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2015年11月24日

休日から仕事モードへの切り替えに「下町ロケット」

「実に面白い・・」福山雅治さんのガリレオの名台詞の言葉が出てきそうなドラマがTBSの日曜劇場の「下町ロケット」だ。
もうテレビその他のマスコミで数多く取り上げられているので説明するまでもないが、直木賞作家の池井戸潤さんの小説をドラマ化したもの。日曜劇場で2013年「半沢直樹」、2014年「ルーズヴェルト・ゲーム」、2015年「下町ロケット」と会社や工場で働く男の熱いドラマのシリーズが続いている。

日曜夕方の「サザエさん」のエンディングテーマを聞くと憂鬱な気分になる「サザエさん症候群」というのがある。休日の楽しい時間がそろそろ終わり、明日からまた会社(学校)か・・とブルーな気分になるというものだが、その気持ちを明日からまた頑張るか!と浄化してくれるのが、「情熱大陸」だった。

しかしここ3年は午後9時からの「半沢直樹」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、「下町ロケット」が間に入ってきた。「半沢直樹」は主人公が父の復讐を遂げる筋なのでドロドロしていたが、「ルーズヴェルト・ゲーム」、「下町ロケット」はドロドロの中にも爽やかさがうまくミックスされていて気持ちがいい。
私はもう会社員ではないので明日から頑張ろう!と萎える気持ちを奮い立たせる必要は無いが、痛快だ。

特に今回の「下町ロケット」は出演者の顔ぶれが豪華な上、配役が面白い。主演の阿部寛さんはもちろん、前作品の「ルーズヴェルト・ゲーム」で憎まれ役だった立川談志さんが、ものすごくいい経理部長になっているのだ。前作品とは180度違う迫真の演技に引き込まれる。
吉川晃司さんが帝国重工という大企業の渋い部長役、杉良太郎が社長役であるが、見事にはまっている。

突っ込みどころも満載だ。山崎育三郎さんが演じる佃製作所の技術開発部社員は「下町ロケット」の「ロケット編」では酷い裏切り者だったが、「ガウディ計画編」では北陸医科大に転職し、真っすぐな情熱を持つ好青年の研究員になっている。顔つきから言葉遣い、口調まで変わっているが、あまりに変わりすぎなのである。
そういうところも面白い。

佃製作所の社長(阿部寛さん)と技術開発部長(安田顕さん)の顔演技も凄い。
頭をくしゃくしゃにして徹夜の作業や検証を行ったり、塩大福を涙をこらえながら食べたりする場面、その他ちょっとした場面でも、この2人が出てくると目が離せない。

会社員時代、私は研究所の管理部門にいたことがある。そこでは若い研究部員達が寝るのを惜しんで研究に没頭していた。クリーンルームの床で寝ていた研究員もいた。実社会でもテレビドラマと似たようなライバル会社とのバトルや社員同士の団結のドラマが実際にある。
それぞれの経験や立場は違っても、どこか重ね合わせて見ていけるドラマなのかもしれない。
「下町ロケット」を見て純粋に見入るのも良し、突っ込みどころを見つけて笑うも良しだ。
見終わって爽快感や、やる気、元気が少しでも出てくれば、日曜劇場の役割は果たされたと感じる。
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