2020年01月04日
オッサンのブラリ一人旅(出石、永楽館)
これは、2016年1月に他サイトで公開したものです。
出石城跡を散策し、次の目的は永楽館へ向かいます。
街歩きしながら、観光マップを頼りに永楽館を探します。
永楽館の提灯が有りました。入っていくと何もありません。不安になりながら奥へ進むと有りました。只、テレビやパンフレットのイメージと少し違います???細い路地側に表玄関が面しているので角度的にパンフやテレビのような画像は撮れません。
受付を覗いて視ると、見学している人が居ません。聞いてみると少し前までは団体で見学されていたそうですが帰られた後だったようです。どうしようか?一瞬怯みましたが折角です、見学することにしました。
永楽館は、1901年出石の染物商小幡家11代当主久次郎により建てられた、現地に現存する劇場建築としては日本最古のものとされています。当時は但馬の芸能文化の中心となり、歌舞伎・落語・剣劇などが上演され、宝塚歌劇も公演されたようです。昭和初期からは映画館としても使用されるようになりましたが、戦後テレビの普及等娯楽の多様化により昭和39年閉館との事ですが、昭和39年と言うのはずいぶん早い閉館のような気がします。その後パチンコ店として使われたりしましたが1973年閉鎖されました。
平成に入り、コンサートなどで使用が再開され、2006年から復元工事が始まり、2008年夏に完工しました。
貸し切り状態で、入館すると職員の方がやってきて説明をしてくださいました。しかし、頭の中には殆ど残ってませんガイドしてくださった方御免なさい。
ロビーには口上や役者看板、そして杮落し公演を行った、只今藤原紀香との結婚を噂されている、片岡愛之助の手ぬぐいなどが有ります。しかし大丈夫でしょうか?彼女に騙されているような気がして仕方がないのですが…陣内智則の二の舞にならなければ良いのですが…。
劇場に入ると当時の広告看板が掲げられています。映っている方はガイドをして下さったお姐さん?と言う事にしておきましょう(失礼)。職員の方はここで下がられました。
1階から見た舞台と客席・舞台からの客席風景です。
奈落です、降りて行くと、回り舞台装置が、全て人力で動かします。通路にはすっぽんが有ります、演者が花道でせり上がる装置です、これも人力で担ぎ上げるそうです(御苦労様)。
花道に戻ってきました。
カツラ場と化粧室(楽屋)です。
2階席の風景です。
花道の裏に廻ってみると。映画を上映していた頃のポスターが飾られていました。マニアなら泣いて喜びそうです。
見学を終えると、少しお腹がすいて来ました。2軒目のそば店を探すことにします。
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