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2024年11月03日

大口投資家の手法とダマシの正体

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FXトレードで


買いを入れると、チャートが下がって負ける


売りを入れると、チャートが上がって負ける


これが、だましなのか?なぜだましは起こるのか?


その疑問にお答えします


このチャートだけでもダマシが頻発しています


どこか分かりますか?



 





突然ですが皆さん自分のポジションが髭先で狩られてから思った方向に伸びていくそんな悔しい経験をしたことはありますか?



あると答えた方がほとんどだと思います



このことを世間一般的にダマシと呼びますが



この経験がある方は相場の本質的な動き方を理解できてない



可能性が高いです 



あなたは、相場はどうやって動くのと聞かれて、すぐに答えられますか?



「買い手が多いから上がる売り手が多いから下がる」



こんな単純なものではありません



これを理解するだけでダマシを避けることができ、



またダマシを利用してトレードすることもできるようになりますこの記事では相場の本質的な動き方や



ダマシのメカニズムダマシを利用した手法まで



段階でに分かりやすく解説していきます



最後まで御読みになれば、もうあなたは、騙されないトレーダーになっていることでしょう



 



相場はどうやって動くのか



まずダマシのメカニズムを理解する上で、相場はどうやって動くのかについて理解する必要があります



相場というものは買い手と売り手のマッチングで動きます




 



例えば



買いたい人が100人いても売りたい人が0人の場合



そもそも売買が成立ないので動きは生まれません



これって相場に限らず全てにおいて言えることですよね



世の中の全てのものは受給で価格が動いています



ドル円を100円で買いたいと考えている



トレーダーがいる場合同時に100円で



売りたいと考えているトレーダーが必要で



この2つがマッチングして初めてドル円の



レートが100円で決まります




 



価格が動くにはこの2つのバランスが崩れる必要があります



ドル円を100円で買いたいと考えているトレーダーが



2人に増えたとして、売り手がいやいや111円でしか売りたくないとなったらどうでしょうか



この場合需要が増えているので売り手は強気になり価格を下げようとはしません、なのでどうしても買いたければ買い手が1円上げ



てでも買おうとします



つまりこことここがマッチングするわけですからドル円のレートは111円で決まります



このように相場は受給で動いており



上昇するためには売り手が必要で、下落するためには買手が必要です



言い換えると



上がるためには下がる必要があり、



下がるためには上がる必要があります



だから相場は一直線で動かず波を描きながら動くわけです



これを知っているだけでも



例えば買ポジションを保有している場合



短期的な下落で焦ることはなくなります



短期的な下落が発生しても、「今は上がるために下げているのだな」と思うことができるようになれば勝ちトレーダーまであと少しです



ダマシのメカニズムについて



ダマシが分からない方のために説明しておくと




 



このように相場が上昇してきて、上位足の水平線などでダブルトップ完成で売った場合、損切りはダブルトップが否定される場所になるのでここになりますよね

ただ思いの他、上昇の勢いが強くダブルトップを否定して損切りに髭先が当たってから下落することをダマシと言います



損切りになってから思った方向に伸びていくめちゃくちゃ悔しいですよね



 ダマシで自分のポジションが狩られたトレーダーは

「大口に狩られた」とか「大口にはめられた」など言いたい放題言います



ただ大口も個人投資家を騙してやろうみたいな悪意があるわけでは

ありません



そこでしか注文が通りにくいという大口なりの理由があるのです



先ほど売買が成立するにはマッチングが必要だと解説しました



つまり銀行やヘッジファンド年金基金などの大口は巨額の買注文を出しても巨額の売注文を出す人がいなければ、取引が成立しなかったり、変な場所で取引が成立してしまうというリスクがあります




 



それで、注文を出した時にすぐに取引が成立することを流動性が高いと言います。



反対になかなか取引が成立しないことを流動性が低いと言います



相場というものはこのように常に大量の指値注文が存在しています



つまり上昇の場合この指値注文とマッチングしながら上昇していくことになります




 



これを大口の目線に立って流動性が低い場合で考えると



例えば1枚ずつ指値注文があるとします



ただ大口は巨額の資金を運用しているため5枚の注文を出したと



しますマッチングしながら上昇していくため



この5枚の注文が通る場所はここになります



この場合大口が買った場所は下ですが売買が成立した場所は上になります




 



あなたもトレードする際はできるだけ低い位置で買いたいし、できるだけ高い位置で売りたいはずです



それは大口も同じです

下で買注文を出したのに上で売買が成立したら

実質ここの値幅分損しているわけですから嫌ですよね



これを防ぐために

大口はこのような場所で注文を出します




 



この場合ダブルトップの上に大量の損切りが集まっているということは容易に想像できます



売りの損切りは買いです、つまり言い換えると



ここには大量の買い注文が集まっていることになります



ですので、相場がここまで上昇したということは大量の買い



注文が発生することになります



さらにここまで上昇したということは、ここからの上昇トレンドが継続していることを意味するのでこの高値更新で買ってくる



トレーダーも多くいます



つまりここには損切りの買と新規の買注文が集まっていることになります



流動性かなり高いですよね



ここに大口は巨額の売り注文をぶつけてきます




 



もちろん大口もこのダブルトップの上に大量の買注文があることは知っています



ですので、ここの大量の買注文に向けて巨額の売り中文を出せばスムーズに売買が成立するため、より高い位置で売ることができるようになります。




 



このように大口は常に流動性が高い場所を狙っています



こちらはドル円の1時間足ですがこのチャートだけでもダマシが頻発していますどこか分かりますか?




 



ここです基本的に流動性が高くなる場所は大量の損切りが集まっている場所になるので高値の少し上だったり安値の少し下になります




 



どうですかこのようにダマシは天井と底つまり損切りが集中している場所で発生しています



ですので、普段あなたが置いている損切りは、常に大口に狙われていることになります



そこでしか注文が通りにくいのであれば仕方がないことですよね



これが、ダマシが発生するメカニズムです



ダマシを見極める方法はこちらです



 





 



 
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専業トレーダーの磯釣り師 退職後再就職せずに投資とトレードだけで生きています 磯釣りの弟子たちにトレードスキルを教えている
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