2018年05月28日
もし家族が「うつ病」になってしまったら。
はじめまして!
筆者です!
今回のテーマは「家族がうつ病になってしまったら」です。
よく自分がうつ病になったときのハウツーはありますが、
家族がなってしまったとき、どう支えるのかも大切なことです。
むしろ、メンタル疾患の全般として、患者だけでなく、医師や周りの家族や会社など包括的にケアすることで改善すると言っても過言ではありません。
・焦らせないこと
三年寝太郎ではありませんが、
うつ病になると、寝たきり状態になることもしばしば。
その日によってなにもできなくなることもあります。
ただ骨折とか風邪みたいに目に見えて酷く見えないので、
無理に外へ出させたり、なにかさせたりすることで悪化させてしまうことも。
うつ病と家族が診断されたらまずはゆっくり休ませましょう。
・少し回復してきたときが危ない
ある程度の休息や薬を飲むことで、うつ病でも動けるようになります。
そうなると大体の方は張り切って家事を始めたり、就職活動をスタートしてしまったりします。
ただ始めは心の波が激しいので、
すごく元気なときと、しんどいときの落差があります。
しんどいときに、うつ病の人はまた再発したと落ち込んだり自暴自棄になることもあるので、
家族は本人に対して少しずつ行動していくよう調整役になってください。
うつ病の方は基本的に自信を失っていることもあります。
なので、無理のない範囲で元気な時は家事を頼んでみてください。
1、お米を炊いてほしい
2、ゴミ出ししてほしい
3、部屋を掃除機かけてほしい
など、簡単な軽作業です。
そしてやってくれたら御礼を言ってあげてください!
こうして本人も心が満たされていきます。
・常に味方でいること
特に家族がうつ病患者の介護をしなくてはならないということはありません。
基本的にトイレにも風呂にも彼らは入れます。
もし愚痴を言いたそうなら聞いてあげましょう。
別に答えを出してあげる必要はありません。
傾聴してください。
うん、うん、そうだね、辛いよなあ。
これでいいです。
こうしてうつ病患者の毒抜きをさせてあげましょう!
ある程度の回復をしてきたら、話しあう中で、これからどうしていこうかと一緒に考えていけばいいのです。
決して追い込むことは禁物です。
・家族自身のケアも忘れずに。
やはりうつ病患者を支える家族も心労がたまります。
うつ病患者を診ていたら自分もうつ病にということもあります。
しっかり支える家族自身もリフレッシュしておきましょう。
例えば週末はゆっくり近くの銭湯とか健康ランドで癒されるとか、
指圧マッサージを受けに行くとか、
スキなお香を炊いてみるとか。
世話をする自分が病んでしまっては地獄です。
家族だけで抱え込まず、医師や自治体など頼れるところは沢山あります。
恥ずかしがることはありません。
病院や役所に相談してみてください。
・いきなり働かせず、リワークを!
大体のうつ病患者は休職か無職だと思います。
ある程度、元気になったからいきなり週5でフルタイム!とかはハッキリ言って無理です。
うつ病を舐めてます。
もし会社で始めは時短勤務とか配慮があれば問題ないです。
もしそういう配慮がないなら、リワークを病院に相談してみましょう。
リワークとは、病院などが連携して、復職支援をしてくれるところです。
ある施設に毎日まずは通って、帰るを繰り返すことで体のリズムを無理なく作るリハビリみたいな感じです。
またリワークの施設には多くの復職を目指す仲間もいるので、
モチベーションにも繋がります。
リワーク施設によっては、そのまま仕事の紹介とかもあるようなので、
家族としては早く社会復帰させたいと思うのもわかりますが、
急がば回れですよ!
・まとめ
うつ病患者ご自身もとても辛いと思うのですが、
支える家族も大変な心労だと思います。
家族まで倒れる必要はないので、リフレッシュを忘れずに!
そして医師や自治体に相談しましょう!
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