2016年03月17日
幸せになる勇気とその他の自己啓発本の共通点と考察
どもっうなじろうです。
さて、今日は今話題のこの本を読んでみました。
幸せになる勇気
やはり前作の嫌われる勇気の人気がすごかったので今回の二作目もだいぶ売れているようですね。
アドラー心理学についての説明に終始しているのは前作と変わりません。
物語として読んでも楽しいと思います。
また、今回のテーマは愛です。
面白かったので一気に読んでしまいました。
一部まだ納得できていない部分もありますがそれはまた再度読み直して納得していくことにしましょう。
さて、読んでみて思うことですが
やはり良書と呼ばれる自己啓発本は最終的に行き着く目標は一緒なのだなっと言う点です。
今回の幸せになる勇気でも語られていることではありますが
人生において大切なことそれは自立すること。
自分ではどうすることもできないことは気にしない。
そして他者と共栄すること。
それは自分だけでもないし相手だけの幸せを実現するのでは無く両方なのだ。
そして更にまずは自分から行動すること。
愛されたいなら先に愛してあげなさいと言うこと。
先に信じてあげなさい。
要約するとこのようなことを言っている訳ですが
これってアドラーだけが言っている訳ではないですよね?
私が最近読み込んでいる完訳 7つの習慣 でも同じ結論に至っています。
自立すること、自己中心的な自分を変えること、先に与えること、愛すること。
もちろんすべてが同じ内容ではありません
でも共通する部分は多くあります。
結局人生において大切なことと言うはそんなに多くは無いと言うことなのかも知れません。
自分の存在価値をただそれだけで認めることがどれだけ大切か
そしてそれを実践できていない人がどれだけいるのかっと言うことだと思います。
私も自分が果たして自立できているのだろうか?っといつも疑問に思います。
成長すること、知識を得ることに終わりは無いと思います。
この本では自立とは自己中心性からの脱却であると言っています。
アドラーが言っている自己中心性からの脱却とは幼少のころから続く「自分を見てくれ」と言うパラダイムからの脱却が必要だと言うことでしょう。
自己中心性と言うのは詰まる所、自分をもっと見てくれ、もっと大切にしてくれっと言う他人への依存心です。
それはつまり相手の反応を考慮した行動しかとれなくなると言うことです。
私は自立とは確たる自分を持つと言うことだと思っています。
自分の意思で自分の大切な物を選ぶこと。行動を選択すること。
そうするためには自分をまず認めること。自分が大切にしていることを知ること。そしてそのうえで誰かを自分と同じように愛すること。そうすることで自己中心の考え方から脱却することができると言うことになります。
自分を認めることが出来ていれば他人からの承認がなくても平気です。だから他人に依存する必要はない。
人を愛することが出来て初めて自己中心の心がなくなり自立を果たすことが出来る
う〜む、なんだか難しい話だな〜
まぁ、正直ちょっと考えたくらいでは結論の出ない難しい問題ですね
でも色んな自己啓発で言われる結論であることに間違いはないのでしょう。
自分のことを認める、自立することを目標にすることはいいことだと思われます。
タグ:幸せになる勇気
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