ウルトラマン最終回39話『さらばウルトラマン』にて初登場したゾフィーについて考察してみたいと思います。
ゾフィーは宇宙警備隊の隊長で年齢は2万5千歳、身長45m、体重4万5千tでウルトラ兄弟の長男です。
ゾフィーの胸部に有る突起物の様な物はスターマークと呼ばれる勲章でウルトラ戦士の中でも優れた功績を残した者にのみ贈られる最高クラスの勲章です。肩には宇宙警備隊の隊長の印であるウルトラブレスターを着けています。
ゾフィーは初登場時は実はまだ隊長ではなく平の隊員でした。ゼットンに敗れたウルトラマンとハヤタ隊員の為に新しい命を与え蘇らせた功績から隊長に昇進しました。
ここで疑問なのは何故ウルトラマンとハヤタ隊員を蘇らせた事で隊長に昇進したのか?です。
ウルトラマンは地球に初めて来たウルトラ戦士だから特別な存在ではありますが任務で傷付いた仲間を助けただけで昇進というのもやや難しいと思います。最近では『ウルトラ6兄弟 THE LIVE in 博品館劇場 -ゾフィー編-』にて「ウルトラの父が大隊長に昇進する事になったため、彼の推薦で後任に選ばれた」という設定に落ち着いたようてすが、テレビだけの設定で考えてみるたいと思います。
まず、ゼットンを連れてきたゼットン星人は円盤群を率いて地球侵略をしようとしました。その円盤群にもし増援が居たとしたら、ゾフィーがそれを撃破していたとしたら隊長昇進も納得できるかもしれません。
これについては、初期案ではゼットンを倒すのはペンシル爆弾ではなくゾフィーだったのです。
初期案から変更されたことでゾフィーの出番もウルトラマンを迎えに来ただけになりました。
しかし、ゾフィーはゼットンが倒されて間もなく現れました。これは、ゾフィーが地球の近くに居たのではないかと思います。他の任務の可能性も有りますがゼットン星人の円盤群を見つけた可能性も有ると思います。
因みに、ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution3』(PlayStation 2用のソフト)のテレビでのストーリーを追体験できるウルトラモードの『さらばウルトラマン』ではある条件を達成することでゾフィーでゼットンと戦う事が出来ます。
皆さん如何でしたでしょうか?今回は何かとネタにされる宇宙警備隊の隊長についてでした。
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