タクシーに興味があるけどどんな事故が多いの?タクシーが原因の事故をズバリ解説します!
タクシーに興味を持ってるけどタクシーの事故って多いの?タクシーに事故はつきものなの?こんな疑問を持つあなたに紹介します。
バック時(後退)の事故
バックの事故は非常に多く、転職後間もないタクシードライバーが一番注意したい事故です。実車中もバックをしないといけない場合もあります。急いでいてもお客様に断って後ろを確認しないと人身事故の恐れもでてきます。タクシーに転職後の5か月後デビュー間もない頃、筆者は深夜に住宅地にてバックしたところ、タクシーをポールにコツンとぶつけた経験があります。
バック時(後退)の事故の原因は【確認不足】【障害物はないだろう】【降りて周囲を確認していない】の3つです。
バック時(後退)の事故を防ぐ対策
後ろは何があるかわかりませんので周囲確認をしっかりしましょう。特にお客様を降ろした後や停止してから時間が経過してバックする場合、周囲の状況が変わっていますので充分注意が必要です。
タクシーの場合、自損事故の費用はほとんど自腹の会社が多いので注意を心がけましょう。
降りて確認するのは1分もかかりませんのでバック時(後退)は面倒がらずに行いましょう。
信号の無い交差点での事故
住宅街や商店街などに多い、信号の無い見にくい交差点での事故は多いです。自転車やバイクが交差点に差しかかってくるのが把握しにくいため充分注意が必要です。相手側が一時停止の標識があるにもかかわらず突っ込んで来てもタクシーが動いていれば、法律では過失割合が相手側に100%になりません。
信号の無い交差点での事故は大事故を招く場合があるので充分注意して走行しましょう。信号の無い交差点での事故の原因のほとんどは周囲の確認不足が原因です。
信号の無い交差点での事故を防ぐ対策
一時停止の標識があるときは必ず停止。一時停止の表示や標識が無い場合はすぐ停止できるスピードで進行。また窓を少し開けることで音での確認ができます。信号の無い交差点では安全な運転を行うクセを付けましょう。
発進時の事故
お客様を降ろしてすぐ発進したら前に他車がいた。少しバックしたら他車とぶつかった。お客様を降ろした後、前に低い障害物があったことを忘れて発進してしまった。
発進時の事故はふとした気のゆるみから起こってしまいます。周囲不確認にもかかわらず発進することで起こる事故です。
発進時の事故を防ぐ対策
焦って発信させない。一瞬呼吸をする。周囲の確認。降りて確認をする。周囲の安全が確認できたら発進させることです。
左折時での障害物との接触事故
狭い路地で起こりやすく電柱と接触する場合がほとんどです。いけるだろうという思いがちで障害物と接触事故を起こしてしまうのです。またタクシーを左に寄せてお客様が降車した後も実は左下に低いポールがあり、左折したとたんに障害物と接触なんてこともあります。
周りの確認が確実に取れたら左折しましょう。
左折時での障害物との接触事故を防ぐ対策
しっかりと見ること、自分の感覚で進行しない。何回もハンドルを切り返して接触事故を防ぐ。自信がないならタクシーから降りて確認。
周囲をしっかりと確認して左折時での障害物との接触事故を防ぎましょう。
追突事故
渋滞時や合流地点での追突事故が多いです。渋滞時に低速走行を繰り返すことで漫然運転になりがちです。いつの間にか前車との距離が狭くなり追突してしまいます。
また合流地点では数台の自動車が繋がってることがあります。その際前よりもルームミラーで後ろを気にしてしまうことがあり追突してしまいます。
追突事故は安全不確認が原因なのです。
追突事故を防ぐ対策
前に行きたい持ちを押さえて全車との間隔をあける。最大の注意を払うこと。またあせりやストレスを持たないようにすることです。そしてタクシー特有の長時間運転による飽きを持たないようにしましょう。停止までに2秒以上の間隔を空けることも重要です。追突事故を起こさない車間、停止時間、漫然運転をしないようにして追突事故を防ぎましょう。
まとめ
タクシーに興味はあっても事故は起こしたくないですよね。タクシーで大きな事故を起こせば人生に影響します。お客様にせかされても道交法は必ず守り、急がば回れの意識を持ちましょう。
いずれの事故も【安全不確認】が原因。安全確認が充分できていれば事故は未然に防げるのです。
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