口角を上げましょう!
なぜなら、愉快になるからです。
楽しい気分でいたかったら、笑顔にすることが大切です。
口角を上げていれば、いつでも、どこでも、どんなときも楽しい気分でいられます。
楽しいときは自然と笑顔になりますが、笑顔を作れば楽しくなるのも事実です。
『逆もまた真なり』 です。
『人は幸せだから歌うのではない。歌うから幸せになるのだ。』 (『名言ナビ』より)
これは、アメリカ心理学の父ウィリアム・ ジェームズ(1842〜1910年)の名言です。
これは真理です。
明るい曲を歌えば、楽しくなります。
人は楽しいとき、幸せを感じます。
笑顔になります。
口角を上げ、身振りや言葉を明るくすると、それに呼応して楽しい感情が生じ、幸せな気分を味わえます。
これを確かめる実験が行われています。
ハーバード・ビジネス・スクール教授 エイミー・カディー社会心理学博士の著書 『〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る』 (石垣賀子訳 早川書房)212頁にこう書かれています。
「 1988年、さらに研究が進められ、フレッツ・ストラック、レナード・マーティン、サビン・ステッパーによる有名な論文が発表されます。
『表情フィードバック仮説』 といわれる理論を検証した研究です。
実験では、理由を説明せず、笑っているような顔になるように表情筋を使って参加者にペンを口にくわえてもらいました。
ランダムに選んだ別の参加者には、笑顔を作れないような形で表情筋を動かしてペンを口にくわえてもらいます。
その後、参加者にマンガを読んでもらいます。
すると笑顔を作った参加者のほうが、そうでない参加者よりもマンガをおもしろいと感じたと答えたのです。
同様の結果が日本とガーナでの実験でも得られたほか、別の手法でおこなったさまざまな実験結果の分析でも確認されています。」
この実験結果をさらに裏付ける研究がされています。
笑顔セミナーを主宰する諏訪ゆう子さんの著書 『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』 (あさ出版)の28頁にこう書かれています。
「 笑顔とα波の関係は、カリフォルニア大学人間相互作用研究所のポール・エクマン博士らによって研究され、証明されています。
彼らは、フランスの神経学者デュシェンによる 『楽しいときは目の周りの眼輪筋と頬の大頬骨筋が動く』 という説に着目し、ならば逆に 『この二つの筋肉へ刺激を与えると楽しくなるのではないか?』 という仮説を立て、研究を始めました。
研究方法は、いたって単純。
おもしろくもなんともない実験室に学生を50人集め、この二つの筋肉を動かしてもらい、そのときの脳波を測定するだけです。
その結果、実際にα波がでたことにより、眼輪筋と大頬骨筋を動かせば楽しくなるという仮説が正しいことが証明されたのです。
笑うと自然に楽しくなる。
そういう仕組みに、人はなっているのです。
つまり、笑顔をつくることは、幸せの第一歩なのです。」
笑顔は幸せになるための重要な鍵です。
顔をくしゃくしゃにして笑い、眼輪筋と大頬骨筋を動かしましょう!
累計納税額日本一で賢者の誉れ高い 斎藤一人さんは、著書 『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(KKロングセラーズ 新書版) でこう述べています。 (57頁〜59頁)
「楽しいから、笑顔になるんじゃない 楽しくなりたいから、笑顔にするんです。
人間の心は、ヒマになると『不安なこと』を考えるようにできています。
やることがいっぱいあった昔に比べて、いまは 『ヒマな時間』 がいっぱいあります。
そういうときのために、神は、ものすごくいいものを私たちの体に備えてくれました。
心配や不安が沸き出てきたときに、それを制御する能力を備えてくれているんです。
それは 『ほほえむこと』。
いつも顔が笑顔でいることなんです。
口角を上げて、にこっとする。
ちょっと目じりが下がって、顔に 『マル(○)』 ができたようになる。
そうやって笑顔にすると、心がほっとゆるむんです。
ニコニコしているうちに、だんだん幸せな気持ちになって、不安や心配がなくなるようになっているんです。
だから、不安や心配になりそうになったら、とにかくほほえめばいいの。
ニコニコしているうちに、不安や心配は消えていきます。
不安や心配になったら、ためしに笑顔にしてみてください。
『私は不幸だ、不幸だ・・・・・』って言ってる人は、ほほえみが足りないんです。
いいですか? 楽しいから笑うんじゃないんですよ。
笑うから、人は楽しくなるんだよ。」
『論より証拠』 です。
あなたも口角を上げてみてください。
確かに楽しい気分になります。
口角を上げる癖をつけましょう。
楽しい気分を実感できます。
『ニコニコ姉さん』 『ニコニコ兄さん』 『ニコニコおばさん』 『ニコニコおじさん』 を目指しましょう。
口角を上げれば見る世界も変わります。
世界中の人が口角を上げる癖をつければ、『世界平和』 と 『人類の幸福』 が実現します。
これは決して大袈裟でも大言壮語でもありません。
道理です。
ということで、結論はこうなります。
(結論) 『 四六時中、口角を上げて恵比寿顔をつくる楽行をしよう!』
『〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る』 (著者 エイミー・カディー 訳者 石垣賀子 早川書房)
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『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』 (著者 諏訪ゆう子 あさ出版)
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『すべてがうまくいく 上気元の魔法』(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ 新書版)
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