資料は無駄
仕様書、技術資料、呼び名はいろいろだが
システム開発にかかわる資料の多くは
無駄だと思ってきた。
仕様書を書くよりもシステムを作った方が早いし、
作ったものを見ながら、お客さんと打ち合わせした方が
お客さんも分かりやすいと考えている。
ふと考えた
今、先週納品したシステムの技術資料を作成している。
資料作りは面倒くさく、楽しくない。
投げ出したくなったが、ふと思いついた。
システムよりも先に資料を作ったらどうなるだろう。
・仕様を考えるときと、考えた仕様を資料にまとめるときとで
二度設計することになり、設計の漏れに気付きやすくなる。
・分かりやすい資料ならば、別の人でもシステム化できる。
(引継ぎを容易に行える。)
・万一、システムが失われても資料が残っていれば作り直せる。
いいこと尽くしだ。
資料作りに時間がかかる分、開発費用はアップするだろうが、
品質面、保守面で得られる成果は大きい。
次のシステム作りからは、先に設計書を完成させてからシステム作りにとりかかろう。
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