事件通信　〜日々の出来事〜

米国務省は20日、世界各国の人身売買の実態をまとめた年次報告書を公表した。日本については、女子高生とデートできるとうたった「JKお散歩」と呼ばれる接客サービスを新たな性目的の人身売買の例として示した上で、各国の取り組みを4段階に格付けした中の、上から2番目の評価に据え置いた。
　日本が2番目の評価にとどまったのは10年連続。報告書は「援助交際」も人身売買の例に挙げ、「日本に来る外国人の女性や子供の中には、到着後すぐに売春を強要される者もいる」と指摘。「日本人男性は、東南アジアやモンゴルでの児童買春ツアーの大きな需要源」とも記した。 4段階のうち最高評価だったのは米国、韓国など31カ国・地域。制裁対象となり得る最低評価はロシア、北朝鮮、イランなど23カ国だった。
　現在、お金を払って女子高生と一緒に散歩が出来るサービス「ｊｋお散歩」と呼ばれるものが、女子高生が男性客からわいせつな行為を受け、逮捕されるという犯罪の温床になっているという。そもそも女子高生が男性客と散歩をするだけということで賃金が発生してよいのだろうか。最近ではお金を出して友達を借りるという「レンタルフレンド」と呼ばれるものもあると聞く。いくら需要があるからと言ってこのような商売が成り立つことがおかしいと思う。これらの事を挙げるならば「キャバクラ」や「風俗」はどうなるのだという話になるが、こういった人間関係を売るような曖昧な商売が発展していくようでは日本の将来はお先、真っ暗ではないだろうか。