2019年12月15日
オッサンのブラリ一人旅(丹波もみじめぐり 萬松山慧日寺)
円通寺、岩瀧寺の翌日、は慧日寺と小新屋観音と回りました。土曜日と言う事もあり人込みを避けてのことです。
先ずは、慧日寺にやって来ました。中の横から参道が通っています。参道は針葉樹の並木道になっています。
山門にやって来ました。
桁行14尺、梁間11尺の四脚門の山門は東向きに立ち、円柱の親柱、控柱は木製礎盤の上に建ちます。骨格は16世紀の物が残っていますが、後世大きな改修を受けていると伝えられています。上部には萬松山とあります。
山門をくぐると正面に仏殿が有ります。
この仏殿はほぼ完全な禅宗様式の建物で、県内ではまれだそうで、江戸元禄時代に再建上棟されました。
仏殿に入ると中央に釈迦三尊像が安置されています。室町時代のものらしいのですが、どうやらこれが本尊の様です。
天井の龍は、内陣が鏡天井になっており、竜の絵は古礀の作と云われています。
山門と仏殿の間に千体地蔵堂があります。中は当然お地蔵様が千体?
仏門の横には終わりかけの紅葉が咲いていました。
経蔵と鐘楼です。
境内にも紅葉が植わっていました。
慧日寺は1375年細川頼之が創建し、特峯禅師開山された臨済宗の寺院です。本尊は釈迦牟尼と言う事です。
一時は、丹波禅寺の中心として栄えましたが、明智光秀の丹波攻めや火災が度重なり創建当時の面影はなくなったとの事です。
本堂(万丈)です。江戸時代後期の建物で、茅葺入母屋造になっています。
本堂に入ります。御本尊が有ると思ったのですが、そこには仏様はいませんでした。
本堂から渡り廊下を通って仏殿に行き来できます。
渡り廊下からの景色です。
仏殿の反対側には、お寺の美術品が展示されていました。
本堂裏庭のもみじです。
この後、寺務所で御朱印を頂きます。紅葉の事を聞くと来るのが1週間遅いと言われました。1週間前なら見頃だったそうです。この辺りは丹波市でも南部の方なので紅葉も遅いのか?と思っていましたが、慧日寺の紅葉は終わりに向かっていました。
この後小新屋観音へ向かう途中の山です、山は良い具合の色になっています。
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