バルタン星人はウルトラマン第2話「侵略者を撃て」にて初登場しました。
別名宇宙忍者、身長ミクロ〜50m、体重0〜1万5000tで出身はバルタン星です。
バルタン星は発狂したマッドサイエンティストの核実験によって失われしまい、旅行中で難を逃れた一団が新たな住処を求め放浪の末に地球にたどり着き移住しようとしました。
劇中でその姿が描かれたのは1人だけでしたが、地球に飛来した宇宙船の中には20億3000万人ものバルタン星人が搭乗していたという。1人が代表として地球の科学センターに降り立ち科特隊と接触した。
当初は人類を排除しようとは考えておらず、共存も視野に入れていたようだが、移住するバルタン星人の数が多すぎることなどから、地球人を絶滅させて地球への永住を決意し、ハヤタ達の返答を聞かないで「話は終わりだ。我々は地球をもらう」と勝手に宣言し、侵略を開始しました。
宇宙忍者の異名は伊達でなく、分身能力、両腕からの赤色冷凍光線や白色破壊光線、脱皮による再生能力(核弾頭の直撃を受けても何事もないように立ち上がる)等多彩な超能力を持ち、また両手のハサミは20cmの鉄板を切断するほどの切れ味を持つ。また、ウルトラ怪獣入門によれば、1万メートル先の米粒を判別できる視力、足の裏から滲み出て、通った後の大地を不毛にしてしまう猛毒を持っているらしい。
弱点は、ウルトラヒーローの光線技の中に含まれる「スペシウム元素」。移住先としては地球のみならず火星も適しているのではないか、というウルトラマン=ハヤタの申し出に、「火星には我々の嫌いな……」と言いかけて黙り込み、拒否を示していた。この会話を通信越しに聞いていたムラマツキャップは、地球に無くて火星にある物質の事だと推理し、それがスペシウムである事を看破しています。
巨大化してウルトラマンとの戦闘の果てにスペシウム光線で倒されました。
そして、宇宙船にいた残りの同胞は、ウルトラ眼光で透明化を見破られ、宇宙に持ち去られました。
そう、持ち去られたのです。この後に爆発音で多くの人がウルトラマンが円盤を破壊したと思っているようですが、これは宇宙船がワープ航法で地球圏から逃げ去る際に、船体速度が音速を超えたために発生した音だそうで、これについては飯島敏宏監督も明言しており、二代目は「初代の復讐を名目に地球侵略に来た過激派」と考えることができます。
実際、ウルトラマンは宇宙船を追い出しただけで爆砕する場面は描かれておらず、当時監督を務めた飯島敏宏氏からも直接言及されているそうです。
劇中での説明や描写が不十分だったために各方面から誤解を招き、「なぜこんなむごい展開にしたのか」と非難される事も多々あったそうで、その度にインタビュー等で弁明していたそうです。
ネットもSNSも存在しなかった当時、直接「違うんだ」と説明しなくてはならなかった監督の苦労は想像に難くないですね。
どうだったでしょうか、今回は考察ではなく紹介でした。それでは。
フォフォフォフォ
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