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2018年12月24日

同じシステムを二度作れる

資料は無駄


仕様書、技術資料、呼び名はいろいろだが

システム開発にかかわる資料の多くは

無駄だと思ってきた。

仕様書を書くよりもシステムを作った方が早いし、

作ったものを見ながら、お客さんと打ち合わせした方が

お客さんも分かりやすいと考えている。

ふと考えた


今、先週納品したシステムの技術資料を作成している。

資料作りは面倒くさく、楽しくない。

投げ出したくなったが、ふと思いついた。

システムよりも先に資料を作ったらどうなるだろう。

・仕様を考えるときと、考えた仕様を資料にまとめるときとで
 二度設計することになり、設計の漏れに気付きやすくなる。

・分かりやすい資料ならば、別の人でもシステム化できる。
 (引継ぎを容易に行える。)

・万一、システムが失われても資料が残っていれば作り直せる。

いいこと尽くしだ。

資料作りに時間がかかる分、開発費用はアップするだろうが、

品質面、保守面で得られる成果は大きい。


次のシステム作りからは、先に設計書を完成させてからシステム作りにとりかかろう。









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