トラ・ドラ・グル

沖縄本島を旅行する場合、レンタカーを利用する人が多いです。
島には鉄道が無く、那覇市内にモノレールがあるだけなので、当然かもしれません。
実際、観光地の駐車場には、”わ”と”れ”ナンバーが多いのに驚かされます。
”わ”ナンバーだけでは足りないのか、本州では見慣れない”れ”ナンバーもレンタカーです。
また、１時間でも１分でも早く観光やマリンスポーツを楽しみたい人にとっては、
いかに早くレンタカーを借りるかが勝負です。

まず、流れを説明します。
那覇空港に着いて、空港を出ますと、レンタカー会社のバスが並んでいますので
それに乗ります。
乗客が一杯になると、バスが発車して、レンタカーが置いてある営業所に連れていってくれます。
レンタカー会社に着くと、順番に受付を済ませ、借りるための手続きを行います。
最後に、乗るレンタカーまで行き、傷のチェックや運転操作等の説明を聞いて
ようやく運転スタートです。
レンタカー会社のバスに乗車して発車するタイミング、レンタカー会社に着く時間、受付の待ち時間
これらのトータル時間がこの後の観光時間の差になってきます。
前回の沖縄旅行では、オリックスレンタカーを、今回の旅行ではトヨタレンタカーを借りました。
オリックスレンタカーは、トヨタレンタカーより遠くに営業所があり時間を要しました。
加えて沖縄に着いた日が週末だったこともあり、道路が大渋滞してオリックスの営業所まで
なかなかたどり着けず、いらいらしてしまいました。
よって、今回はトヨタレンタカーにしました。
前回に比べて、かなり早くスタートができて良かったです。
私たちが借りた場所より、さらに空港に近い場所にレンタカーの営業所がありましたが
よく見ると法人契約専用とあります。
ビジネスマンは時間が勝負なので、やっぱりなと納得してしまいました。
旅行代理店の人に聞いた話では、シーズンオンではレンタカーを借りるのに３時間かかる場合も
あると聞いて驚いてしまいました。今回は、空港から出てレンタカーで出発するまでの所要時間は
約３０分でした。
私たちはＪＴＢのパック旅行（飛行機とホテルとレンタカーがセット）だったので、
オリックスかトヨタかニッポンレンタカーの３社から選ぶしかないですが、
沖縄のレンタカー利用に慣れた人（兵（ツワモノ））は、空港近くでは無くて、あえて少し離れた所の
レンタカー会社で借りて出発する人もいるそうです。
返却時も返す場所がどこかが重要ですが、小心者の私たちは、約束の時間よりかなり早めに
返却するので、こちらはあまり拘りませんが、トヨタレンタカーにしたことで、
那覇空港には早く着き、空港内でくつろげました。
ちなみに、オリックスも営業所が遠いというハンディを乗り越えるべく、
ガソリン満タン返し不要というサービスを出して対抗しているようです。
（ＪＴＢのツアーならではのサービスかな？）
こうなると、私たちはオリックスを選ぶかもしれませんが、今回は予約が一杯でこのサービスは
選択できませんでした。