2014 京都2歳ステークス 回顧
2014年11月30日 01:22
2014 京都2歳ステークス 回顧
所用で遅れてからレースを視聴した。
結果、凡庸な感想とはいえ、ティルナノーグが惨敗するとは思わなかった。
・12.9 - 11.8 - 12.5 - 12.8 - 13.1 - 13.4 - 13.2 - 12.3 - 11.3 - 11.5
レースのポイントは二点に分かれる。
一つは、ラスト2Fのスピード、もう一つは5F-4F-3F-2Fと1秒毎に切り上げるギアチェンジである。
最後の勝敗が分かれたのはここだが、そこは別途、各馬で触れる。
さて馬場が渋っていたとはいえ、予想通りのスロー。
またベルラップあたりが早め外3番手に押し上げるのも、ブドーが番手につけることも、小牧の仕掛け遅れも大体の予想は出来ていた。
予想外はタイムが出なかったあたりか。
しかしここまでは良い。
本題のティルナノーグ。
脚を上げての出負けは問題ないと思う。その程度の馬とは考えていない。スローの後方待機は正解だろう。これも豊らしい。
問題は最内から押し上げていったところか。
ティルナノーグを見たとき、牡馬にしては馬体がやや軽いのが気になった。
これは予想時に思った事だが、あえて弱みを上げるとしたならば、小柄故に揉まれたときにはどうか、と考えていた。
ただあまり重要視しなかったのは、そのポテンシャルと馬群を嫌う豊を鑑みるに、恐らくベルラップやダノン同様、外を回すはずと考えていた所にある。
結果、渋った内で揉まれたなか、直線失速の惨敗となる。
予想時には、癖のある馬が試走を試すレースと書いたが、この馬がこのレースで試すとは考えていなかった。同時に、それをクリアできなかったことついて残念に思う。
しかし先を見据えての次走が難しい。
冒頭のポイントでも触れたが、1秒の切り上げ戦では、内から3Fまで追走できたことをどう捉えるかによる。勿論、2Fのスピード戦では置かれて惨敗したが、今後大きな所ではインで我慢するシーンは必ずある。
陣営もそこを考え再度チャレンジするか、もしくはブエナビスタやハープスターのように、揉まれない後方から外に徹するか、ここは考えどころだろう。
何れにしろ、単に勝つならば1,2着馬の競馬が正しい。
これをしなかったのは、馬券を購入したファンにとって良い競馬とは言えない。
勝ち馬ベルラップ
やはりコーナーが上手い。
外を回しても、最大限にロスをカットしている。最後の2F戦のスピード勝負もこの馬場なら及第点だろう。大体は予想通りだったが、勝ちきったのはティルナノーグがいなかったことだけか。
今後も伸び代がある走り。次走は何処に出しても押さえておきたい。
触れておきたいダノンメジャー
これは予想時に迷った馬だが、阪神であの脚を出せるならば、京都も連に絡むとも考えた。
ただ鞍上の仕掛けがワンテンポ遅れるのが気になって印を打てなかった。
それよりも、コーナリングの上手いベルラップを上に置くべきと考えた。結果として、2着にきたのだから予想としては間違っている。この鞍上、小頭数の京都ならば誤魔化しがきくのを忘れていた。
また、ダノンメジャー自体は良い。
冒頭述べたポイントを二つともクリアしている上、最後1Fも加速しているところから、まだ底が見えない。
次走も人気なうえ、鞍上の点で積極的には狙えない。
フローレスダンサー
4着に終わったのは、2Fのスピード戦に甘さが出た。やはりスピードは一枚落ちると見ていいだろう。と言いたいが、どうにも腑に落ちないのはパトロールビデオにある。
実は決勝手前で最も不利を受けたのは、この馬なのではないのかと思えるほど進路を邪魔されている。また鞍上についても問題があった。最後の2Fを終始ベルラップに蓋をされて進路を動かさないでいる。
対照的なのはシュヴァルグランの鞍上か。内田はベルラップの斜行を見て、内に進路を切り返す判断を見せた。川田にもこれが欲しかった。とにかくまだ見限れない。
次走も再度狙う。
シュヴァルグラン
ここの陣営は面白い。ここ三走とも全く違う走りをさせている。
またそれなりに結果も出しているから馬も良い。
不安視していたスピードに関してだが、馬場が渋っていたとはいえ、最後方からの加速で最速の2F戦をトップスピードに乗せた。これなら今後、スピードを問われても不安がない。またトップスピードの維持について、最大の売りの馬ともなった。
今後、距離を伸ばして面白いが、本質は厳しい流れで結果を出すタイプだけに、次走何処を出すのか見物である。それにしても成長力がある馬だ。
レース全体のレベルは高い。スローとはいえ5Fからは総合力が問われる展開となった。残り2Fでは最速戦に持ってきた。小頭数とはいえ要求される点が多く、実力を問われるレースだった。掲示板に乗った馬は強いだろう。
さて馬券は外れ。
軽傷ですませたのはティルナノーグの過剰人気に救われたせいもある。半端な人気なら穴を狙って結構な痛手だったかも知れない。
ただ明日のジャパンカップは結構な痛手になりそうなのが恐い。とりあえず飲むか。
所用で遅れてからレースを視聴した。
結果、凡庸な感想とはいえ、ティルナノーグが惨敗するとは思わなかった。
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・12.9 - 11.8 - 12.5 - 12.8 - 13.1 - 13.4 - 13.2 - 12.3 - 11.3 - 11.5
レースのポイントは二点に分かれる。
一つは、ラスト2Fのスピード、もう一つは5F-4F-3F-2Fと1秒毎に切り上げるギアチェンジである。
最後の勝敗が分かれたのはここだが、そこは別途、各馬で触れる。
さて馬場が渋っていたとはいえ、予想通りのスロー。
またベルラップあたりが早め外3番手に押し上げるのも、ブドーが番手につけることも、小牧の仕掛け遅れも大体の予想は出来ていた。
予想外はタイムが出なかったあたりか。
しかしここまでは良い。
本題のティルナノーグ。
脚を上げての出負けは問題ないと思う。その程度の馬とは考えていない。スローの後方待機は正解だろう。これも豊らしい。
問題は最内から押し上げていったところか。
ティルナノーグを見たとき、牡馬にしては馬体がやや軽いのが気になった。
これは予想時に思った事だが、あえて弱みを上げるとしたならば、小柄故に揉まれたときにはどうか、と考えていた。
ただあまり重要視しなかったのは、そのポテンシャルと馬群を嫌う豊を鑑みるに、恐らくベルラップやダノン同様、外を回すはずと考えていた所にある。
結果、渋った内で揉まれたなか、直線失速の惨敗となる。
予想時には、癖のある馬が試走を試すレースと書いたが、この馬がこのレースで試すとは考えていなかった。同時に、それをクリアできなかったことついて残念に思う。
しかし先を見据えての次走が難しい。
冒頭のポイントでも触れたが、1秒の切り上げ戦では、内から3Fまで追走できたことをどう捉えるかによる。勿論、2Fのスピード戦では置かれて惨敗したが、今後大きな所ではインで我慢するシーンは必ずある。
陣営もそこを考え再度チャレンジするか、もしくはブエナビスタやハープスターのように、揉まれない後方から外に徹するか、ここは考えどころだろう。
何れにしろ、単に勝つならば1,2着馬の競馬が正しい。
これをしなかったのは、馬券を購入したファンにとって良い競馬とは言えない。
勝ち馬ベルラップ
やはりコーナーが上手い。
外を回しても、最大限にロスをカットしている。最後の2F戦のスピード勝負もこの馬場なら及第点だろう。大体は予想通りだったが、勝ちきったのはティルナノーグがいなかったことだけか。
今後も伸び代がある走り。次走は何処に出しても押さえておきたい。
触れておきたいダノンメジャー
これは予想時に迷った馬だが、阪神であの脚を出せるならば、京都も連に絡むとも考えた。
ただ鞍上の仕掛けがワンテンポ遅れるのが気になって印を打てなかった。
それよりも、コーナリングの上手いベルラップを上に置くべきと考えた。結果として、2着にきたのだから予想としては間違っている。この鞍上、小頭数の京都ならば誤魔化しがきくのを忘れていた。
また、ダノンメジャー自体は良い。
冒頭述べたポイントを二つともクリアしている上、最後1Fも加速しているところから、まだ底が見えない。
次走も人気なうえ、鞍上の点で積極的には狙えない。
フローレスダンサー
4着に終わったのは、2Fのスピード戦に甘さが出た。やはりスピードは一枚落ちると見ていいだろう。と言いたいが、どうにも腑に落ちないのはパトロールビデオにある。
実は決勝手前で最も不利を受けたのは、この馬なのではないのかと思えるほど進路を邪魔されている。また鞍上についても問題があった。最後の2Fを終始ベルラップに蓋をされて進路を動かさないでいる。
対照的なのはシュヴァルグランの鞍上か。内田はベルラップの斜行を見て、内に進路を切り返す判断を見せた。川田にもこれが欲しかった。とにかくまだ見限れない。
次走も再度狙う。
シュヴァルグラン
ここの陣営は面白い。ここ三走とも全く違う走りをさせている。
またそれなりに結果も出しているから馬も良い。
不安視していたスピードに関してだが、馬場が渋っていたとはいえ、最後方からの加速で最速の2F戦をトップスピードに乗せた。これなら今後、スピードを問われても不安がない。またトップスピードの維持について、最大の売りの馬ともなった。
今後、距離を伸ばして面白いが、本質は厳しい流れで結果を出すタイプだけに、次走何処を出すのか見物である。それにしても成長力がある馬だ。
レース全体のレベルは高い。スローとはいえ5Fからは総合力が問われる展開となった。残り2Fでは最速戦に持ってきた。小頭数とはいえ要求される点が多く、実力を問われるレースだった。掲示板に乗った馬は強いだろう。
さて馬券は外れ。
軽傷ですませたのはティルナノーグの過剰人気に救われたせいもある。半端な人気なら穴を狙って結構な痛手だったかも知れない。
ただ明日のジャパンカップは結構な痛手になりそうなのが恐い。とりあえず飲むか。
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