新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2019年01月29日
英語はコミュニケーション力
こんにちは、Kazuです。
ここまでの色々な記事を読んでくださってありがとうございます。
実際に英語が話せるようになりたいという方に、ぜひ知って頂きたいことをお話します。
海外に留学して思ったことは、日本人は中学と高校教育を通して、かなり十分なほどの文法の知識を勉強しています。他の国の英語学習者と比べて、6年もちゃんと英語を勉強しているので、語彙力(ごいりょく);ボキャブラリーだってあるんです。
ただし、1年とかしか英語を勉強していない他の国の英語学習者は、めちゃくちゃな英語でもスピーキング力がすごく高いのに驚かされます。
一方で、日本人は英語を読んだり書いたりすることに関しては他の国の英語学習者よりも高い能力を持っているのにスピーキングができないために、苦労します。
実際のところ、日本語の語順があまりにも、英語の語順と構造が異なるために、訓練を詰まなければ英語がスラスラ出てこないということはあります。
ただそれ以上に、日本人はやはり「完璧主義」すぎるので間違いを恐れて中々言葉が出てこないということがあるのだと思います。
私が出会った、他の国の英語学習者の特徴としては
・発音が間違っていても堂々と話す
・文法が間違っていても全然気にしない
・知らない英語も自分の知っている範囲の英語の言い換えで何とか伝えようとする。
まず英語を話すようになるための、条件その1、間違いを恐れないこと。
ポイントを押さえれば英語は必ず伝わります。
そして、条件その2、相手に何が何でも自分の言いたいことを伝えようと思ったら、言い換えを多用すること。
英語が相手に理解してもらえないときは色々なことが考えられます。
@自分の発音が間違っている
A自分が思っている英語が間違っている(日本語のカタカナ英語だったり)
B単純に相手がその英語を知らない
相手もそんなに英語を上手じゃないときにはこのBはよくあります。
そんな時には、伝わるようにちょっと言い換えればコミュニケーションがスムーズになります。
ちょっと伝わないと思ってもがっかりしないで色々な言い換えをしてみてください。
例えば、、、
自分: I really like to go to "SPA"
相手の外国人: What's SPA??
自分:Oh,SPA is the name of Japanese ONSEN.
It's public bath.
We have hot water from underground in my country.
どうですか?最後の下線の文などは書き言葉としては随分不自然だと思いますが、話し言葉、コミュニケーションとしてはこれだけ言えれば確実に伝わります。
火山のvolcanicとか地熱のthermalとかそんな難しい言葉は自分も相手も分からない可能性が大きいです。
できるだけわかりやすい言葉をたくさん並べる、これが英語におけるコミュニケーション力です。
ここまでの色々な記事を読んでくださってありがとうございます。
実際に英語が話せるようになりたいという方に、ぜひ知って頂きたいことをお話します。
海外に留学して思ったことは、日本人は中学と高校教育を通して、かなり十分なほどの文法の知識を勉強しています。他の国の英語学習者と比べて、6年もちゃんと英語を勉強しているので、語彙力(ごいりょく);ボキャブラリーだってあるんです。
ただし、1年とかしか英語を勉強していない他の国の英語学習者は、めちゃくちゃな英語でもスピーキング力がすごく高いのに驚かされます。
一方で、日本人は英語を読んだり書いたりすることに関しては他の国の英語学習者よりも高い能力を持っているのにスピーキングができないために、苦労します。
実際のところ、日本語の語順があまりにも、英語の語順と構造が異なるために、訓練を詰まなければ英語がスラスラ出てこないということはあります。
ただそれ以上に、日本人はやはり「完璧主義」すぎるので間違いを恐れて中々言葉が出てこないということがあるのだと思います。
私が出会った、他の国の英語学習者の特徴としては
・発音が間違っていても堂々と話す
・文法が間違っていても全然気にしない
・知らない英語も自分の知っている範囲の英語の言い換えで何とか伝えようとする。
まず英語を話すようになるための、条件その1、間違いを恐れないこと。
ポイントを押さえれば英語は必ず伝わります。
そして、条件その2、相手に何が何でも自分の言いたいことを伝えようと思ったら、言い換えを多用すること。
英語が相手に理解してもらえないときは色々なことが考えられます。
@自分の発音が間違っている
A自分が思っている英語が間違っている(日本語のカタカナ英語だったり)
B単純に相手がその英語を知らない
相手もそんなに英語を上手じゃないときにはこのBはよくあります。
そんな時には、伝わるようにちょっと言い換えればコミュニケーションがスムーズになります。
ちょっと伝わないと思ってもがっかりしないで色々な言い換えをしてみてください。
例えば、、、
自分: I really like to go to "SPA"
相手の外国人: What's SPA??
自分:Oh,SPA is the name of Japanese ONSEN.
It's public bath.
We have hot water from underground in my country.
どうですか?最後の下線の文などは書き言葉としては随分不自然だと思いますが、話し言葉、コミュニケーションとしてはこれだけ言えれば確実に伝わります。
火山のvolcanicとか地熱のthermalとかそんな難しい言葉は自分も相手も分からない可能性が大きいです。
できるだけわかりやすい言葉をたくさん並べる、これが英語におけるコミュニケーション力です。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
2019年01月24日
英語はリズム ってつまりどういうこと?
こんにちは、Kazuです。
英語の発音の話で、まずは「音節」Syllable という話をしましたが、もう1つ、「強勢」って言葉を聞いたことがありますか?
英語では、Stressなんていいます。
多くの人はここで、知ってる単語のどこを強く発音するかってことでしょ?って反応すると思いますが。
それは、「アクセント」と言って、ここでいう「強勢」とはまた別の話です。
では、アクセントとストレスとはどう違うのでしょうか?
アクセントは、単語ごとに決まっています。同じ単語でもアクセントが異なれば意味が変わることもあります。平たく言えば単語の発音の仕方です。
高校英語を勉強した方は「名前動後」なんて言葉を聞いたことがありませんか?
単語の頭にアクセントがつくと、名詞としての意味を持ち、単語の後ろにアクセントがつくと、動詞として機能するなんてことを表す言葉でしたね。
例えば、「project」 前にアクセントをつけて PROject なんて発音をしたら(名詞)計画
後ろにアクセントをつけて proJECT なんて発音をしたら(動詞)計画する、投影する
※大文字を強く発音してほしいという表記です。
しかし、ここでいう「stress」というのは、単語単位ではなくて、文の単位で強く発音する音、弱く発音する音を区別するという話なんです。
こんなこと学校の英語教育でだれも教えてくれません。
英語って、単語そのもので読む時と、文の中で読む時では、その単語の発音の仕方自体が変わってしまうことがあります。
そんなこと聞いたことがないって方たくさんいらっしゃるんじゃないかと、それは日本の学校教育がその点を全く重視して教えていないことが理由だと思います。
もっと具体的に言えば、文章を読むときにその内容を伝える言葉ははっきりと発音しますが、文法的に必要であるだけで、内容にあまり関係のない部分は弱く発音することになっているのです。
(a,theとかitとかam,is,are,was,wereなど)
日本人が話す英語はこのことを知らないので、全部同じくらいの強さで平坦なピッチで発音してしまいます。
「THERE・IS・ A・ PEN!」みたいな感じでしょうか
実際、こんな短文の英語、、と思うかもしれませんがネイティブが早口で話すのを聞くときっとこう聞こえます。
「Theraza…Pen」
言っていないんじゃないかと思うほどに、この文において「is」と「a」は小さく発音されます。(おまけに前後の音に吸収されます)
ちゃんとした言葉では「内容語」と「機能語」といった分類があります。
その文の中身を伝える言葉「内容語」は、しっかり話す必要がありますが、「機能語」はその単語を単独で発音する場合とは異なり、小さく、もしくは他の単語の発音の際のリズムを整える程度の音しか出さないんです。
「is」っていつでも「いず」ってちゃんと言うと思ってませんでしたか?
文章の中では、「いっ」くらいにしか言わなくていいんです。そもそも。
そうやって、文全体の中ではっきり言う音と、言わない音を区別して話すと、自然なイントネーション(抑揚)がついて、リズムよくネイティブに伝わる英語になります。
この事実、中学生の頃からみんなが教えてもらっていたら、日本の英語教育が、ガラリと変わると思います。
英語の発音の話で、まずは「音節」Syllable という話をしましたが、もう1つ、「強勢」って言葉を聞いたことがありますか?
英語では、Stressなんていいます。
多くの人はここで、知ってる単語のどこを強く発音するかってことでしょ?って反応すると思いますが。
それは、「アクセント」と言って、ここでいう「強勢」とはまた別の話です。
では、アクセントとストレスとはどう違うのでしょうか?
アクセントは、単語ごとに決まっています。同じ単語でもアクセントが異なれば意味が変わることもあります。平たく言えば単語の発音の仕方です。
高校英語を勉強した方は「名前動後」なんて言葉を聞いたことがありませんか?
単語の頭にアクセントがつくと、名詞としての意味を持ち、単語の後ろにアクセントがつくと、動詞として機能するなんてことを表す言葉でしたね。
例えば、「project」 前にアクセントをつけて PROject なんて発音をしたら(名詞)計画
後ろにアクセントをつけて proJECT なんて発音をしたら(動詞)計画する、投影する
※大文字を強く発音してほしいという表記です。
しかし、ここでいう「stress」というのは、単語単位ではなくて、文の単位で強く発音する音、弱く発音する音を区別するという話なんです。
こんなこと学校の英語教育でだれも教えてくれません。
英語って、単語そのもので読む時と、文の中で読む時では、その単語の発音の仕方自体が変わってしまうことがあります。
そんなこと聞いたことがないって方たくさんいらっしゃるんじゃないかと、それは日本の学校教育がその点を全く重視して教えていないことが理由だと思います。
もっと具体的に言えば、文章を読むときにその内容を伝える言葉ははっきりと発音しますが、文法的に必要であるだけで、内容にあまり関係のない部分は弱く発音することになっているのです。
(a,theとかitとかam,is,are,was,wereなど)
日本人が話す英語はこのことを知らないので、全部同じくらいの強さで平坦なピッチで発音してしまいます。
「THERE・IS・ A・ PEN!」みたいな感じでしょうか
実際、こんな短文の英語、、と思うかもしれませんがネイティブが早口で話すのを聞くときっとこう聞こえます。
「Theraza…Pen」
言っていないんじゃないかと思うほどに、この文において「is」と「a」は小さく発音されます。(おまけに前後の音に吸収されます)
ちゃんとした言葉では「内容語」と「機能語」といった分類があります。
その文の中身を伝える言葉「内容語」は、しっかり話す必要がありますが、「機能語」はその単語を単独で発音する場合とは異なり、小さく、もしくは他の単語の発音の際のリズムを整える程度の音しか出さないんです。
「is」っていつでも「いず」ってちゃんと言うと思ってませんでしたか?
文章の中では、「いっ」くらいにしか言わなくていいんです。そもそも。
そうやって、文全体の中ではっきり言う音と、言わない音を区別して話すと、自然なイントネーション(抑揚)がついて、リズムよくネイティブに伝わる英語になります。
この事実、中学生の頃からみんなが教えてもらっていたら、日本の英語教育が、ガラリと変わると思います。
2019年01月23日
英語でどう言う?「マクドナルド」
こんにちは、Kazuです。
今回は「音節」の話。
このことを意識するだけで、英語の発音がぐっと良くなり、ネイティブに伝わる英語になる、魔法の話です。
皆さん英語を発音するときに、「音節」って気にしたことありますか?
英語では「syllable(シラブル)」と言って、語学学校の初級の授業から丁寧に教えてくれます。
私たちは話す日本語と英語の構造の決定的な違い、その1つに「音節の数」というものがあります。
どんなに「R」の発音が良くても、この音節の数を知らない人の英語は決して理解してもらえません。
それくらい大切なんです。
一番わかりやすい例でいうと「Mc Donald's」
ハンバーガーにポテトにシェイクに誰もが知っているグローバルなチェーンです。
日本語でいうと「マクドナルド」
「Ma・Cu・Do・Na・Lu・Do」
音節というのは母音「a」「e」「i」「u」「o」の系列の音がいくつあるかで決まります。
日本語は、必ず子音+母音で、音を構成するしくみなので6音節にもなってしまいます。
しかし、ネイティブはこのマクドナルドをどのように発音するかというと・・・
たった「2音節」なんです。
本当は音声で聞いて頂くと衝撃が走るのですが。。。
「Mc」の部分で1息、そして後半の「Donald's」の部分で1息。
日本語では表せないのですが、イメージでいうと→「まく、だねぇrぅz 」って感じです。
これだけ聞こえる音が違えばそれは聞き取ってもらえないと思います。
ただし、たまたまこんなに違う音があるだけではなく、私たち日本人は何にでも音節を増やして発音してしまいがちだということを知っておいてください。
その音節を省けたとき、発音はネイティブにぐっと近くなります。
例
note→英語では1音節「ノーッ」だが、日本語では「no-to」2音節にしてしまい最後の「o」が余計
pencil→英語では2音節[ペンソー」だが、日本語では「pen-shi-ru]」の3音節にしてしまう
音節を正しく理解すると、英語を声に出して読むときにも余計な音節が減る分、早く読むことができるようになります。ネイティブのナチュラルスピードはそうやって作り出されているんです。
「音節」これもまた、日本の英語教育で教えてくれない、秘密です。
今回は「音節」の話。
このことを意識するだけで、英語の発音がぐっと良くなり、ネイティブに伝わる英語になる、魔法の話です。
皆さん英語を発音するときに、「音節」って気にしたことありますか?
英語では「syllable(シラブル)」と言って、語学学校の初級の授業から丁寧に教えてくれます。
私たちは話す日本語と英語の構造の決定的な違い、その1つに「音節の数」というものがあります。
どんなに「R」の発音が良くても、この音節の数を知らない人の英語は決して理解してもらえません。
それくらい大切なんです。
一番わかりやすい例でいうと「Mc Donald's」
ハンバーガーにポテトにシェイクに誰もが知っているグローバルなチェーンです。
日本語でいうと「マクドナルド」
「Ma・Cu・Do・Na・Lu・Do」
音節というのは母音「a」「e」「i」「u」「o」の系列の音がいくつあるかで決まります。
日本語は、必ず子音+母音で、音を構成するしくみなので6音節にもなってしまいます。
しかし、ネイティブはこのマクドナルドをどのように発音するかというと・・・
たった「2音節」なんです。
本当は音声で聞いて頂くと衝撃が走るのですが。。。
「Mc」の部分で1息、そして後半の「Donald's」の部分で1息。
日本語では表せないのですが、イメージでいうと→「まく、だねぇrぅz 」って感じです。
これだけ聞こえる音が違えばそれは聞き取ってもらえないと思います。
ただし、たまたまこんなに違う音があるだけではなく、私たち日本人は何にでも音節を増やして発音してしまいがちだということを知っておいてください。
その音節を省けたとき、発音はネイティブにぐっと近くなります。
例
note→英語では1音節「ノーッ」だが、日本語では「no-to」2音節にしてしまい最後の「o」が余計
pencil→英語では2音節[ペンソー」だが、日本語では「pen-shi-ru]」の3音節にしてしまう
音節を正しく理解すると、英語を声に出して読むときにも余計な音節が減る分、早く読むことができるようになります。ネイティブのナチュラルスピードはそうやって作り出されているんです。
「音節」これもまた、日本の英語教育で教えてくれない、秘密です。
2019年01月22日
「Fax」はokだけど、「Fly」≠「フライ」。Fも強敵。
こんにちは、Kazuです。
発音の話の続きです。
「R」の音にしてもほかの音にしても意識しやすい単語、音の並びってあるんですよね。
分かっていても結構難しいのが「F」の音。
唇を少しかんで出す音というところで「H」の音とは一線を画します。
カタカナで「ファ」とか書けるように、「F」の後に母音「a」「e」「i」「u」「o」の系列の音が来たら、全然問題ないんです。私たち日本語の発音でも、自然に唇を噛んで音を出してます。
「Fax」と「Fall」とかですね。
日本人みんなこのときの「F」の音はちゃんと出てます。
ただ英語は日本語とは違って、子音の音のすぐ後に母音が来てくれるとは限らないんです。
子音+子音の組み合わせになったときにはその音の出し方を忘れてしまうんですね。
例えば、下の単語を読んでみてください。
「fly」(飛ぶ)
ほとんどの日本人は「Hu-La-i」って読んでしまうと思います。
ちなみに「H」の音は、上唇と下唇が触れないで出てくる「ハヒフヘホ」の音です。
もう一度、上唇と下唇をくっつけて、隙間から息がすぅーっと出るような感じで音を出してください。
その音が「F」です。
さらに、こういった子音がどの音とくっつくかによっても難易度が上がります。
「Fry」(飛ぶ小さな虫)
日本人の苦手な「R」と合わせて、練習してみてください。
発音の話の続きです。
「R」の音にしてもほかの音にしても意識しやすい単語、音の並びってあるんですよね。
分かっていても結構難しいのが「F」の音。
唇を少しかんで出す音というところで「H」の音とは一線を画します。
カタカナで「ファ」とか書けるように、「F」の後に母音「a」「e」「i」「u」「o」の系列の音が来たら、全然問題ないんです。私たち日本語の発音でも、自然に唇を噛んで音を出してます。
「Fax」と「Fall」とかですね。
日本人みんなこのときの「F」の音はちゃんと出てます。
ただ英語は日本語とは違って、子音の音のすぐ後に母音が来てくれるとは限らないんです。
子音+子音の組み合わせになったときにはその音の出し方を忘れてしまうんですね。
例えば、下の単語を読んでみてください。
「fly」(飛ぶ)
ほとんどの日本人は「Hu-La-i」って読んでしまうと思います。
ちなみに「H」の音は、上唇と下唇が触れないで出てくる「ハヒフヘホ」の音です。
もう一度、上唇と下唇をくっつけて、隙間から息がすぅーっと出るような感じで音を出してください。
その音が「F」です。
さらに、こういった子音がどの音とくっつくかによっても難易度が上がります。
「Fry」(飛ぶ小さな虫)
日本人の苦手な「R」と合わせて、練習してみてください。
2019年01月21日
最も難しい「Really」。話を盛り上げたいのに使えない!
こんにちは、Kazuです。
語学学校に通って初めのころ。
先生たちが日本人は「R」の音が苦手だとしきりに話していました。
初めのころ、大学受験までしっかり勉強したつもりで、うぬぼれていた自分は何言ってんだよくらいに思っていました。
「hair」 へぇぁ〜 とか
「hear」 ひぃぁ〜 とか
とか「R」の発音が「舌を巻いて出す音」だなんてみなさんも知ってますよね!
確かに私たち日本人はちゃんと「R」の発音が出来るんです。文末に「R」が来た時には。
ところがどっこい。文の頭や中間に「R」がある単語を発音する時には、前の音と後ろの音に引っ張られてしまって、いつの間にか「丸めようと思っている舌が丸まっていない」現象が起きます。
そもそも日本人のら行は全て「L」の音で出てくるんです。
音が出るときに一瞬必ず前歯の裏側に舌が触れると「L」になります。
本当に「R」でらりるれろを言おうとすると、(表記に限界はありますが) 舌を丸めて「ぅぁ、ぅぃ、ぅ、ぅぇ、ぅぉ」のような音。絶対に、前歯の裏側に舌が触れてはいけません。戻りそうになる舌を必死におさえるんです。
この「R」分かっていていも難しい。こんなに舌を動かす音もまた、日本語にはありません。
本当かよと思うかもしれませんが、日本人の舌の筋力が足りないことが原因だと思います。
「R」を文頭や文中で見たとき、どんな時でも「L」とは違う音だと認識して、音にするトレーニングを繰り返すしかありません。
だって、話しを盛り上げる相槌に「Really???」って言いたいじゃないですか。
外国の方には、日本人のこの言葉は「Lially」と聞こえています。
まぁそれでも雰囲気で察してくれているのでしょう。
そうすると、雰囲気だけで察してもらえない単語も出てきます。
「Rarely」(めったに〜ない)
って言えますか?
Really(本当に?)の方ともまたごっちゃになって、全然伝わないことが多い言葉でもあります。
余談ですが、ブラジル出身の語学学校の知り合いの女の子に
「Clazy」ちゃんという子がいました。
その子はいつも悲しそうに「いつも日本人は私のことをCrazyと呼ぶのよ」と言うのです。
どうしてそんな紛らわしい名前を付けたんだ!と言いたくもなりますね。
正直、私たち日本人は「L」と「R」が話分けることができないばかりか、聞き分けることも至難の業です。
ただし、ほかの国の方は、「L」と「R」で決定的に違う「空気のこもる音」を聞き分けているようです。
私自身、「R」が正しく外国人の友達に聞き取ってもらえるようになり、話し分けができるようになっても、「聞き分け」はできていないように思います。いつも「R」か「L」かは文脈判断です。
それでも話分けのコツは「舌の位置」の意識だけで可能になります。
自信を持って「Clazy」ちゃんと呼んであげないと、かわいそうですからね!
もう1つ余談ですが、私はこの練習のためにアイフォンを英語設定にして、Siriに向かって「Really」と何回も話しかけるトレーニングをしました。
Siriは有能です。ちゃんと「Lilly」とか、「Really」とか正しい音が出てるかどうか、判別してくれます
語学学校に通って初めのころ。
先生たちが日本人は「R」の音が苦手だとしきりに話していました。
初めのころ、大学受験までしっかり勉強したつもりで、うぬぼれていた自分は何言ってんだよくらいに思っていました。
「hair」 へぇぁ〜 とか
「hear」 ひぃぁ〜 とか
とか「R」の発音が「舌を巻いて出す音」だなんてみなさんも知ってますよね!
確かに私たち日本人はちゃんと「R」の発音が出来るんです。文末に「R」が来た時には。
ところがどっこい。文の頭や中間に「R」がある単語を発音する時には、前の音と後ろの音に引っ張られてしまって、いつの間にか「丸めようと思っている舌が丸まっていない」現象が起きます。
そもそも日本人のら行は全て「L」の音で出てくるんです。
音が出るときに一瞬必ず前歯の裏側に舌が触れると「L」になります。
本当に「R」でらりるれろを言おうとすると、(表記に限界はありますが) 舌を丸めて「ぅぁ、ぅぃ、ぅ、ぅぇ、ぅぉ」のような音。絶対に、前歯の裏側に舌が触れてはいけません。戻りそうになる舌を必死におさえるんです。
この「R」分かっていていも難しい。こんなに舌を動かす音もまた、日本語にはありません。
本当かよと思うかもしれませんが、日本人の舌の筋力が足りないことが原因だと思います。
「R」を文頭や文中で見たとき、どんな時でも「L」とは違う音だと認識して、音にするトレーニングを繰り返すしかありません。
だって、話しを盛り上げる相槌に「Really???」って言いたいじゃないですか。
外国の方には、日本人のこの言葉は「Lially」と聞こえています。
まぁそれでも雰囲気で察してくれているのでしょう。
そうすると、雰囲気だけで察してもらえない単語も出てきます。
「Rarely」(めったに〜ない)
って言えますか?
Really(本当に?)の方ともまたごっちゃになって、全然伝わないことが多い言葉でもあります。
余談ですが、ブラジル出身の語学学校の知り合いの女の子に
「Clazy」ちゃんという子がいました。
その子はいつも悲しそうに「いつも日本人は私のことをCrazyと呼ぶのよ」と言うのです。
どうしてそんな紛らわしい名前を付けたんだ!と言いたくもなりますね。
正直、私たち日本人は「L」と「R」が話分けることができないばかりか、聞き分けることも至難の業です。
ただし、ほかの国の方は、「L」と「R」で決定的に違う「空気のこもる音」を聞き分けているようです。
私自身、「R」が正しく外国人の友達に聞き取ってもらえるようになり、話し分けができるようになっても、「聞き分け」はできていないように思います。いつも「R」か「L」かは文脈判断です。
それでも話分けのコツは「舌の位置」の意識だけで可能になります。
自信を持って「Clazy」ちゃんと呼んであげないと、かわいそうですからね!
もう1つ余談ですが、私はこの練習のためにアイフォンを英語設定にして、Siriに向かって「Really」と何回も話しかけるトレーニングをしました。
Siriは有能です。ちゃんと「Lilly」とか、「Really」とか正しい音が出てるかどうか、判別してくれます
2019年01月20日
thatがどうやっても伝わらない
こんにちは、Kazuです。
発音の大切さに気づかされたエピソードその2です。
オーストラリアで英語を勉強しに語学学校に通って1ヶ月目のことです。
そのクラスでは毎月1回、プレゼンテーションの課題がありました。(英語のスピーチみたいなものです)
「世界で最も成功した人物」を紹介しなさいという課題でした。
Who is the most successful person?
毎月のプレゼンテーションとペーパーテストの結果から、翌月にクラスのレベルが上がるかどうかが決まるシステムでしたので、それはもう必死に原稿を書き、覚えました。
原稿を見なくても発表できるようにパワーポイントのスライドまで作りこんで時間をかけました。
我ながら、日本人らしい勤勉なテスト勉強だったと思います。
(外国の人はそんなテストやそこらで一生懸命準備をするのは少数派?だったような気がします)
そして、先生からもらった評価。プレゼンテーションの内容はA(優秀)でしたが、発音C(悪い)で大きく減点。念願のレベルアップはかないませんでした。
コメントに1番大きく書かれていた評価は「your THAT sounds 'ZAD'」です。
私はこの時初めて、日本語にはこの「Th」の発音が存在しないことを知りました。
カタカナではどう頑張っても「This」は「ディス」、「That」は「ザッド」としか書けません。
この読みでいくと、英語圏の人には「Dis」と「Zad」というそれだけでは意味を成し得ない訳の分からない音が聞こえているということですね。
「Th」は分かってしまえば簡単です。舌を突き出して、上の前歯を下の上に乗せながら出す音です。
ここの字面だけの説明では分からないと思いますが、日本語には無い音であるということを知らないとまず出せない音です。
もっと言うと、違うということを知らないまま勉強してきたら、いつまで経ってもその音が判別できない(聞き取れない)ということになります。
「発音」の勉強をする上で大切なのは、日本語には無い音を出す必要があり、どの音がその日本語に無い音なのかを知ること。これもまた学校で中々教えてくれなかった真実です。
海外に行って外国の人とコミュニケーションを取って、伝わらない経験をすればするほど、どの音が「問題児」なのか見えてきます。
まずはサ行。
「s」と「sh」と「th」の話し分け。
外国の子どもは次の早口言葉で練習するそうです。
She sells seashells by the sea shore.
(彼女は浜辺で貝殻を売っている)
この一文で上の話し分けを意識して発音できる日本人は少ないと思います。
発音の大切さに気づかされたエピソードその2です。
オーストラリアで英語を勉強しに語学学校に通って1ヶ月目のことです。
そのクラスでは毎月1回、プレゼンテーションの課題がありました。(英語のスピーチみたいなものです)
「世界で最も成功した人物」を紹介しなさいという課題でした。
Who is the most successful person?
毎月のプレゼンテーションとペーパーテストの結果から、翌月にクラスのレベルが上がるかどうかが決まるシステムでしたので、それはもう必死に原稿を書き、覚えました。
原稿を見なくても発表できるようにパワーポイントのスライドまで作りこんで時間をかけました。
我ながら、日本人らしい勤勉なテスト勉強だったと思います。
(外国の人はそんなテストやそこらで一生懸命準備をするのは少数派?だったような気がします)
そして、先生からもらった評価。プレゼンテーションの内容はA(優秀)でしたが、発音C(悪い)で大きく減点。念願のレベルアップはかないませんでした。
コメントに1番大きく書かれていた評価は「your THAT sounds 'ZAD'」です。
私はこの時初めて、日本語にはこの「Th」の発音が存在しないことを知りました。
カタカナではどう頑張っても「This」は「ディス」、「That」は「ザッド」としか書けません。
この読みでいくと、英語圏の人には「Dis」と「Zad」というそれだけでは意味を成し得ない訳の分からない音が聞こえているということですね。
「Th」は分かってしまえば簡単です。舌を突き出して、上の前歯を下の上に乗せながら出す音です。
ここの字面だけの説明では分からないと思いますが、日本語には無い音であるということを知らないとまず出せない音です。
もっと言うと、違うということを知らないまま勉強してきたら、いつまで経ってもその音が判別できない(聞き取れない)ということになります。
「発音」の勉強をする上で大切なのは、日本語には無い音を出す必要があり、どの音がその日本語に無い音なのかを知ること。これもまた学校で中々教えてくれなかった真実です。
海外に行って外国の人とコミュニケーションを取って、伝わらない経験をすればするほど、どの音が「問題児」なのか見えてきます。
まずはサ行。
「s」と「sh」と「th」の話し分け。
外国の子どもは次の早口言葉で練習するそうです。
She sells seashells by the sea shore.
(彼女は浜辺で貝殻を売っている)
この一文で上の話し分けを意識して発音できる日本人は少ないと思います。
2019年01月19日
City(都市)と言いたいはずが、伝わるのは「うんち」
私が英語学習を初めて一番びっくりしたことの1つの話です。
私が改めて「発音」の大事さ、に気付かされたエピソードです。
オーストラリアで始めた海外生活1ヶ月目。
ホームステイ先には中学1年生の男の子と小学2年生の男の子がいました。
「今日はどこに行くの?」なんて聞かれて、「市内中心部に遊びに出かけてくるよ」なんて答える、ほのぼのとした日常の風景、、、かと思いきや、大爆笑されたのです。
子ども:Where are you going,Kazu?
ぼく:I will go to the city.
子ども:You don't say 'shit it' , it's dirty. lol
って感じです。みなさんお分かりでしょうか。
「city」という言葉が、私の発音だと「shit it」に聞こえると言うんです。
日本語で「シティー」ってカタカナを読んでみてください。この発音って英語の「Sh」のシュッって音に近いんです。
日本語英語で「シティー」って言ったら、「shit it(大便する)」って聞こえちゃうんだそうで、子どもたちは爆笑でした。
ショックですよね!こんな単語1つ伝わらないなんて!!
私たちは、英語を中学、高校で割とちゃんと勉強をしてきたつもりでいます。
英語が苦手だっていう人でも、日本にはそこら中にカタカナ英語が溢れているので、割と沢山の英語の単語を知っているかと思います。
しかし、どのように発音するのか知らなければ正しく伝わらない。
これがまず1つ目の英語の真実。
日本語のサ行の音は、英語だと3つの音に分かれます。「s」と「sh」と「th」の3つとも日本語だとサ行で表せてしまう。
この事実を中学校の時に教えてもらっていたら、どんなに便利だっただろうなと思います。
話を戻しますが、「city」をどのように発音すれば良かったのか、「s」の音は「スィー」と発音します。(カタカナ英語では表記に限界もありますが)
「スィティー」って感じですね。
私が改めて「発音」の大事さ、に気付かされたエピソードです。
オーストラリアで始めた海外生活1ヶ月目。
ホームステイ先には中学1年生の男の子と小学2年生の男の子がいました。
「今日はどこに行くの?」なんて聞かれて、「市内中心部に遊びに出かけてくるよ」なんて答える、ほのぼのとした日常の風景、、、かと思いきや、大爆笑されたのです。
子ども:Where are you going,Kazu?
ぼく:I will go to the city.
子ども:You don't say 'shit it' , it's dirty. lol
って感じです。みなさんお分かりでしょうか。
「city」という言葉が、私の発音だと「shit it」に聞こえると言うんです。
日本語で「シティー」ってカタカナを読んでみてください。この発音って英語の「Sh」のシュッって音に近いんです。
日本語英語で「シティー」って言ったら、「shit it(大便する)」って聞こえちゃうんだそうで、子どもたちは爆笑でした。
ショックですよね!こんな単語1つ伝わらないなんて!!
私たちは、英語を中学、高校で割とちゃんと勉強をしてきたつもりでいます。
英語が苦手だっていう人でも、日本にはそこら中にカタカナ英語が溢れているので、割と沢山の英語の単語を知っているかと思います。
しかし、どのように発音するのか知らなければ正しく伝わらない。
これがまず1つ目の英語の真実。
日本語のサ行の音は、英語だと3つの音に分かれます。「s」と「sh」と「th」の3つとも日本語だとサ行で表せてしまう。
この事実を中学校の時に教えてもらっていたら、どんなに便利だっただろうなと思います。
話を戻しますが、「city」をどのように発音すれば良かったのか、「s」の音は「スィー」と発音します。(カタカナ英語では表記に限界もありますが)
「スィティー」って感じですね。
2019年01月18日
はじめまして
はじめまして、Kazuです。海外生活3年目でTOEIC900点取りました!
海外生活を始める前は500点からのスタート。
大学受験でしか英語を勉強してこなかった自分にとって、英語は苦手分野そのもの。
オーストラリア留学にて4ヶ月語学学校に通い、そのあと1年半も滞在しても、点数は700点を取るのがやっとといったところ。
海外で生活すれば自然に英語がぺらぺらになると思っていたことは幻想でした。これはよく聞く話です。
日本人が持っている英語に対する苦手意識、どれだけ勉強しても、英語が聞けない、話せない。
やはり今までの日本の学校教育で教えてくれない「英語の真実」があるからなんだと思います。
TOEIC900点取って初めて、自分に英語が話せる、聞けるという自信がもてるようになりました。
このブログを通して、自分が海外生活を通して学んだ「英語の真実」を発信していこうと思います。
よろしくお願いします。
海外生活を始める前は500点からのスタート。
大学受験でしか英語を勉強してこなかった自分にとって、英語は苦手分野そのもの。
オーストラリア留学にて4ヶ月語学学校に通い、そのあと1年半も滞在しても、点数は700点を取るのがやっとといったところ。
海外で生活すれば自然に英語がぺらぺらになると思っていたことは幻想でした。これはよく聞く話です。
日本人が持っている英語に対する苦手意識、どれだけ勉強しても、英語が聞けない、話せない。
やはり今までの日本の学校教育で教えてくれない「英語の真実」があるからなんだと思います。
TOEIC900点取って初めて、自分に英語が話せる、聞けるという自信がもてるようになりました。
このブログを通して、自分が海外生活を通して学んだ「英語の真実」を発信していこうと思います。
よろしくお願いします。