2013年10月06日
比律賓事始 は
衝撃の出会いの翌々日。友人の店に赴くと・・・
先日一緒に行った仲間たちが一堂に会していた。
話題は、専ら噂のフィリピン美女。
Oさん「いやぁ、あれ程とは思わなかったね」
Kさん「うん、俺も色々見てきたけど、あそこまでの美人は居なかったなぁ」
マスター「ところでMikeちゃんは、英語しゃべれるの?」
オイラ「???(英語?)」
Kさん「そうそう、ずっと何か話しこんでたじゃん?」
Oさん「何話してたの?」
ぼーっとして記憶が無いなんてとても言えない(/ω\)
オイラ「取り留めも無い話しですよ。これと言って記憶に残る話は無かったですね」
うまく切り抜けた!
Kさん「噂によると、彼女5ヶ月も経つのに日本語全然ダメらしいね」
マスター「そうそう。オイラもその話聞いてたんで、Mikeちゃん英語できるんだ、すげぇなぁって」
オイラ「英語なんてできませんよ@@;」
全員「えぇー!!!」
どうやら入店してから3時間、彼女が他の席を廻っている時を除いて、ずうーっと何か二人で話しこんでいたらしい。
そしてオイラはこの時初めて、フィリピン人が英語をしゃべれるらしいって事に気付いた。
その数時間後・・・
マスター、Kさんと3人で例のお店へ。
変なイントネーションの「いらっしゃいませェー」に迎えられ、角のシートに。
ここは、お店の中が一望できる。
あ!いたいた。お!こっち見た^^素晴らしい笑顔だ!
今日は大丈夫そうだ。
先日の失態は繰り返さない。
そうこうしている内に、彼女が席にきた。
「How are you?」
お、英語だ。やっぱり英語だ。
その後記憶のバケツをひっくり返して、無いに等しい英語力を振り絞り、何とか会話する事に成功。
彼女の出身地やら、フィリピンではタガログ語と英語が公用語だとか、少しづつ分かってきた。
しかし30分待って5分位話すと、すぐ次の席に移動。
話したっても、ほんの少しだけ。
その間他の女の子が横に座るも、まったく眼中無し。
何度目かのお戻りで横に座る間もなく
「ちょっといいですか?」ってオイラの手を引き、ステージに。
何が始まるんだぁーーーーー???
ん?彼女、マイク持った。
キーボードの兄ちゃんと何やら話してる。
突然店が暗くなり、ステージだけスポット。
なになに?なんでオイラここにいんの?
曲がかかる。セリーヌ・ディオンの「It's All Coming Back To Me Now」だ。
(ってその時は全然知らなかったんですけど^^;)
あらあら、歌も上手!
やるねぇ、美人な上にこの歌の巧さ。
おなかに左手を当てるのが彼女の歌い方。
後日譚だが、この時のこの選曲は意味深だったんだとか。
英語よくわからないのに、歌の意味なんて無理です><
そうこうしている内に、夜も更け、「んじゃ、そろそろ」って事で会計を済ませ、
出口の所に。
この店地下にあるので、地上に上がる直通階段の下に溜まりがある。
そこで、
彼女が、
おもむろに、
オイラにキスをした!
ハイ!落ちました。今、落ちました。天使のキスに骨まで溶けました・・・
オイラが「フィリピン大好き」に脱皮した瞬間でした。
・・・つづく
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