ゼットンは黒い昆虫の様な姿をし黄色の発光体が顔と胸部に存在していてどこか無機質で見た目も恐ろしい怪獣です。宇宙恐竜とい二つ名ですがモチーフの中(背中)にはゴマダラカミキリが含まれいます。
名前の由来はアルファベットの最後の『Z』と片仮名の最後の『ん』を合わせたもので正真正銘ウルトラマン最後の敵を意味する名前です。最後を意味する名前は他に砂地獄怪獣サイゴが居ますがこちらは38話に登場しウルトラマンとも戦わず科学特捜隊に倒されました。サイゴの名前の由来は一説では一番最後にスーツが作られた為だそうです。
閑話休題。ゼットンは最近では中ボス的な扱いだったり強化体や亜種でも余り強くない様な扱いをされたり、かと思えばウルトラマンの強化形態と互角だったりしますが、初代ゼットンのあの絶望的な強さは何なのか?
それは一部の書籍などではゼットン星人がウルトラマンへの対策をゼットンに施した為とされています。
これは2代目ゼットンとの違いを見れば分かりやすいと思います。
2代目ゼットンは帰ってきたウルトラマン最終回51話〈ウルトラ5つの誓い〉に登場したバット星人が養殖したゼットンです。
2代目は戦闘でテレポートを使わず、初代が武術の達人の様にどっしり構えているのに対し2代目は通常の怪獣と同じ様な動きをしていてバット星人との連携を前提としている様にも見えます。
これらは育てたゼットン星人とバット星人それぞれの考え方の違いと思えます。ゼットン星人はウルトラマンと科学特捜隊さえ倒せれば自分が倒れても増援が地球侵略を果たしてくれる、と考えていたのかもしれません。
バット星人はウルトラ戦士抹殺を狙っていた為、初代ウルトラマンを倒したゼットンを養殖し更に初代を上回るパワーを与えたが知能と特殊能力がやや下がっている様にも見えます。
要するに初代ゼットンがなぜ強かったのかは、敵を徹底的に分析して作られたワンオフの改造怪獣だからだと思います。
どうでしたでしょうか?怪獣考察2回目はゼットンでした。皆様も興味が出たら、ウルトラマン見てみてください。
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