2015年11月11日
なぜ「牛乳」は体に悪いのか
先日図書館で借りてきた本。
その中でも一番衝撃的だったのはこちら。
牛乳が体に悪いとする意見があるのはもちろん知っていました。
でも給食では牛乳が毎日出されるし
子供の栄養相談に行けば、子どもには牛乳を飲ませるように
言われるし・・・
何の疑問もなく、牛乳は健康食品だと信じていました。
だからわが家でも牛乳は毎週2パック以上飲んでおり
料理でも使うことが多くありました。
それなのに・・・
この本に書かれていることはかなり衝撃的です。
人類のほとんどの人種は「乳糖不耐」という
乳糖を消化できない体なのだそうです。
アメリカ政府はこれを知っていて隠ぺいしていたそうですが
近年ではアメリカの心臓協会が牛乳の摂取する量を
少なくするよう提唱しているそうです。
でも日本ではあまり表沙汰にはなっていませんね。
とても残念なことです。
ではなぜ牛乳をたくさん摂取することが体に悪いのでしょう。
この本ではこのような内容が書かれています。
第1章 牛乳の糖質は、消化器症状を引き起こしやすい
第2章 牛乳のタンパク質は、アレルギー体質を引き起こしやすい
第3章 牛乳の脂質は、心筋梗塞・脳卒中・ガンのリスクを高める
第4章 ミルクは赤ん坊を病気にかかりやすくする
第5章 牛乳はカルシウム源として不適切である
第6章 牛乳にありがちな風味の劣化と細菌の汚染
第7章 難病の原因は牛乳だった
第8章 事実を歪曲している牛乳の宣伝と報道
第9章 牛乳は青少年の精神面に悪影響を及ぼす
第10章 牛乳は完全栄養食品の名に値しない
このように章のタイトルを見ても衝撃的ですよね。
本に書かれていることをすべて鵜呑みにするのは
危険だと思いつつ、思い当ることが多すぎて
本の内容を疑う余地もなく、これまでの常識が
違っていたのだと思い愕然としてしまいます。
たとえば子どもによくみられる「小児再発性腹痛」。
私も娘も幼い頃によくあったことですが
午前中に多く原因不明の腹痛に見舞われるということ。
その原因は牛乳だというのです。
私は小学校の給食とたまに自宅で牛乳を飲むくらいでしたが
娘には牛乳をたくさん飲ませていました。
娘が幼い頃からちょくちょく悩まされていた
ちょっとした腹痛がもしかしたら牛乳のせいだと思うと
悔やまれてなりません。
そして思春期のニキビができる原因も牛乳の摂取が考えられること。
また乳幼児に与えるのはなぜ粉ミルクではなく
母乳でないといけないのかなども考えさせられます。
娘は3か月で断乳してしまったので、今の体の弱さがもし
そのことを引きずっていたらと思うととても残念です。
哺乳動物の乳というのは、その種の乳児だけを
感染から守られるようにできているため
ほかの哺乳動物の乳を飲ませてもうまくはいかないそうです。
また搾乳された牛乳には多量の女性ホルモンが含まれていて
これにより人の体にホルモンバランスの変調を引き起こし
乳がんや精子の減少になっていることも考えられるのだそうです。
怖いですね。
でも牛乳も乳製品も大好きなわが家で
いきなりそれらをなくすことはできず
せめて子供に毎朝飲ませるのはやめようと思い、
牛乳を使う料理の代わりに豆乳を使うようになりました。
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