2019年12月13日
オッサンのブラリ一人旅(丹波もみじめぐり 無動山((不動山))岩瀧寺)
円通寺に続いてやって来たのは、岩瀧寺です。
入山料を払って駐車場へ向かいます。駐車場までの道でもう紅葉が迎えてくれます。
岩瀧寺は渓谷を挟んだ対岸にあります。岩瀧寺渓谷と云います。
橋を渡って参道を登っていきます。
参道からの紅葉です。
山門にやって来ました。丹波古刹八番霊場となっています、大正天皇即位の時に記念して建てられたもので大正門とも云います。上部は鐘楼になっています。
この山門は映画「源氏物語 千年の謎」の撮影に使われたそうです。
境内から下の道を望みます。
岩瀧寺は弘仁年間(809〜823)開創された真言宗大覚寺派の寺院です。嵯峨天皇が弘法大師に命じ七堂伽藍を建てたということです。本尊は不動明王で弘法大師の作らしいです。
明智光秀の丹波攻めで全山焼失し詳しい資料は殆ど残っていないとの事です。寺は慶長年間に再興されたとの事です。
茅葺の本堂に本尊が有る訳でなく、本堂には、観音菩薩像と愛染明王が祀られています。残念ながら本堂の画像を撮影していませんでした。
庚申堂と観音堂(大師堂)です。庚申堂には青面金剛が、観音堂には四国八十八個所の本尊が祀られています。
観音堂の裏に周ると、四国八十八ヶ寺の本尊仏が並んでいました。
もう一度対岸に出ると、奥に続く道が有ります。5年前の災害復旧工事が未だ続いています。その為フェンスが設置されていますが、基に戻せば通行できます、どうやら害獣対策のフェンスの様です。
奥へ進んでいくと、滝があります。独鈷の滝と言って、夏から秋にかけての観光名所になっています。現在は災害の影響から復旧工事中で水も濁ったままです。
滝から先は険しい遊歩道が続きます。やっとの思いで登りきると、行者堂と不動尊拝殿が有ります。
行者堂には役行者(神変大菩薩)が祀られています。役行者(神変大菩薩)は飛鳥時代の呪術者で山岳信仰の開祖とされています。実在の人物ですが、人物像は後世の伝説によるところが大きいと云われています。
不動尊拝殿には、岩瀧寺のご本尊不動明王が祀られています。拝殿の奥の洞窟に不動尊は鎮座しています。巧く不動尊を撮影することが出来ませんでした。
災害前は更に奥へ行けた様です。奥には不二の滝と言う滝も有るそうです。そして、白毫寺の五台山にも通じているようです。
しかし現在は不動尊で行き止まり状態です。
山を下りて、境内に戻ります。御朱印を頂きます。
帰り道も紅葉が見送ってくれます。
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