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2020年01月29日
ピーターラビット2(続編)でビアが結婚⁈3人姉妹も元気?公開前にチェック!
速報★待望の続編『ピーターラビット2:ランナウェイ』今夏以降に公開へ!
『ピーターラビット』から、早2年!
続編の予告編も公開され、いよいよ『ピーターラビット2:ランナウェイ』が現実になってきました。
アメリカでの公開は4月3日なので、日本公開は夏以降に。
まずは、予告編をご覧ください。
いかがですか?
相変わらず、ピーター、ベンジャミン、そして3人姉妹も元気そうですね!
でも、ちょっと雰囲気が違うのがビアとトーマスの雰囲気。
そうなんです、ラビットたちに邪魔されながらも二人はついに結婚?
続編を見る前に、映画『ピーターラビット』の予備知識を入れておきましょう!
ビアトリクス・ポターが原作の「ピーターラビット」(Peter Rabbit)といえば、子どもの頃の絵本が懐かしいですね。
今作は、ポターの同名の原作をもとにした、3Dアニメの実写化映画です。
3Dアニメ?ピンとこないかもわかりませんが、ハッキリ言って実写映画となんら変わりません。
まるで生きているかのような動きに、大人も楽しめる仕上がりです。
イギリスの湖水地方を生き生きと動きまわるラビットたちに、主演のローズ・バーンとドーナル・グリーソンが楽しく絡んでいきます。
絵本作家ビアと、ラビットの仲間たち
ラビットたちとは、絵本でもおなじみのピーター、ベンジャミン、三つ子姉妹の5匹。
彼らと人間の大人たちとのいたずら合戦、そして友情がコミカルに描かれています。
物語は、マグレガー家が所有する農園に出没し、作物をやりたい放題に食い散らかすピーターラビットたちの姿からスタート。
しかし、隣に住む絵本作家のビア(ローズ・バーン)は味方で、ラビットたちを温かく見守ってくれます。
そこへやってきたのが、農園の若き相続者トーマス(ドーナル・グリーソン)。
農園を改造する計画があり、ラビットたちを追い出しにかかるのでした。
あらすじ・ここが見どころ
(引用:
https://www.facebook.com/PeterRabbitMovie/)
◇湖水地方や農園を逃げ惑うラビットたち
ところが、トーマスが考えているほどラビットたちは気弱ではありません。
知恵の働く彼らはなにかと仕掛けをして、逆にトーマスの方を農園から追い出そうと策略を巡らせるのでした。
森の動物たちも一緒になった逃走ゲームは、この映画の3Dアニメがもっとも楽しめるところ!
逃げ惑いながらも、大嫌いなトーマスに反撃するラビットたちが見ものです。
◇三つ子のかわいいラビット姉妹に注目!
ラビットたちのリーダーは青ジャケットのピーターです。
いとこのベンジャミン(茶色ジャケット)と三つ子の3姉妹(薄緑、赤、黄色)を従えていろいろ悪だくみをします。
3姉妹は三つ子で、その動きはとっても楽しいですよ!
実はこの3姉妹の声優が、なんとハリウッド映画の主役級の女優ばかり!
・カトンテール(薄緑ジャケット)=デイジー・リドリー(『スターウオーズ』『オリエント急行殺人事件』など)
・フロプシー(赤色ジャケット)=マーゴット・ロビー(『スキャンダル』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など)
・モプシー(黄色ジャケット)=エリザベス・デビッキ(『華麗なるギャツビー』など)
ぜひ、耳を澄まして彼女たちの声をお聞きください。
◇絵本作家ビアが気になるトーマス!
一方、ピーターたちが窮地に陥りそうになった時、陰ながら助けてあげるのはラビットたちの味方ビア。
また、トーマスもラビットたちを追い詰めながら、ラビットの味方をするビアが気になって仕方ありません。
次第にエスカレートする、ピーターたちとトーマスのケンカ。
手を焼いたトーマスは、ついにラビットの住み家を壊す爆弾まで準備したのです…。
クライマックスからエンディングへ
(最後のネタバレなし)クライマックスは、トーマスの仕掛けた爆弾が暴発?
いたずらで始めた喧嘩だったのが、いつしかエスカレートし、結果はピーターたちにとってもトーマスにとっても思いもしなかった方向へ行くことに。
それは、みんなにとって大切で大好きな存在だったビアに影響することだったのです!
感想とおすすめ度
冒頭の画像が、ビアことローズ・バーンです。
以前の映画で、「ホワイトライズ」(2004年)という映画があります。
その中に、若いローズ・バーンが登場しますので好きな人はぜひ見て下さい。
今作も素敵ですが、なかなか可愛いですよ。
さて、この「ピーターラビット」、子供だまし?のアニメ?
いいえ、映像の素晴らしさでむしろ大人の方が好きになる映画かもしれませんよ。ぜひ!
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映画観るなら<U-NEXT>
2020年01月26日
感動の映画『愛を読むひと』の見どころ。必ず泣けるヒューマンドラマ、清算できなかった遠い過去
名作出演の続く、ケイト・ウィンスレット主演映画!
『愛を読むひと』は、ケイト・ウィンスレット主演のヒューマンドラマ。
もうやるせなくて、あらすじを書いているだけで涙がにじむ映画です。
15歳の男の子が20歳も年上の女性に恋をしたラブストーリーに切ないものがあります。
しかし、それはあくまで題材であって、本当はつらい時代を背景に生きた女性の感動ドラマ。
ケイト・ウィンスレットはこの作品で、第81回アカデミー賞主演女優賞を受賞。また、作品自体もノミネートされた名作です。
彼女の、深い闇を背負った主人公の名演技にこころを打たれます。
ケイト・ウィンスレットといえば、若い頃の彼女を一躍有名にした『タイタニック』を知っている人は多いと思いますがあれから20数年。
いまやベテラン女優の域に入ろうとする彼女は、この作品の他にも多くの感動作に登場しています。
いくつか紹介しておきますので、ぜひご覧になって下さい。
参考:サスペンス映画『リベンジャー 復讐のドレス』
参考:「泣ける映画特集」(いずれも、マガジンサイト「洋画のレタス炒め」)
参考:ヒューマンドラマ「女と男の観覧車」
【TSUTAYA online】
あらすじと物語の背景
舞台は、第二次世界大戦が終了して間もない頃のドイツ。
15歳のマイケル少年(ダフィット・クロス)は、学校帰りに急な発熱に襲われ近くのアパートに駆け込むことに。
それを助けたのが主人公ハンナ・シュミッツ(ケイト・ウインスレット)でした。
回復後、ハンナにお礼を言おうとアパートを訪れたのを機に、マイケルの彼女への憧れが始まります。
何度か訪問するうちに男女の関係になった二人。
ベッドやバスルームでくつろぐ時、ハンナがいつもマイケルにせがんだのは、本の朗読でした。
ちなみに、原題の「The Reader(朗読者)」(新潮社:サンプル付き)はここからきています。
朗読をせがんだのには深いわけがあったのです。
あらすじ・ここが見どころ
(引用:
https://www.facebook.com/TheReaderMovie/)
◇レストランでハンナにメニューを見せるが…
ハンナの仕事は電車の中で切符を切る仕事でした。
一生懸命に働くハンナを遠目に眺めるマイケル。
年齢の離れた二人でしたが、ハンナが休みになると一緒にサイクリングに出かけるなど、楽しい時間が流れていきます。
入ったレストランで一緒に食事をする二人。
マイケルはハンナにメニューを見せ、何か食べたいものがあるかと尋ねるシーンをしっかり見て下さい。
この映画の大きな伏線となっていました。
◇忽然と消えたハンナの姿
ある日もいつものようにハンナのアパートを訪ねたマイケル。
しかし、なんと何の前触れもなく、彼女の姿は消えていたのです。
乗車しているはずの電車にも、彼女の姿を見つけることができません。
会社に尋ねると、彼女は突然退職したとのことでした。
後になってわかったのが、誠実に仕事をこなしてきた彼女の仕事ぶりを認められ、事務の仕事に昇格が言い渡された直後とのこと。
◇久々の彼女は、裁判の被告人席
不可解なまま何年か経過し、その後、法科に進学したマイケルは意外なところでハンナを見つけます。
それは、ゼミの実習で訪れた実際の法廷見学。
マイケルが目にしたのは、被告人として名前を呼ばれたハンナだったのです!
裁判で知った彼女の過去、それは戦時中にユダヤ人強制収容所の看守の仕事をしていたことでした。
罪状は、収容所内で発生した火事に適切な処置を取らず多くの犠牲者を出したこと…。
クライマックスからエンディングへ
(最後のネタバレなし)ハンナは、裁判では一貫して自分の正当性を主張、看守として自分の取った行動に問題はなかったと訴えています。
看守は全部で6人いたのですが、当時の火災報告書はいったい誰が書いたのかということになり、ハンナ以外の5人とも否定。
最後、法廷は証拠として報告書の筆跡鑑定をするためハンナに自筆サインを求めることに。
勘のいい読者はもう察したかもしれませんね。
この時点で、急きょハンナの態度が一変!
と同時に、裁判を見学していたマイケルも、彼女と暮らした遠い昔のことを思い出さざるをえなくなるのでした…。
感想とおすすめ度
なんとか、ハンナを助けたいと思うマイケルですが、「自分の責任」だと自白した彼女を助けることは所詮無理な話で、結果ハンナは無期懲役で刑務所に入ることになります。
ハンナへの想いを断ち切れず、ハンナと文通を始め出したマイケル。
なんとか接点を持ちつつ時間が流れていきますが、映画は最後のドンデン返しへと続きます。
結末には、もう涙なくしては見られないエンディングが待っていました…。
ぜひおすすめしたい名作です!
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2020年01月21日
女性エージェントの時代!米タイム誌の表紙を飾った『メン・イン・ブラック2』の主人公!
「メン・イン・ブラック」は、地球上に生息しているエイリアンの最高監視機関のことで、そこで活躍するエージェントたちを描いたSFアクション映画です。
20数年前の初回作品からシリーズ化されている人気作品で、今回紹介するのは第4作目の『メン・イン・ブラック:インターナショナル』。
「メン・イン・ブラック」は、黒制服に身を包んだ男たちという意味になりますが、今作から女性エージェントが初登場!
前作以上の面白い展開となっていますので、ぜひ、期待して下さい。
■はじめての女性エージェント、MIBに志願!
シリーズ作品とはいえ、いわゆるスピンオフ(外伝=本作の大きな背景はそのままに新たなストーリー仕立て)作品で、前作を見ていなくても十分楽しめます。
今作の主な登場人物は、主人公に「エージェントH」(クリス・ヘムズワース)。
あの『マイティー・ソー』の主人公、「ソー」です。
(映画の途中で、ソーの必需品ムジョルニアが、小さなハンマー⁈で登場、なかなか可愛いですヨ!)
そして今回初の女性エージェントMに、テッサ・トンプソンが登場しています。
実はテッサ・トンプソンは、2019年5月号の米タイム誌の表紙に登場、「次世代リーダー」として紹介された女優。
その理由は、自ら「クィア」(両性愛者)であると宣言したことへの評価のようです。
ということは、「メン・イン・ブラック」であろうが、「ウィメン・イン・ブラック」であろうがあまり関係ないのかもしれませんね。
■エージェントOから、見習い員として採用!
(記事内画像:https://www.facebook.com/pg/MenInBlackJP/photos/?ref=page_internal)
◆MIBロンドン支局へ派遣される、2人のエージェント
MIBの本部はニューヨークです。
ここに、子供のころからMIBエージェントに興味を持っていたモリー、後のエージェントMが応募してきます。
実際には、彼女は独自の方法で秘密のMIB本部を探し出し、侵入してきたのです。
モリーはすぐさま記憶を消されそうになりますが、本部の責任者であるエージェントO(エマ・トンプソン)は、彼女の熱心さに打たれ、とりあえず見習いで雇ってみることにします。
そこで、まず派遣されたのがMIBのロンドン支局。
チーフのエージェント・ハイT(リーアム・ニーソン)の指示のもと、エージェントHと行動を共にすることに。
◆盟友エイリアンから受け取った、ダイイングメッセージ
ロンドン支局でのミッションは、地球と盟友のエイリアン、ヴァンガスを守ることでした。
ところが、不覚にもヴァンガスは双子のエイリアン、ツィンズによって抹殺されてしまうことに。
この大失態は、MIB内で二人の評判を落としてしまい窮地に立たされます。
しかし、エージェントMはヴァンガスからダイイングメッセージとともに、変わった形の宝石を受け取っており、これが後の展開を大きく変えることになります。
◆恐ろしい破壊力を持った兵器とは?
ひとつのポイント、ダイイングメッセージはなんと、「MIB内にスパイがいる」とのこと。
本来、盟友ヴァンガスの居場所はMIB内のものしかわからないはずなのに、ツィンズに見つけられてしまったことに由来します。
もうひとつは、ヴァンガスから預かった宝石が、実は恐ろしい破壊力を持った兵器だったこと。
その威力は、一つの星さえ破壊してしまうほどなのです。
二つの秘密を持ってしまったエージェントM。
そして、一緒に仕事をしてわかったのが、同僚のエージェントHがなぜか頼りないことも…。
■クライマックスで、武器商人「リザ」登場!
そんな時、エージェントMが大事に持っていた宝石が、別のエイリアンに奪われてしまうことに。
奪われた宝石の行き先、エージェントHがとっさにひらめいたのは、かつての恋人リザ(レベッカ・ファーガソン)。
リザは、武器を専門に扱うる武器商人で「死の商人」と呼ばれていました。
冒頭の画像が、リザで彼女もエイリアンです。
エージェントHのかつての恋人とは言え、そう簡単には渡してくれません。
演じるレベッカ・ファーガソンは、あの『ミッション・インポッシブル』でド派手なアクションを見せてくれた彼女ですが、ここでのアクションは見どころ!
画像では見えませんが、実はリザには秘密の「スゴ腕」が!(ぜひ、映像で確認を)
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■まとめ〜H&Mコンビの続編に期待!〜
(マスコット・キャラクター:「ポーニィ」
(記事内画像:https://www.facebook.com/pg/MenInBlackJP/photos/?ref=page_internal)
さて、クライマックスはヴァンガスのダイイングメッセージであった、MBI内にいるスパイ!
新人エージェントMと、頼りなかったH?が協力して突き止めた噂のスパイにビックリ!
同時に、Hが頼りなかった意味も同時に解明。
いずれにしろ、手練手管のエイリアンたちがユニークな姿に変えて登場、とにかくコミカルで楽しい映画となっています!
エンディングを見ていると、このH&Mコンビの続編があるかも?
期待して、続編前にぜひ見ておきたい1本です!
2020年01月11日
禁断の人工生命体に手を出すな!脳神経科学者の失敗、SFスリラー『レプリカズ』
かつてのSF映画は「絵空事」で、奇抜さゆえに映画を純粋にエンターテインメントとして楽しめたものです。
しかし、昨今のSFは、科学が追いつき出したのか、まんざらウソとは言い切れないものが出てきました。
その分、さらに知的好奇心が沸き映画を面白く観られるようになったのではないでしょうか。
特に、「人工生命体」の世界は、現実世界におけるAIの著しい進歩により現実味を帯びてきたといえます。
今回紹介する「レプリカズ」は、クローンとして複製(レプリカ)される「人工生命体」がテーマです。
参考記事:人工生命体『モーガン』(映画マガジン『洋画のレタス炒め』)
参考:「ヒューマノイド3部作」(webマガジン「洋画のレタス炒め」)
アリータ バトル・エンジェル (竹書房文庫) [ パット・カディガン ]
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■バイオ企業の神経科学者と、家族を襲った災難
主人公ウィリアム・フォスター(キアヌ・リーヴス)一家は、妻と子供3人が仲良く暮らすありふれた家庭でした。
ある日、家族を乗せたウィリアムの車が突然の事故に遭遇します。
助かったのは運転していたウィリアムだけで、妻モナ(アリス・イヴ)と3人の子供は即死。
普通の夫なら、悲しみに打ちひしがれ茫然自失のうちに家族と永遠の別れをするしかありません。
しかし、医療系バイオ企業の神経科学者であるウィリアムは違っていました。
考えたのは、死んだ家族をなんとか「蘇生」できないかということでした。
というのも、実際に彼の仕事は死亡確認の取れた人間の神経系ネットワークをすぐさま機械に移植し、「人工生命体」として生き返らせるという実験を繰り返していたのです。
■倫理と道徳を無視し、クローン人間への挑戦
(引用:https://www.facebook.com/replicasmovieofficial/)
◆神経科学者の夢と、屈折した家族愛?
神経科学者としての夢を実現したいウィリアムにとって、4つの遺体を自らの実験対象にしようと決断するのに時間はかかりませんでした。
また、家族への断ち切れない深い愛情があったことも確かです。
すぐさま、研究員の同僚に相談をします。
ウィリアムの計画は、「肉体」をクローンで再生し、記憶や感情などの神経系ネットワークを後から埋め込むこと。
幸か不幸か、ウィリアムの勤める企業には動物クローンを育て、創り出すための装置「ポッド」が3つありました。
◆究極の選択を乗り越えた、ありえない決心とは?
しかし、「ポッド」はあくまで動物クローン用で、クローン人間をつくるなど認められるはずもありません。
しかも、亡くなった家族4人に対してポッドは3個しかありません。
相談された同僚は、禁止事項である上に、失敗の場合のクローン人間のリスクを説きやめるよう説得。
が、ウィリアムはついに妻と子ども2人のクローン化に踏み切るのでした。
平常心を失いつつあるウィリアムが、末っ子の子ども「ゾーイ」のクローン化を断念する心理描写は見どころです。
クローンの「製造」期間は17日間。
近所の住民や子供たちが通っていた学校からの問い合わせに窮しながらも、家族との「再会」を心待ちにするウィリアムでした。
◆神経系の移植に際し、問題は家族間の「記憶」
(引用:https://www.facebook.com/replicasmovieofficial/)
家族たちとの「再会」に際し、ウィリアムがもっとも心配したのが家族たちの記憶。
ここはウィリアムが専門とするところです。
亡くなった直後に、家族の頭から記憶をすべて取り出し、クローン化が成功した段階で脳に埋め戻すシナリオを立てます。
しかし、問題は妻や兄弟の中にある、可愛い末っ子ゾーイと関わった記憶。
妻や兄弟が目覚めたとき、ゾーイがいないことに気付かないようにする必要があったのです
見どころのひとつですが、ウィリアムは神経科学者として腕を振るい、なんと家族が持っている末っ子に関する記憶をひとつひとつ消しにかかります。
頭の中だけに限らず、実際の家に中にあるゾーイの写真や持ち物すべてを処分していくことに。
■「レプリカズ」たちのクライマックス
(最後のネタバレなし)(引用:https://www.facebook.com/replicasmovieofficial/)
さて、映画のクライマックスは、17日間が経過しいよいよ再生される家族たちです。
(少しネタバレを含みます。)「クローン化」と「記憶の埋め込み」は、成功したのでしょうか?
目覚めた妻や子供たち(クローン人間=レプリカズ)に、一見、平静な日常生活が家族に戻ってきたかのようです。
しかし、冷蔵庫の牛乳が半月間放置され腐っていたことに気付く妻モナ。
子供部屋にある、処分し忘れた二段ベッドを不思議がる2人の子供…ほころびは少しづつやってきます。
■最後まで盛り上げてくれる「ドンデン返し」
紆余曲折があったもののなんとか切り抜け、再び家族との楽しい時間を過ごせると信じ込んでいたウィリアムですが、とんでもない事態が持ち上がります。
ひとつは、違和感を訴える妻と子どもたち。
そしてもうひとつ、ウィリアムの想定外だったのは彼の勤めるバイオ企業が、今回のクローン化の成功(?)を察知しよからぬことを考えたこと!
エンディングに向かい、一気に盛り上がりを見せますので最後までお楽しみに!
unextで、「レプリカズ」を視聴する。
2020年01月08日
セミッシラ島アマゾネスのダイアナが、続編でリバースする『ワンダーウーマン1984』も間近!
『ワンダーウーマン1984』(続編)情報はこちらから⇒webマガジン「洋画のレタス炒め」
この年(2017年)の映画界の話題をさらい大ヒットした『ワンダーウーマン』(Wonder Woman)。
人気のすごさとアカデミー賞は無関係が証明された映画でもありました。
人気の一番のポイントは、なんといっても主役のガル・ガドット。アメコミの人気キャラクターを実写化した映画では、最近は女性の人気が上昇。
ガル・ガドットは長身(178p)、スレンダー、美人そして無敵の、いわゆる「戦闘女子」を演じます。
続編『ワンダーウーマン1984』の2020年公開が決定している中で、この作品は是非見ておきたい映画。
ガル・ガドットの派手さに、準主役スティーズで登場する、『スター・トレック』のカーク船長「クリス・パイン」もかすむほどです。
アマゾネスの王女ダイアナがルーツ
「ワンダーウーマン」のルーツはギリシャ神話。よく耳にする女戦士だけの部族アマゾネスの出身です。
そこで育った王女プリンセス・ダイアナ(ガル・ガドット)が成長し、ワンダーウーマンとして活躍する姿が描かれています。
世の中は、第一次世界大戦の真っ只中。
アマゾネス族が住む地中海の孤島、セミッシラ島の近くの海に、ある日一機の戦闘機が墜落するのをダイアナが見つけます。
物語はそこから始まります。
初めて知る下界にはびこる「悪」
(引用:
https://www.facebook.com/wonderwoman/)
◇不時着したのは米軍の秘密諜報員「スティーブ」
ダイアナは、強靭なバネであっという間に墜落現場に駆け付け、戦闘機の中からパイロットを救出。
島に連れて帰りいろいろ聞くと、パイロットはスティーブ・トレバー(クリス・パイン)というアメリカ軍の秘密諜報員。
ドイツでスパイ活動をしていたが、秘密情報をもって逃走中のところ不時着したのでした。
ダイアナにとっては、アマゾネス以外で初めて接する、いわゆる下界の人間。
しばらく島で治療を受けるスティーブから聞く話は、悪がはびこる世の中のことでした。
◇プリンセス・ダイアナの決心!
純粋で、強い正義感をもつ女性に育っていたプリンセス・ダイアナには驚くことばかり。
また、彼女は戦士になることが夢で、部族のアンティオペ将軍(ロビン・ライト)に鍛えられ、屈強な戦士に成長していました。
スティーブの話を聞き、持ち前の正義感に目覚めたダイアナ。
母であり部族の長であるヒッポリタ女王(コニー・ニールセン)を説得し、スティーブと一緒にはじめて島を離れる決心をするのでした。
女王は、いずれこの時が来ることを予感していました。
◇ワンダーウーマンの誕生!
u-next:『ワンダーウーマン』
二人が目指したのは、ドイツ軍にあって毒ガス製造をすすめるルーデンドルフ大佐。
しかし、二人は重兵器を装備したドイツ軍の猛攻に合い、一斉に反撃されます。
さあ、ダイアナのアマゾネス流の接近戦が通用するかどうか。
見どころは、ダイアナがプリンセスとして受け継いだ伝説の武術と武器で反撃に出るところ。
胸の前で腕をクロスさせて発する強力な電磁波!どんな攻撃をも封じ込める強靭な盾!
そして、最強と言われる伝説の剣ゴッドキラー!
悪の根源は、軍神「アレス」
(最後のネタバレなし)最強の武器を駆使する姿こそ、「ワンダーウーマン」の誕生です!
次第に、悪漢ルーデンドルフ大佐を追い詰め、ついに悪の根源を断ち切ったかのように見えたその時!
ギリシャ神話の伝説は生きていたのです。
実は、大佐を背後で操っていたのは「アレス」と呼ばれるとんでもない軍神だったのです…。
ガル・ガドットは、なんとミス・イスラエルの前歴をもつ女優です。
これまでもアクション映画に登場し注目されていましたが、今回は初の主役映画。
なかなか、魅せてくれます!続編が楽しみです!
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2020年01月04日
A・クリスティー原作のおススメ映画、最高傑作と自慢した『ねじれた家』の超意外な犯人!
ミステリー映画『ねじれた家』は、アガサ・クリスティー原作の小説を映画化したものです。
彼女は世界的に有名な推理小説家で、書いた小説は何度も映画化される人気作家。
推理小説を映画化するのは、登場人物の微妙な心理描写から最終のタネあかしまで、よほどうまくシナリオを作らないと鑑賞者の頭がついていきません。
そんな中で今回紹介する『ねじれた家』は、ミステリアスな人物たちを手際よく登場させ楽しませてくれます。
誰が怪しいか、もちろん誰が犯人かをワクワクしながら、アッという間に最後のドンデン返しまで導いてくれます。
■アガサ・クリスティー、自ら最高傑作と語った小説
(引用:公式サイトhttps://nejire-movie.jp/about.php)
左:探偵チャールズとソフィア 中央上:大叔母イーディス 中央下:長男夫妻 右上:次女ジョセフィン
アガサ・クリスティーが小説で仕込んだ犯人は、今回も意外な人物で鑑賞者としては大満足でした。
ちなみに、彼女はこの作品を自ら最高傑作のひとつに挙げています。
「意外な犯人」というのは、私がそう思うだけで聡明な鑑賞者は推理できるかも?
もちろん、ネタバレなしで映画紹介していきますので、文章に惑わされずに最後までお読み下さい。
舞台は、大富豪一家の住む屋敷。
ある夜、ここの主アリスタイド・レオニデスが薬殺されるところから物語は始まります。
■同居する、すべての家族にかかる疑い
◆孫ソフィアがかつての恋人に探偵を依頼
「ねじれた家」(原題:Crooked House)の通り、屋敷に住む家族9人はいずれも屈折した人間ばかりでした。
最初は家主の死に方に不審な点がなく事故死と片付けられそうになります。
しかし、誰かが故意にやった「薬殺」と決めつけ、犯人はこの家に住む誰かだと思ったのは、家主の孫娘ソフィア(ステファニー・マティーニ)。
ソフィアは、かつての恋人だった探偵のチャールズ・ヘイワード(マックス・アイアンズ)に犯人捜しを依頼します。
しかし、考えてみれば依頼したソフィアだって、祖父と一緒に暮らす人間として、犯人でないとは言い切れません。
◆祖父が残した遺産に、興味を持つ連中ばかり
(引用:https://www.facebook.com/crookedhousemovie)
チャールズはさっそく家族9人と会うことに。
(先に家族構成を頭に入れておくと、映画の流れがよりわかりやすくなりますよ。)
家主アリスタイドの長男フィリップ夫婦と子供3人(ソフィアは長女)、次男ロジャー夫婦、後妻ブレンダ、ソフィアの大叔母の9人。
チャールズは、家族全員が家主の死にあまり感傷的でないのと、本人の言い方とは別に遺産に対して何らかの興味があることに気付きます。
家族役の主なキャストを紹介しておきましょう。
映画の中での「ねじれた性格」を名優たちが見事に演じてくれます。
◆バラエティに富んだ個性のキャスト陣
(引用:https://www.facebook.com/crookedhousemovie:長男フィリップの妻マグダ:ジリアン・アンダーソン)
家を仕切るソフィアの大叔母イーディス役にグレン・クローズ。
ベテラン女優の存在で物語に重厚感が出ます。
長男フィリップの妻マグダ役に、ジリアン・アンダーソン。
売れない舞台女優役でずっと酔っぱらっていますが、彼女は『X-ファイル』シリーズのスカリー警部で知られています。
後妻ブレンダ役に、クリスティーナ・ヘンドリックス=トップ画像)。
妖艶な姿で、怪しさもひときわ目立つ存在です。
ソフィアの妹ジョセフィン役に、オナー・ニーフシー。
子役ながら、今作ではポイントとなる存在です。そういえば、『マイ・ブックショップ』でも重要な役割となりました。
■終盤まじか、逮捕された犯人は?
映画は、中盤まで登場人物の紹介と、死んだ主との関係性が続きます。
犯人に行き着くためのネタ振りがしっかりされていますので目を凝らし、耳を澄ませて彼女・彼らのセリフを聞いてください。
そして、後半に入った頃、動かぬ証拠とともになんと「犯人」が逮捕されます!
まさか?いや、当然だろう!と鑑賞者にはさまざまな憶測が過ぎることに。
しかし、さすがミステリーの女王は次なる仕掛けを作っていました…。
映画の醍醐味はここから。ぜひ、最後のドンデン返しを楽しんで下さい!
■2020年秋の『ナイル殺人事件(仮題)』もお楽しみに!
アガサ・クリスティー原作の小説で映画されたものは他にもあります。
最近では、これも有名な『オリエント急行殺人事件』。
『スターウォーズ』シリーズのレイ役、デイジー・リドリーも登場します。
探偵は、おなじみのベテラン、エルキュール・ポワロ(ケネス・ブラナー)。
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オリエント急行殺人事件 (ポプラポケット文庫) [ アガサ・クリスティ ]
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そして、2020年秋公開で、同じケネス・ブラナーの『ナイル殺人事件(仮題)』が待っていますので是非、お楽しみに!
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2019年12月31日
「にほんブログ村」入村、「洋画のレタス炒め」開設。2019年のト2大トップニュース!
2019年も終わろうとしています。
今年3月にスタートした映画紹介サイト「あの映画見た?あらすじと見どころ紹介!」も皆様に支えられ、80数記事をアップすることができました。
タイトルの「あの映画」とは、ほとんど私が気に入った映画のことで、ある意味押し付けだったかもわかりません。
スタート当初は、月間数百程度のPV(ページビュー)数だったのですが今では、なんとか月間7000〜8000PVまで届くようになりました。
また、訪問者数も月間延べ1000人以上の方に見てもらっていることになります。
本当に、感謝、感謝です。
2019年出来事その1.3月「映画ブログ」の開設
はっきり言って、ブログテーマを映画にすることは最難関の道を選ぶことでした。
メジャーな映画ビジネスサイトがわんさかある中で、極小ブログが検索サイトでヒットするのは奇跡のようなもの。
ただ、私の場合、先にブログありきではありませんでした。
先に好きな映画(特に洋画、特に俳優、特に女優)があり、どんどん首を突っ込んで行った結果がこのブログでした。
そんな中、曲がりなりにも3月に開設できたこと、そして現時点で約9ヶ月続けられたことは見ていただいているファンの方々がおられたおかげです。
ちなみに、このファンブログ内で、映画部門は約6000ブログあるのですがその中で、第15位前後をキープできなんとかシングルを狙える位置にいることは夢のようです。
2019年出来事その2.8月「洋画のレタス炒め」オープン!
このブログもある意味、自由にやっているのですがもっと画面を大きく使い、「映画マガジン」の特徴を出したいと思い8月に開設したのがwebマガジンサイト「洋画のレタス炒め」です。
次の、レタスマークにリンクを貼っていますので、クリックして一度ご覧ください。
ちなみに、これは友人のデザイナーがデザインしてくれました。
なにそれ?っていうタイトルですが、簡単に言えばシャキシャキ感を強調した「webマガジン」と思って下さい。
webマガジンの特徴は、画像を大きくし文字は1500字〜2000字程度で、サッと読めば1記事約3分とかからないことです。
本当は、二つもサイトを持たずにひとつに絞ればいいのですが、逆に、2つのサイトが相互に補完できるよう「相互リンク」に工夫を凝らしています。
このサイトで関連の記事が「洋画のレタス炒め」にあれば、すぐにリンク参照できるようにしています。
2019年の出来事その3.12月「にほんブログ村」に入村
「にほんブログ村」は、ブログ運営者と運営ブログが一堂に会したブログ総合サイトです。
100万件近いブログとブロガーが参加しています。
まだあまり実績がありませんが、他のブログとの交流しながらファンづくりをしていければと考え参加しました。
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右サイドバーのほぼ上部にも、「映画ブログ」(にほんブログ村)のリンクマークを入れましたので興味のある方は是非、覗いて下さい。
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まとめ〜冬の風道から夏の風道へ〜
さて、この画像とトップ画像とを見比べて下さい。
トップ画像は、冷たい風が通り抜けていく冬景色です。
一方、この画像は半年前の夏景色です。
3月にブログを始めた時の「春の風道」、3か月後の「夏の風道」、さらに3か月後の「秋の風道」と、同じ場所から捉えた景色です。
映画とは全然関係なく、ちょっとホッとする画像を挟み込んでみようと思ったのがきっかけです。
いずれも私のすぐ近所です。
再び、春の風景が写せる来年3月。投稿を続けている証にしていますので、興味ある方は、ぜひ楽しみにして下さい。
来年もよろしくお願いいたします。
2019年12月16日
海底の超人キャラ『アクアマン』は、同じDCコミックの『ワンダーウーマン』を凌げるか?
『アクアマン』は、今話題の『ワンダーウーマン1984』と同じ、アメリカンコミック誌「DCコミックス」の超人キャラクターを実写化した映画です。
『アクアマン』が2019年春に公開される前に、『ジャスティスリーグ』でバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンらとともに登場した超人だったのですが、今回、単独の主役映画となりました。
名前の通り、キーワードは「水」そして「海」。
アクアマンこと、「アーサー・カリー」(ジェイソン・モモア)誕生秘話から海底の支配者となるまで、圧巻の映像で描かれています。
■単独作品になり、圧倒される海底王国の映像美
「ワンダーウーマン」が単独主役で爆発的人気を博したのと同様、この「アクアマン」も単独作品になって一気に注目されました。
とにかく、映像の素晴らしさとスケール感、そしてスピード感が凄い!
アクアマンが活躍する主戦場はもちろん海底。
かつて陸に合った王国が崩壊した後、深い海溝で再興されるのですが深海でうごめく海底人はリアルです。
また、海底だけにとどまらず、時に砂漠地帯やイタリア・シチリアの街中アクションも登場し退屈させません。
■アクアマン 誕生の秘密、見どころ満載の大スペクタクル
(引用:https://www.facebook.com/AquamanMovie/)
◇アトランティス王女、キャストはニコール・キッドマン
さて、見どころは満載!です。
冒頭は、アクアマンこと、主人公「アーサー・カリー」の誕生から。
ある日灯台守のトムは、負傷して海岸に打ち上げられた海底王国アトランティスの王女アトランナ(ニコール・キッドマン)を助けます。
(ニコール・キッドマンの、久々に珍しいアクションも見どころ!)
本来出会うはずのない海底人と人間ですが、しばらく暮らすうちに愛が芽生え二人の間に生まれたのがアーサーです。
しかし、このことは将来、海底王国を支配する素養を持ちながら「半海底人」とされ、アーサーが苦労をする原因となります。
◇支配者オーム王が差し向けた刺客・ブラックマンタ
(引用:https://www.facebook.com/aquaman/)
というのも、アーサーには異母兄弟のオーム王(パトリック・ウィルソン)がいたのです。
別々に成長した二人ですが、アーサーの存在を知ったオーム王は、半海底人である兄を始末し、すべての海を束ねる支配者になることを企みます。
そこに刺客として差し向けられたのは、アーサーの宿敵となるブラックマンタ。
かつて、自分の父親をアーサーに殺された恨みを持ち続ける人間です。
オーム王の策略で製作した、ブラックマンタの兵器の強烈な破壊力は驚くばかり!
アーサーが瀕死の状態になるところは見どころです。
◇注目キャスト アンバー・ハードのメラ王女!
アーサーは、もともと海底人の世界に興味もなく、ましてキングになるつもりもありませんでした。
しかし、王をめざすきっかけは、海底人のもうひとつの王国ゼベルの王女メラ(アンバー・ハード)との出会い。
冒頭のキレイな画像が彼女です。
海底王国には7つの王国が共存していたのですが、メラ王女は、全海底王国を支配しようとするオーム王の野望が気に入りません。
メラは刺客から追われるアーサーを助けながら、先々、オーム王に代わるキング・アーサーの誕生に手助けするのでした。
■クライマックスは、伝説の矛・トライデント
(引用:https://www.facebook.com/aquaman/)
アーサーがキングになるのに必要なモノ。
それは、伝説の矛・トライデント。画像にある、アーサーが手に持つ矛です。
メラ王女はトライデントがアーサー手に渡すべく、伝説の地や荒れ狂う大海を探し回ることに。
しかし、海溝の国では難敵「怪物トレンチ」に行く手を阻まれたり、オーム王とブラックマンタも追跡の手をゆるめません。
万事休す!かと思われた時、二人がたどり着いたのは意外な場所と意外な人物でした…。
まとめ〜『アクアマン2』への期待、おまけ映像〜
『アクアマン』第一作目は、感動の結末を迎えます。
しかし、映画のエンドロール後にあっという映像が流れます。
それを見ると、誰しも思うのが続編『アクアマン2』。今のところ2022年という情報ですが、まだまだ流動的でしばらく目が離せません。