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2016年04月04日
ロンドン2日目
ロンドン2日目。
この日は、ベタな観光スポットを見て回ることにしました。朝からいいお天気です。
ホテルから歩いて数分のチャリングクロス駅。
駅の横にいい感じの路地。ここは竹下通りと名付けました(笑)ここを抜けると、テムズ川に出ます。
トラファルガー・スクエア。イギリスの地名はどれも、日本人に馴染みのある響きで、覚えやすい。1805年のトラファルガーの海戦における勝利を記念して造られたそうです。
広場には噴水、そしてカメラに収まりきらない高い塔。これはイタリア、ドイツにも共通。
かっこいいライオンの像が4体。上によじ登って写真を撮ろうとする人が多かったですが、自力ではなかなか無理。
広場のすぐ横に、バッキンガム宮殿へと続く門があるのですが、これは明日のお楽しみ。
ホワイトホール通りを通って、ビッグベンを目指します。この辺は国防省、外務省、財務省などが集中するエリア。
途中に、ホース・ガーズと呼ばれる、王室騎兵隊の本部があり、かわいいお馬さんが!
観光客に取り囲まれて写真を撮られても動じるどころか、たまに顔を横にむけてすりすりーっとして来ます。
出た、ビッグベン!ビッグベンっていう名前はよく聞いてたけど、国会議事堂だったんですねー、かっこいー。
そのすぐ横に、ウエストミンスター寺院。ここで、王族の結婚式やお葬式が行われるそうです。
角度を変えて見ると、こんな感じ。ヨーロッパの歴史的建造物はとにかく、巨大。
地下鉄に乗りまして、ロンドン塔まで移動します。ちなみに、ロンドンの地下鉄はSubwayでもMetroでもなく、Undergroundって言います。
出口のことは、ExitじゃなくてWayoutって書いてあります。
路線は大まかに南北に走るのと東西に走るのがあって、どこどこ行き、じゃなくてnorthboundかsouthboundか、またはeastboundかwestboundかを表示してあって、電車が走る方向が分かりやすくなっています。
あと、citimapperというアプリで出発駅と到着駅を入力すると路線を検索できるので便利でしたよ。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.citymapper.app.release&hl=ja
ロンドン塔って言うから、塔が1本建っているのかと思いきや、お城です、お城。ドラクエに出てきそうなお城。なーんだ、こんな立派なお城をロンドンで見られるなら、ウインザー城とか行く必要なさそう。
身分の高い政治犯を幽閉、処刑する監獄として使用されたり、政敵や反逆者を処刑する処刑場となっていた時代もあり、別名Bloody Towerと言うそうな。怖い怖い。
下の緑色のところは、その昔はお堀だったと思われます。ちょっと大阪城思い出すかも(笑)
さて、ロンドン塔の辺りで急に雨が降ってきたので、昼食にすることに。エリザベス女王も大好きな、イギリス人のソウルフード、フィッシュアンドチップス。
でーっかい!1人前を二人で分けることにしました。おいしかったですよ。なんだ、イギリス料理、おいしいじゃない!
テムズ川の方から見ると、城の中に4つの塔が。これで、この城はロンドン塔って呼ばれてるらしい。
ロンドン塔の隣にあるのが、タワー・ブリッジ。歩いて渡れます。カラフルできれいな橋です。
ロンドンの真ん中を横断しているテムズ川。橋がたくさんかかっていますが、タワーブリッジの隣にあるのがロンドン橋。昔、火事で焼け落ちたらしく、今は地味な普通の橋。「ロンドン橋落ちた、落ちた、」の歌は本当のことだったのね。。。
テムズ川で今は博物館となっている軍艦とタワーブリッジをミニチュア加工で撮ってみました。
これは、市庁舎だそうな。斬新。
テムズ川の南側にも観光スポットはあるのですが、新しい建物にあまり興味がないわたしたちは、これで終わりにして、ホテルで少し休むことにしました。
7時くらいになってからパブで英国料理と英国ビールを楽しもうと思って出かけたのですが。。。ことごとく満席。やっとみつけたパブでは料理はもう終わっていて、しょうがないのでビール1杯だけ飲んで帰ってきました。
これはホテル近くのシャーロックホームズというパブ。すごい人気で、とてもじゃないけど入れませんでした。。。
休み前だったというのもあるかもしれませんが、パブに行くときはもう少し早い時間がいいのかもしれません。
さて、3日目はいよいよ、バッキンガム宮殿へ行きますよー。
2016年04月03日
初LCCでミュンヘンからロンドンへ!
イースター休暇に有給休暇をくっつけて、ロンドンへ行ってきました。
日本でもLCCを利用したことはまだありませんでしたが、今回、イギリスのeasyjetを使ってみることにしました。ミュンヘンからロンドンまでは飛行機でたったの2時間!大阪から沖縄まで行くより近いくらいです。
イースター休暇中だったので通常より少し高い価格でしたが、それでも、ロンドンまで往復二人分で約5万円。新幹線で大阪―東京を往復するくらいの価格で、外国へ行けちゃいました。
今回、航空券の検索に使ったのはこのサイト。
ルフトハンザの航空券も出てきますが、easyjetの3倍近い価格です。で、さっそくeasyjetのアカウントを作って、予約することにしました。
http://www.easyjet.com/en/
当然、英語のサイトなので、楽ちんです。
注意点としては、
1.一度予約するとキャンセルはできないこと(予約時に16ユーロ払っておくとキャンセル料を保証するサービスもあるみたいですが)
2.日時の変更はできるが手数料がかかる(確か50ユーロくらい)こと
3.荷物を預ける場合は1個47ユーロで20sまでで、超過すると追加料金がかかること
4.機内持込み荷物は一人1個まででサイズは56 x 45 x 25cmを超えないこと
ということで、わたしたちは大きいスーツケース1個に二人分の荷物を詰めて預けることにしました。帰りはお土産の分が増えて3sオーバーになったので、その分を機内持ち込み荷物に無理やり入れました(笑)1sにつき10ポンド(1700円くらい)かかると言われたので。
その他、座席を指定すると6ユーロとか、ホテルはいらないかとか保険はかけないのかとか、現地のレンタカーはいらないか、とかいろいろオプションをつけたがりますが、全部無視。
あと、機内食はもちろん有料。座席に立派なメニューがありました。コーヒー1杯3ユーロ!ビールや、フードもいろいろありましたが、持ち込んでも文句は言われないので、空港で買っておいた方がいいと思います。2時間くらいのフライトなら、機内で食べる必要もないですしね。
メニュー、こちらから見られます→http://buyonboard.easyjet.com/#
座席は特に狭いとは感じませんでしたが、映画やフライト情報を見られるような画面は付いていませんでした。CAさんは感じ良かったですよ。まぁ、何を頼むのも有料ですから、それは当然かな(笑)
あ、あと、空港はヒースローではなく、LCC専用の空港で、行きはStansted、帰りはLuton空港でしたが、どちらもロンドン中心地まで約1時間ほどで、交通の便も悪くなかったです。
さて、ロンドン滞在中に大活躍したのが、このオイスターカード。なんでオイスターなのかは謎ですが、ロンドン地下鉄のプリペイドカードです。ロンドン市内なら、バスやトラムも乗れます。カード購入時にデポジットで5ポンド必要ですが、カードを返却すれば返金されます。結局、記念に持って帰ってきちゃいましたけど。
券売機で、クレジットカードからチャージできます。日本みたいに乗り越してから料金を精算することができないので注意。残高がないのに乗っちゃうと、80ポンドの罰金を取られるみたいです。どれだけ乗っても1日の上限(中心部だけなら6.5ポンド)が決まっているので、滞在日数×6.5ポンドをチャージしておけば大丈夫だと思います。トラムは利用しなかったのですが、バスは1回確か1.5ポンドで1日の上限は4.5ポンド。
地下鉄は入る時と出る時に改札でピッっとやって、バスは乗るときに運転手さんの横でピッとやります。降りる時はやらなくてOK。バスに乗るとき、わたしがケースからカードを出してピッとやっていると、運転手さんがフッと笑って、いちいちケースから出さなくてもいいんだよ、と教えてくれました。そりゃそうだ、ICOCAだって定期入れに入れたままでいいのにー。恥ずかしい。
1日目はホテルの近くでハンバーガーを食べました。イギリスの食べ物はどれだけまずいのか?を確かめに来たのですが(笑)、ハンバーガー、とってもおいしかったです。ハンバーガーはイギリス料理ではないですけども。大きさも適度だったし。店員さんがすごく愛想がいいのもちょっと意外だった。
ホテルはバッキンガム宮殿やビッグベンのすぐ近くのストランドパラスホテル。4泊で10万円!!飛行機代5万円なのに!!これでも、安い方なんですよー。ロンドンはミュンヘンよりずっと物価が高い。上のハンバーガーとビールだって、二人で5千円しましたしねぇ。
さて、2日目ははロンドンの観光スポットをめぐりますよー、お楽しみに。
2016年03月11日
2回目のミラクル起こりました
海外旅行にはトラブルはつきものですが、わたしたちは今まで海外に行って予想外のトラブルに巻き込まれたり、盗難などの犯罪にもあったことはありません。これはとってもラッキーなことだと思っています。
が、今回、日本からミュンヘンへの移動中に、夫がタブレットを紛失するという事件が起こりました。
ミュンヘンの空港に到着してほっとする間もなく、機内持ち込みのバッグに入れたはずのタブレットがない、と夫が言いました。
夫はふだん、定期入れや鍵やお財布がないぃと言っては、すぐに、あったー、と言う人なので(笑)そのときも、バッグの中にあるか、あるいは預けたスーツケースの中にあるのでは、と思っていました。
が、アパートに着いて荷物を全部調べてみても、タブレットはなかったのです。最後に見たのはいつ?と聞くと、移動中には使わなかったらしく、出発前に自宅で充電してた、と言うので、自宅で留守番中の息子に探してもらいました。部屋の写真まで送ってもらいましたが、やっぱりなさそう。
関西空港でドイツの同僚へのお土産を買ったときに置き忘れた可能性もあるというので、お店のレシートの電話番号にかけてみました。が、結局それらしきものは届いておらず。
今回はイスタンブールの空港でトランジットだったのですが、荷物検査の後にバッグのファスナーが開いていたのでちょっとおかしいなぁと感じたらしいです。そのときに確認すればよかったのですが、そのときの荷物検査場はごった返していて、そんな状況ではありませんでした。
イスタンブールの空港に問い合わせたところで、ちゃんとした返事は無いだろうと思ったし、そもそもどこにどうやって問い合わせればいいのかもわからないし。。。まぁ、こういうこともあるよね、今まで、こういうことがなかったのがラッキーだよねーとあきらめかけたとき。
クレジットカード付帯の保険のことを思い出しました。保険使えるんじゃない?だって、イスタンブールの荷物検査場で盗まれたかもしれないし、スーツケースに入っていたのを盗まれたかもしれない!スーツケースに入っていたノートPCは無事だったので、その可能性はかなり低いですけどね。。。盗難届がいるって言われるかもしれないけど、トランジット中に起きたことなら、無くても認めてもらえるかも?
とにかく、クレジットカード会社に問い合わせてみました。すると、トルコ航空に問い合わせて、紛失確定の返事をもらってくださいとのこと。で、トルコ航空の日本語窓口へ電話。私たちが利用した飛行機や、イスタンブール空港を探してみます、とのこと。これで、保険金は少しでも出るよねー、よかったね、と話していました。
すると。。。それらしい物がみつかりました、という連絡がすぐにありました。タブレットのメーカーや機種、カバーの色などを伝えていたので、ほぼ間違いない。。。えーーーーーーーっ!こんなことってあるんですねー。聞いてみるもんですねー。
イスタンブール空港の荷物検査場の人のせいにしようとして、本当にごめんなさい。
タブレットは、まず日本のトルコ航空に届けられ、それからわたしたちが帰国するのを待って、うちに送ってくれるらしいです。感謝。
みなさんも、海外でなにか大事なものを紛失してもあきらめずに、いろんなところに聞いてみてくださいね。あと、荷物検査されたあとは、いちおう、バッグの中身を確認しましょう。今回、夫のバッグから検査員の人が、検査のためにがタブレットを出して違うカゴに入れた可能性が高いです。検査員の人に「Do you have a Laptop?」って聞かれたらしいのですが、それがタブレットのことだったのかも。
で、なんで「2回目」のミラクルなのか、って話ですが。。。それは次回に。
が、今回、日本からミュンヘンへの移動中に、夫がタブレットを紛失するという事件が起こりました。
ミュンヘンの空港に到着してほっとする間もなく、機内持ち込みのバッグに入れたはずのタブレットがない、と夫が言いました。
夫はふだん、定期入れや鍵やお財布がないぃと言っては、すぐに、あったー、と言う人なので(笑)そのときも、バッグの中にあるか、あるいは預けたスーツケースの中にあるのでは、と思っていました。
が、アパートに着いて荷物を全部調べてみても、タブレットはなかったのです。最後に見たのはいつ?と聞くと、移動中には使わなかったらしく、出発前に自宅で充電してた、と言うので、自宅で留守番中の息子に探してもらいました。部屋の写真まで送ってもらいましたが、やっぱりなさそう。
関西空港でドイツの同僚へのお土産を買ったときに置き忘れた可能性もあるというので、お店のレシートの電話番号にかけてみました。が、結局それらしきものは届いておらず。
今回はイスタンブールの空港でトランジットだったのですが、荷物検査の後にバッグのファスナーが開いていたのでちょっとおかしいなぁと感じたらしいです。そのときに確認すればよかったのですが、そのときの荷物検査場はごった返していて、そんな状況ではありませんでした。
イスタンブールの空港に問い合わせたところで、ちゃんとした返事は無いだろうと思ったし、そもそもどこにどうやって問い合わせればいいのかもわからないし。。。まぁ、こういうこともあるよね、今まで、こういうことがなかったのがラッキーだよねーとあきらめかけたとき。
クレジットカード付帯の保険のことを思い出しました。保険使えるんじゃない?だって、イスタンブールの荷物検査場で盗まれたかもしれないし、スーツケースに入っていたのを盗まれたかもしれない!スーツケースに入っていたノートPCは無事だったので、その可能性はかなり低いですけどね。。。盗難届がいるって言われるかもしれないけど、トランジット中に起きたことなら、無くても認めてもらえるかも?
とにかく、クレジットカード会社に問い合わせてみました。すると、トルコ航空に問い合わせて、紛失確定の返事をもらってくださいとのこと。で、トルコ航空の日本語窓口へ電話。私たちが利用した飛行機や、イスタンブール空港を探してみます、とのこと。これで、保険金は少しでも出るよねー、よかったね、と話していました。
すると。。。それらしい物がみつかりました、という連絡がすぐにありました。タブレットのメーカーや機種、カバーの色などを伝えていたので、ほぼ間違いない。。。えーーーーーーーっ!こんなことってあるんですねー。聞いてみるもんですねー。
イスタンブール空港の荷物検査場の人のせいにしようとして、本当にごめんなさい。
タブレットは、まず日本のトルコ航空に届けられ、それからわたしたちが帰国するのを待って、うちに送ってくれるらしいです。感謝。
みなさんも、海外でなにか大事なものを紛失してもあきらめずに、いろんなところに聞いてみてくださいね。あと、荷物検査されたあとは、いちおう、バッグの中身を確認しましょう。今回、夫のバッグから検査員の人が、検査のためにがタブレットを出して違うカゴに入れた可能性が高いです。検査員の人に「Do you have a Laptop?」って聞かれたらしいのですが、それがタブレットのことだったのかも。
で、なんで「2回目」のミラクルなのか、って話ですが。。。それは次回に。
2015年10月29日
中世の街並みがそのまま残るローテンブルク その7
街中に、いろいろなお土産屋さんがたくさんあって、ショーウインドゥをのぞいて歩くだけでも楽しめました。
中世風のよろいとか、こんなドラクエみたいな衣装も売っていました。
この手の置き物はあちこちの観光地で売っていますが、これはローテンブルクの家を模したもので、大きいものは中にろうそくを入れて、明かりがもれる感じを楽しむそうです。
これは、ローテンブルクに行く途中の乗り継ぎ駅で買ったお菓子。細かく切ったパイ生地をボール状にまとめて揚げてあります。粉砂糖や、チョコレートをまぶしたものもありました。
ローテンブルクで、このお菓子をあちこちで売っていて、Schneeball(雪玉)という名前で、ローテンブルクの名物だと知りました。パイ生地がさくさくしておいしいのですが、なにせサイズがこぶし大なので、食べきれませんでした(笑)お土産にするにしても、ぽろぽろくずれそうだし。
日本で売ってないかと思ったら、シュネーバルを作る道具が。レシピ付き(笑)
価格:5,443円 |
きれいな磁器のお店もいろいろありました。
1年中クリスマスグッズを売っているお店も何軒かありました。
その中に、ミュンヘンでも売っていますが、くるみ割り人形やキャンドルスタンドなどの民芸品もありました。安い物でも50〜60ユーロで、高いものだと200ユーロくらいするのですが、細工が精巧でいい感じです。
ミュンヘンでも気になっていたキャンドルスタンド。クリスマスピラミッドと言って、中央の人形がサンタさんやトナカイだったり、天使とか雪だるまだったり、大きいものは2〜3階建てだったり、いろんなデザインがあるんですが、このかわいい小人さんたち?がとーってもキュートだったので、買ってしまいました。
何がいいって、ろうそくを立てると、ろうそくの熱で上昇気流が起こって、上の羽が回るんですよー!
回ってる動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=twX_yQe7cCA
ろうそくを4本立てると、すごいスピードでくるくる回るので、1本でちょうどいい感じのスピードです(笑)
羽がこげないか心配だったのですが、安物を買うとそういうこともあって、ひどいのだと回らなかったりするそうです。安いのは中国産らしいので、ちゃんとしたお店でドイツ製かどうか確かめて、それなりに高いお値段のを買った方がよさそうです。
クリスマスキャンドルは予定外だったのですが、ローテンブルクでいいのがあったら買いたいと思っていたものがありました。
テディベアの発祥については諸説あるそうですが、そのひとつに、ドイツのシュタイフ社が最初に作ったという説があります。そして、ローテンブルクに、老舗のテディベア専門店が2軒あるのです。
こちらがテディランド。ここでテディちゃんと運命の出会いがありました。
こちらはテディズ ローテンブルク。
お店の窓からテディがしゃぼん玉を飛ばしています。
この子が、うちの子になったテディちゃん。実は、Made in Chinaなのですが(笑)他の子と違う少しピンクがかった毛色が、とっても気に入っています。
お買い物も楽しい、ローテンブルクでした。
中世の街並みがそのまま残るローテンブルク その6
ローテンブルクは観光地なので、日曜でもお店が開いています。
そして、お店の看板がとても凝っています。今でも、こういう看板を作る鍛冶屋さんが街にあるそうです。
これはホテルの看板ですが、この街には昔、戦争を避けるために当時の市長が敵将との交渉で、特大ジョッキ(2L)のワインを飲み干したら攻撃をしないという条件を出して、市長がこれを命がけで飲み干して街の危機を救ったという伝説があるそうです。
これはお肉屋さんの看板。
お肉屋さんの上に、こんな石像もありました。これから豚をさばくとこでしょうか。
パン屋さんの看板にはたいがい、プレッツエルの形が使われています。
ショーウインドゥにも巨大なプレッツェル。
これは、夕食を食べたレストラン。
お店の名前がSchwan(白鳥)だから、白鳥の看板なんですねー。
さて、写真が多いので、ローテンブルクシリーズ最終回、お土産の話は、また次回にします。
中世の街並みがそのまま残るローテンブルク その5
ローテンブルクの街が栄えるにつれ、人口が増えたので、途中で街を拡張したそうです。で、それまで門だったところがそのまま街中に残っているところが何カ所かあります。
門の上には見張りのための塔がついているので、「門」ではなくなってからは、「塔」って呼ばれているようです。
ぐるぐる歩き回って写真をたくさん撮ったので、あとから写真を見てこれはどこの塔だっけ?と悩みました(笑)
まず、マップP地点のレーダー門から街に入ってすぐ、マルクス塔というのがありました。
これが後からわからなかったのですが、マップS地点の白い塔。
T地点のクリンゲン門に行く前に、さらっと写真だけ撮ったみたいです(笑)
そして、中世の街並みがそのまま残るローテンブルク その4で紹介した人気撮影スポットの左側に写っているのが、ジーバーの塔です。
さて、次回は、ローテンブルクのお店を紹介します。
2015年10月28日
中世の街並みがそのまま残るローテンブルク その4
ここはプレーンラインと言って、ローテンブルク屈指の人気の撮影スポットらしいです。
プレーンラインの向こうにあるのがシュピタール門。この街最大の要塞だそうです。
門の中に二つの空濠があり、この中に敵を閉じ込めて上から攻撃したとか。怖い光景ですが、攻め入れられたら最後、何もかも略奪されますからねー、必死ですよね。
この門の近くに病院があったそうです。今は、老人ホームになっています。
端から端まで歩いても、せいぜい1kmほどの小さな自治都市で、豪奢な市庁舎や教会を持ち、病院も備え、裁判制度を整え、外敵から街を守る要塞を築いていたローテンブルク。あっぱれです。
当時の人たちの暮らしを想像するだけで、ロマンを感じます。
中世の街並みがそのまま残るローテンブルク その3
2015年10月26日
中世の街並みがそのまま残るローテンブルク その2
中世の街並みがそのまま残るローテンブルク
楽しみにしていたローテンブルク、やっと行ってきました。
評判そのままの、テーマパークみたいな街でした。
これが、テーマパークの入口。入場料金はいりません(笑)
駅から10分ほど歩いたところにあるレーダー門です。
ローテンブルクは街の周囲を城壁で囲った要塞都市で、四方に門があります。この門は、街への入口であるとともに、敵の侵入を防ぐための要塞でもあったそうです。ドラクエの世界ですね。
ホテルでもらった地図が見やすかったです。地図右側のPが今入ったレーダー門。そのまま、まっすぐ進むと街の中心、マルクト広場へ。
左側の建物が市庁舎。
イタリアに行ったときは、街の真ん中に教会があって、それを中心に街が広がっていましたが、ドイツでは市庁舎が中心みたいですね。
広場からすぐのホテルに泊まりました。Eisenhut、鉄カブトという名前のホテルで、看板もカブト。
この建物も中世のもので、昔はこの街のお金持ちが住んでいたお屋敷みたいです。さりげなく置いてある家具もアンティークで素敵でした。
さっそく街の探索へ。さっき入ってきたレーダー門とは反対側の西に向かって歩いていきます。
これはブルク門。この外側は、今はブルクガルテンという庭園になっていますが、1100年代にはお城があったそうです。
その後、城主はいなくなりましたが、城の近くに移り住んで来た商人たちの自治都市が、要塞都市の始まりだそうです。
やっぱりお城って、どうしても高台に建てたいもんなんですね(笑)
街中の売店でビールを飲んでひと休みした後は、中世犯罪博物館へ行ってきました。
用途を知りたくもないような、恐ろしげな拷問道具が展示されていました。興味深いのは、当時、自治都市であったこの街では、犯罪や争いが起きたときの解決方法も自分たちで決めないといけなかった、という点。街の有力者たちが相談して、ある程度民主的に決められていたとは言え、人権という概念もまだなかったであろう時代。
これは、魔女裁判にかけられた人が座らされた針の椅子。
身持ちが悪い女性(どういうこと?!)が入れられたという、内側に針のついた鉄の入れ物もありました。
おしゃべりな人、のんべえの人などが辱めのためかぶらされたマスク。
悪いことをすれば子どもでも体罰を受けさせられました。
いやー、現代に生まれて良かった―、と思いかけたけど、女性と子どもの人権がまだまだ低い国は、日本を含めて、たくさんあるのよねー。
むつかしいことを考えておなかがすいたので、日本語メニューがあるというレストランへ。フランケン地方の料理のメニューもあったんですが、このレストランではソーセージとザワークラウトという、わたしたちがミュンヘンで毎日のように食べている料理だけだったので、違うものにしました。
ポークフィレのマッシュルームソースがけと、ドイツ風うどん。
サラダがお皿に山盛り(笑)と、レバー入りのハムステーキ。
ローテンブルク、まだまだ面白いところが、たくさんありました。次回、またお伝えしますね。