ケーブルなどは、他のケーブルとの区別がしやすいように、赤、黄、青といった形で配色されている。
誘目性

誘目性とは人目を引き付ける度合いであり、注意を向けていない対象の発見されやすさを表すものである。危険標識などは、誘目性が高くなるようにデザインされている。
可読性

文字や数字を理解しやすいかの度合いを可読性という。誘目性が高 くてもそこに表記されている文字や数字・記号が読みづらけれ ば情報が伝わりにくい。可読性が高いとは、記載されている情報が伝わりやすいということである。
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