2020年02月14日
オッサンのブラリ一人旅(法道仙人の足跡を行く 法華山一乗寺U)
これは、2019年3月に他サイトで公開したものです。
いよいよ本堂です。
一乗寺は天台宗のお寺で、西国三十三所26番の札所でもあります。本尊は聖観音菩薩です。650年孝徳天皇の勅願によって創建されました。開基は勿論法道仙人。春の桜、秋の紅葉の名所としても知られています。
法道仙人は天竺から紫の雲に乗ってやって来たとされ、架空の人物であろうと考えられています。鉄の宝鉢を持っていた事から空鉢(くはつ、からははち)仙人とも呼ばれています。6世紀から7世紀に日本に来たとされ、播州地方を中心として、一帯の山岳等に数多くの寺院を開基しています。主に加古川流域の地域に縁の寺院が多く有るようですが、丹波地方や、但馬地方、神戸市内、県外にも法道仙人が開基したとされる寺院が有ります。関東地方でも法道仙人由来の地名があるそうです。
残念ながら本堂内部は撮影出来ませんでした。御朱印は、頂きましたが・・・
中で、法道仙人が開基した他の寺院は、判らないのか尋ねてみたのですが、正確な事は判らないとの事、中には自称、法道開基の寺院と言うのも在るようです。自分で調べるしか無い様です。
本堂の内部は撮影出来ませんでしたが、本堂からの鐘楼や三重塔は見る角度が変わりなかなかなものでした。
本堂を後に、五輪堂迄降りてきました。五輪堂の横から別ルートには、奥の院、賽の河原となっています。そちらの石段を下りると、少し広いところに多数の石仏が、賽の河原?と、思ったのですが未だ奥に参道が続いています。
更に奥に進むとようやく、奥の院へ着きました。
奥の院開山堂です。此処に法道仙人が祀られていますが、直接それを視ることは出来ません。
開山堂の左に賽の河原へと続く道が有りましたが、上を見るとダムの様な感じがしたので、ここが賽の河原だと勘違いしてしまいました。しかし更に奥へ行こうとするには山を歩く装備が必要かと思います。
開山堂から引き返し、帰路に付くと、放生池にやって来ました。池の周りにも数々の石仏が並んでいます。
池の真ん中に祠の様なものが有ります。憶測ですが、弁財天を祀っている様です。
放生池を過ぎると、鳥居が見えます。確か看板には稲荷社が祀られているようですが・・・。
鳥居を潜っていくと、薄暗い石段の奥に何やらお社が見えます。
お社迄行ってみると、見子神社となっています。
どうやら、この神社には、「石童丸」伝説と言うものが有るそうです。石童丸は説教節「刈萱」という物語の主人公の名前で、架空のじんぶつとされています。
それでは、稲荷社は何処にあるのか?見子神社の横にひっそりと有りました。その横には、名も知れぬ祠が幾つか並んでいます。
法道仙人縁の寺院の中には、それとは知らずに、ブログに投稿した物もありました。
一乗寺を後にして奥山寺に向かいます。
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