2012年07月25日
橋下徹不倫スキャンダル の真相・・・うごめく霞が関人脈 「橋下氏にはもう1つ大きなスキャンダルがある」
スクープ情報には必ず裏がある−。この言葉を改めて私が痛感させられたのは、先週発売の「週刊文春」(7月26日号)。
人気者で今や「次期総理」の呼び声の高い、大阪市の橋下徹市長の仰天不倫報道だ。
2006年の話とはいえ、不倫相手だった大阪・北新地の高級クラブの元ホステス自らが、「ラブホテルでスチュワーデスの格好をさせられ、何度も濃厚なHをした」と告白したのだから、そのインパクトたるや計り知れない。
事実、報道後の橋下氏の狼狽ぶりには大笑いだった。
私が聞いたところでは、文春の記者は彼女の情報をつかんで大阪に飛び、口説くまでに2カ月近くかかったとか。その努力。本当に褒めてあげたい。
しかし、私にはどうしても気になって仕方がないことがあった。実は、3カ月前、霞が関の関係者が私にこんな情報を漏らしていたからだ。
「財務省周辺の音頭で、霞が関の各省庁が関西や近畿圏への出向者を使って、ひそかに橋下氏のスキャンダル情報を集めている。
近くそれを週刊誌に流すらしい」
ご存じのように、橋下氏率いる「大阪維新の会」は、次期衆院選で大躍進を果たし、「この国の統治機構を変革し、霞が関解体する」と、果敢に宣言している。つまり霞が関にとって、橋下氏は、この上ない「危ない存在」「見逃せない敵」ということだ。
かつて同じようなことがあった。1993年夏、細川護煕連立内閣が誕生し、55年体制が崩壊したころ。
やはり旧大蔵省周辺の音頭で、各省庁幹部らが集まり、秘密会議が行われた。そこで話し合われた中身とは、
「新政権が『自民党と癒着していると見た官僚のクビを、見せしめで斬る』という相談を始めており、リストまで作られているようだ。何とかしないとマズイぞ」
私も当時、その「クビ斬りリスト」を見た。載っていたのは全員、事務次官候補だった。
この時、何があったのか。当時、ある官僚が私にこう打ち明けていた。
「情報です。われわれがつかんだ政治家や後援会関係者に関するもの。その情報を武器に粘り強く交渉して戦ったんです」
かつて、竹下登元首相は「金で買えるものなら、10億出しても大蔵省の情報網を買いたい」。そう漏らしていた。
ある財務省OBは、私にこう豪語していた。
「大蔵省とケンカして総理になった奴はいないし、なれない」
その旧大蔵省=財務省を筆頭とする「オール霞が関連合」に、橋下氏率いる「大阪維新の会」がガチンコのケンカを売った。
これは見ものではないか。
ただし、ちょっとだけ言っておくと、「橋下氏にはもう1つ大きなスキャンダルがある」らしい。ウ〜ン。この情報にも裏があるのか…。
ソース:http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120725/plt1207250758001-n1.htm
【このカテゴリーの最新記事】