2019年12月10日
オッサのブラリ一人(丹波紅葉三山 丹波もみじめぐり 永谷山円通寺)
達身寺の翌日、訪ねたのは丹波紅葉三山の一つ円通寺です。
参道には紅葉のトンネルが迎えてくれました。
山門と紅葉です。
山門まで来ました。
一応仁王門となっていますが、こちらはよく知る金剛力士像ではありません。ここに鎮座するのは仏国土、仏法を守る守護神四天王の持国天と増長天です。
山門をくぐると、池があり石橋が架かっています。放生池と言うそうです。
石橋から振り返ると、ご神木がそそり立っています。 過って円通寺内に祀られていた「賀茂大明神」のご神木で、丹波市の天然記念物に指定されています。樹齢は700年と言う事です。
境内の紅葉です。
円通寺は、南北朝時代の1382年足利三代将軍義満が後円融天皇の勅命で創建した曹洞宗のお寺です。年号の首字から「永谷山」天皇の宝号から「円通寺」と名付けられ勅願寺と定められました。正式名称は円通興国禅寺、本尊は如意輪観世音菩薩です。
室町時代から江戸時代には200有余の末寺が有り、丹波を始め周辺の国々にも君臨したと言う事です。
戦国時代、明智光秀の丹波攻めで多くの寺院が焼失する中、土地の豪氏が光秀の本陣に出向き必死の説得の結果兵火を免れたと言う寺伝が有るそうです。
現在の本堂等は、1840年焼失したのを、天保年間再建されたものです。施無畏殿と呼ばれる本殿ですが幅40m奥行きが20m有り木造建築としては丹波地方最大規模の建物です。施無畏と言うのは本尊の異名らしいです。
本堂は全体像を撮影出来ませんでした。
本堂の傍らに水琴窟が有りました。耳を当てて診ると水の音が聞こえます。
本堂の左側にお堂が在ります。三如来禅音?
このお堂の横で御朱印を頂くことが出来ました。
帰路、高台へ上がる道が有りました。登ってみるとお社があります。
高台から見た円通寺です。
帰路の紅葉です、これでも終わりに近い状態で散っている処が結構有りました。
駐車場を通り過ぎて、お寺から少し離れると田圃沿いの道に見事な紅葉が有りました。隠れたスポットです。
この頃は紅葉も終わりと言っても、まだまだ見頃でした。この後石龕寺へ向かいます。
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