2016年03月21日
[Review] ヘイトフル・エイト
【タイトル】ヘイトフル・エイト (原題:The Hateful Eight)
【原作】
【監督】クエンティン・タランティーノ
【脚本】クエンティン・タランティーノ
【出演者】サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル 他
【URL】http://gaga.ne.jp/hateful8/top/index.html
【公開日】2016年02月27日
【閲覧日】2016年03月20日
【あらすじ】
猛吹雪から退避する場所を探して、逃れてロッジに集まった8人はそれぞれが超クセ者。そんな中起こった殺人事件。
生き残る為には、騙して騙して騙しまくれ・・・「見破っても、見破られるな」タランティーノが仕掛けた密室ミステリー劇場の始まり。
観終わっての最初の感想は・・・胸が痛い。ちょっぴり後味悪い。だけど、なんだこの爽快感は?でした。
あのタランティーノ監督が最高傑作というぐらいだからって、タランティーノの作品のテイストを知らない人にはあんまりお勧めできない。「なんで?」って・・・とにかく長い。なんの関連性もなさそうな8人が猛吹雪の山小屋に集まり、生きるか死ぬかの騙しあい。内容としてもあんまり深くないこの物語にどうやって観客を引き込むか?それがタランティーノ監督がこの映画に仕込んだカラクリ。。。
ストーリの展開は5つに分かれていて、ストーリーに置いて行かれがちな人にも解りやすい進め方になっています。黒人解放運動が盛んだった頃のアメリカが舞台なんで、黒人差別、女性差別の言葉のオンパレード・・・途中女性への暴力に目をそむけたくなる時があったけど、そこはやっぱりジェニファー・ジェイソン・リーの演技力でカバーしていた感はある。
数々の殺害シーンがあってどれをとってもちょっと目をそむけたくなるものばかり・・・だけどこのすっきり感はなんなんだろう?これがタランティーノ監督が仕掛けたカラクリなのだろうか?
おすすめ度:★★★★☆
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